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イオンの「レジゴー」(アプリ版)体験記 [日常]

たまには旅行と全く関係ない記事というのもいいでしょう。

皆さんご存じ総合スーパーのイオンの一部店舗に、レジゴーというシステムが導入されています。
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レジで商品をスキャンして計算し、支払いをするという従来の方法と異なり、買い物中に各自スキャンをしてもらい、レジではそのデータをもとに会計をするだけというもの。
わざわざ自分でスキャンするのが面倒とお思いでしょうが、それさえやってしまえばレジに並ばなくて済むので、非常に便利です(レジゴー専用レジは、混んでもすぐに人がはけます。そのスピードは段違い!)。
システム自体は店舗備え付けの端末を使用する形で昨年から導入されていたのですが、とうとう先月、個人のスマホ(iPhone,Android)で使えるようになったということで、Androidスマホで試してみました。

先ほどの画像が起動時の画面。スタートを押すと、まずは店舗選択画面が表示されます。
store.png
備え付けの端末はすでに店舗に紐づけられているのでこの操作はありませんが、個人スマホの場合はGPS(かな?)で検出された店舗から選択することで紐づけるようです。

ここからは店舗備え付け端末とほぼ同じ操作です。
買い物前のホーム画面がこちら。
home.png
使い方がわからなければ、右上の操作方法をタップすれば表示されます。
info.png
が、ほぼ直感的に操作できるので、読んだことはありません(スクショ用に開いてみた)。

画面下方の「スキャン」をタップすると、カメラが起動するので、商品のバーコードをスキャン。
scan.jpg
このカメラの感度が備え付けの端末より非常に高く、これまでのようにちょっとコツをつかむ必要がないのはうれしいですが、これは端末にもよるのかも。
(あまりに感度が高すぎて、画面に入るや否やすぐに読み取るので、上の写真はバーコードが入らないようにして撮りました…)
バーコードのない商品の場合は、画面中央一番下の「バーコードのない商品」をタップすると、こんな画面が現れ、
non-code.png
手動で個数を指定して追加できます。

お買い物途中はこんな感じ。
shopping.png
これまでと何ら変わりませんね。
各商品の右上の「×」をタップすれば削除できますし、金額の下のプルダウンで個数選択ができるので、同じものをたくさん買うときはこちらが便利かも(2つくらいならスキャンしたほうが早い気もします)。

買い物が終わったら、右下の「お支払い」をタップしてお支払いへ。
すると、こんな画面になるので、
pay.png
「お支払いに進む」でカメラが起動し、
payscan.jpg
レジ横の二次元コードを読み込めば、レジに情報が転送されて会計が可能になります。
お支払いへ進みますの確認画面が面倒くさいというときには、商品をスキャンするときと同じ「スキャン」をタップしてカメラを起動させ、その状態でレジ横の二次元コードを読み取ると先へ進めるという裏技もありますが、最近は試していないのでできるのかな?(※1)

このシステム、ここまではいいのですが、会計時にアプリクーポンの読み込みができないのが難点。せっかくクーポンはバーコードになっているので、レジで読み込めるといいんですけどね(現行は店員さんお呼び出しで対応。入力してもらいます)。

レジへの転送が終わるとこの時点でチェックコードが表示されます。
2dcode.png
備え付け端末の場合は会計後だったような気がしますが、どうでしたっけ?

会計は通常通り、画面に従って進めます。店舗によっては非接触のパネルを用いているので、タッチパネルに触らずとも会計可能。すごい。

会計後にこの二次元コードを、レジ出口付近にある読み取り機にかざして会計終了。
ちなみに、この画面下にある「送信明細を見る」をタップすると、こんな画面が見れます。
receipt.png
レシートが出るので特にいらないのですが、将来電子レシートを実装するのかな?

ということで、一連の流れを試してみました。
これまでの店舗備え付け端末の利用と比べると、
メリットとしては、
・備え付け端末が出払っていてもレジゴーの利用が可能(混んでくるとたまにある)
・買い物の際のバーコードスキャンがスムーズ
デメリットは特にありませんが、しいて言えば
・自分のスマホの電池を食う
くらい?

