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滋賀県私鉄巡りの旅(5) [旅行(関西)]

(前回からのつづき)

豊郷駅へ戻り、次の列車を待ちます。
隣はすぐ新幹線の高架です。
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線路の向こう側にはこんな絵が。さすがアニメの聖地。
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豊郷からは10分もかからず乗換駅の高宮へ。ここから多賀大社前まで行く短い支線が分かれています。
その支線へ向かうホームはこんな形。
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右がこれから乗る支線の電車です。ちょうど分岐点に駅があり、上から見るとホームが三角形になっています。たまに地方で見かけますが、結構珍しい形ですね。

多賀大社前までの間にある駅がこちら。
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その名も「スクリーン」。後ろに写っているのがその由来のSCREENという会社の工場です。この会社、名前の通りスクリーン(今はディスプレイ関連ですが)の製造会社かと思いきや、ほかにも有名なヒラギノフォントの開発会社でもあるんだそうです。

多賀大社前まではたった2駅7分。
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(写真撮るときに運転士さんが「前照灯つけましょうか」と言ってくれました。いや、そこまでしていただかなくても大丈夫です・・・)
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駅前には多賀大社の鳥居がお出迎え。多賀大社へはここから徒歩15分くらいです。
始めはほとんど人のいない通りでしたが(3連休なのに)、お土産屋さんが出てきて参道らしくなってくると、人も増えてきます。
参道を通り過ぎるかどうかのところまで歩くと、そこに正面の鳥居。
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そこを抜けるとこんな橋がありました。
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角度が急な反橋(太鼓橋)は、通行止めになっていることが多いですが、ここのはこの角度にして通行可です。なお、自信のない方は横にまっすぐな橋があるのでご安心を。

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境内はこんな感じですが、目を引いたのがしゃもじ型の絵馬。多賀大社のシンボルです。
「元正天皇の病気に際し、当社の神主が強飯を炊き、しでの木で作った杓子を献上、天皇はたちまち治癒されたと伝え、そのしでの木が現存する飯盛木で、杓子は「お多賀杓子」として有名です。」だそうです(多賀大社HPより)
境内の一角には、これもよくあるお稲荷さん。
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しかし名前が「金咲稲荷」(かねさくいなり)。いかにもお金が増えそうなお稲荷さんですね。お金が増えたと思ったらキツネにつままれていただけというのは勘弁願いたいです。

乗りつぶしの旅もラストスパートです。
(つづく)
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滋賀県私鉄巡りの旅(4) [旅行(関西)]

(前回からのつづき)

豊郷駅を降りた人を出迎えてくれるのはこちら。
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ネコミミ女子高生が飛び出している?
これはこの街ならではのデザイン。本来はこちら。
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道の両側の赤いシャツにオレンジのズボンのデザインの飛び出し坊や。滋賀県が発祥なんだそうです。
他にも街中にあるウサギとカメの石像(?)
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これらはすべてここに関係あります。
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豊郷小学校。はじめはここの町長が無理やり破壊しにかかったということで有名になりましたが、今ではマンガ&アニメ「けいおん!」の聖地として有名になっています。(ネコミミ女子高生はみんな大好きあずにゃんです)
中は一見普通の昔の小学校。
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現在は敷地内に新しい校舎が立っており、ここは町の施設(図書館・観光協会など)が利用しています。

ここまでは普通の学校ですが、観光協会が入っている棟がすごいことに。
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一角がけいおんグッズで埋め尽くされています。
フィギュア、小物、タペストリー、等身大POPに掲載誌まんがタイムきらら、果てはローソンのタイアップのぼり(どこから持ってきた・・・)。ファンでなくともその物量に圧倒されることでしょう。

校舎本館の唯一3階建てになっているところの3階にはこの部屋が。
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軽音部部室が再現されているこの部屋は本来会議室なんだそうです。
机や楽器がアニメ同様に並べられ、テーブルの上にはいつでもお茶会が始められるように食器が並べられ、ケーキまで準備済みです(もちろん食品サンプル)。
この場所は実はこの校舎の一等地。
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中央てっぺん!
さて、けいおん!でムギちゃんがどこでこのお茶会の準備をしていたのかの秘密が今明らかに(!?)
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すぐ隣に小部屋があり、そこに食器棚や流し台がありました。ついでにコスプレ衣装もあったので、徹底的にワンシーンを再現したければどうぞ(けいおん!の制服はありませんでしたが)。
この小部屋は唱歌準備室で、軽音部室と反対側の唱歌室(ちょっとした発表会ができそうなミニ講堂)へつながっています。
けいおん!の校舎でちょこちょこ出てきていた小物といえばこちら。
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階段頂上でウサギを見下ろしドヤ顔のカメ。
ウサギとカメの物語をモチーフにした像が階段に配置されています。

けいおん!の聖地巡礼はこれくらいにして、滋賀県乗りつぶしに戻りましょうか。

~おまけ~
町内の街灯。
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ウサギとカメに加え、広告欄にけいおん!と同じ書体で「とよさと!!」。

(つづく)
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滋賀県私鉄巡りの旅(3) [旅行(関西)]

(前回からの続き)

この日は、貴生川から近江鉄道で10分もしない水口駅まで。
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駅から歩いて15分程度のショッピングセンター前の新しいホテルでした。夕食はショッピングセンターに入っていたスガキヤでラーメン。地元の味です(?)

翌日、無料の朝食をサクッとすませ、近江鉄道の旅再開です。
昨夜降りた水口駅を明るい時間にもう一度。
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昔ながらの木造駅舎。どうも、明治の開業時から使われている駅舎のようです。

水口駅は無人駅(平日朝のみ有人)なので、本日使う予定のフリーきっぷは2つ目の日野で購入。ここで13分停車だったので、駅舎も見てみましょう。
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最近改修されて、中にはカフェが入っていますが、これも昔からある駅舎です。

ここで今回のきっぷをご紹介。
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左が近江鉄道と信楽高原鐵道の全線が乗り放題の「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」。1030円で全部乗れるのは超お得です。ちなみに、「びわこ京阪奈線」とは、信楽高原鐵道の信楽からJR片町線(学研都市線)の京田辺まで新線を敷いて、近江鉄道の米原から直通させようという構想のこと。できていない路線をきっぷの名前にするのも珍しいかも。(近鉄のけいはんな線とは関係ないです)
右が近江鉄道のフリーきっぷ「1デイスマイルチケット」。米原―貴生川間の片道運賃が1030円なのにそれより安いという不思議なフリーきっぷです。
HPで見たときはわかりませんでしたが、同じフリーきっぷなのに、大きさがこんなにも違いました。

水口から停車時間も含め1時間ちょっと。降りた駅はこちら。
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鉄道むすめが幅を利かせていますが、とある有名観光地の最寄り駅です。
何が有名なのかは次回・・・

(つづく)
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滋賀県私鉄巡りの旅(2) [旅行(関西)]

(前回からのつづき)

信楽高原鐵道はJR草津線との接続駅である貴生川から信楽まで14.7kmの路線。しかし、信楽の街が山を一つ越えたところにあるので、最初の1区間の山越えだけで9.6km走ります。その先は平地が広がり、終点までは約25分。
乗車した「SHINOBI-TRAIN」の車内はタヌキと忍者だらけ。
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マナーの呼びかけも忍者。
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つり革にも忍者。
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忍者に25分どっぷりつかった後は、タヌキに占拠された終点の信楽へ。
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駅前には巨大タヌキ(公衆電話付き)が鎮座しています。
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(たぬきタクシーが気になる・・・)

信楽の街には、信楽焼の窯元や販売店が多数存在しています。
これを見ると信楽って感じ。
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タヌキだらけです。
信楽焼はタヌキのイメージですが、カエルも結構見かけます。そういった置物ばかりが信楽焼ではないのですが、信楽タヌキの認知度は焼き物の中でもトップクラスでしょう。

駅前通りをまっすぐ歩いて突き当たるのがこちらの新宮神社。
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なんか狛犬の色が変わってるなぁと思い、近寄ってみてみると、
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なんと信楽焼の狛犬でした。さすが焼き物の街(ちなみに、鳥居の扁額も信楽焼だそうです)。

街中は窯元散策路が整備されており、窯元の煙突や並べられた陶器類を見ながら歩ける周遊路があるので歩いてきました。もっとも、時間が遅かった(夕方5時過ぎ)ので、ほぼ全て閉まっていましたけどね。
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登り窯もあります。
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約1時間半の滞在で貴生川へ折り返し、本日の宿に向かいました。

(つづく)
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