今後の要望としては、
・クーポンが配信されるイオンお買い物アプリとの連携(クーポン使用)
・スマホ上で決済完了できるシステム(WAON読み込みとか。専用レジにすら並ばなくて済むかも)
・電子レシートの導入(私は使わないと思うけど、ほしい人はいるかも)
くらいでしょうか。
まぁ、あまり機能を盛り込みすぎで重くなるのもアレなので、今くらいがストレスなく使えていいのかもしれません(現在のアプリは超軽い)。

2番目のスマホ上の決済は、店舗外でもアプリを使えてしまう(あまりに遠いとどうなんだろう(※2))ので、間違って決済しないように搭載しないという考えもありかもです。
また、最後の電子レシートは、特に必要性は感じないのですが、今回のこのレシートを見ると、邪魔だと感じる人がいると思って…
DSC_0064.JPG
長さ約30cm!
たった9品目なのですが、感謝デー5%引き、アプリクーポン、オーナーズカードにWAONという、二重三重の重ね掛けでこのような長大なレシートが出来上がります…

以上、イオンでのお買い物の話でした。
(個人で勝手に書いているだけで、誰かからお金もらって書いているわけではありませんよ!(笑))

(2021/7/4追記)
店舗備え付けの端末は、開店直後と閉店直前は使えないようにされているのですが、じゃあアプリ版なら使えるのかと思って起動すると…
outtime.png
だめでした。この時(閉店直前)はまだ備え付け端末は使える状態だったので、アプリのほうが早めに使えなくなるようです。

(※1)
現在の仕様では、「お支払い」からでないと二次元コードを読み取らないようになっていました
(※2)
店舗のないところでアプリを開いてスタートを押すと、こんな画面が出てきました。
outarea.png
店舗から離れた場所では使えないんですね。
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近場で富士山と新幹線を見たい [日常]

富士山と新幹線といえば、富士川を渡る新幹線の背景に富士山がそびえるという構図はあまりにも有名ですが、富士山は案外遠くから見えるもの(茨城からだって見えます)。となれば、新幹線と一緒に富士山が見れる場所もあるんじゃないかということで探したところ、こんな場所がありましたというお話。

場所は横浜市内。横浜駅からバス一本で行ける、梅の木というバス停付近です。相鉄の西谷駅も至近。
そこに、いかにも富士山見えますと言わんばかりの神社があります。その名も富士山神社(そのまま)。
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ここから登っていきます。

といっても、途中ずっと民家があるような道なので、特に山道というわけでもありません。
境内はこんな感じのこじんまりとした神社です。
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この画像の反対側に富士山が見えるのですが、ちょうどこの丘を新幹線がトンネルで抜けているので、いい塩梅にツーショットが狙えます。それがこちら。
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こんなツーショットが撮れます。まぁ、冬でもよほどすっきり晴れないとくっきりとした富士山を見るのは無理でしょう。ちなみに、下り列車は防音壁で邪魔されるので、狙うなら上り列車がおすすめです。
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横浜の穴場スポット [日常]

横浜と言えば赤レンガ倉庫。
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しかし、その裏手に風変わりな無料スポットがあることはあまり知られていないかも。
裏手といえば当然海ですが、そこにあるのは海上保安庁の施設。
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横浜海上防災基地です・・・が、右のほうにドーム型の、周りとは形の違う建物がありますね。
それがこちら。
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その名も工作船資料館。正式名称を海上保安資料館横浜館と言いますが、通称のほうがズバリそのままでわかりやすい・・・

で、その工作船とは何か。海上保安庁と工作船と言えばピンと来る人も多いとは思いますが・・・
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入り口を入ってドーンと目に飛び込んでくるのがこちら。これが工作船です。
ニュースなんかでは不審船と言われてたこともありましたが、つまりは北朝鮮のスパイ用船舶です。

こんな船が日本近海をうろうろして悪いことを企んでいるので、それを監視するのが海上保安庁の仕事の一つです、ということを知らせる広報用の施設ですね。
ちなみにここにあるのは本物の工作船。実際に巡視船と工作船が交戦した際、工作船が自爆して沈没したのを、頑張って引き揚げたものです。
その証拠にほらこちら。
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自爆スイッチなんてものが見つかったそうです。そのほかにもロケットランチャーやら機関銃やらがこれでもかと展示してあります。
その中でも目玉(勝手にそう思っている)はこちら。
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右の虫眼鏡の中。北朝鮮上層部はみんなつけてるという本物の金日成バッヂ。本物が間近に見られるところもそうないはず・・・

そのほかにも、当時の交戦の映像や、上陸用小舟なんてものが展示されています。
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普通の小舟に見えるけど、エンジンの数がおかしい!

この施設、平和ボケしている方々にはいいお薬となりましょう(笑)

日本橋かけ足レトロめぐり [日常]

先日、東京駅に行った時のこと。
約束の時間まで2時間、何をして過ごそうかと、駅構内や地下街をふらふらすること1時間。八重洲口のグランルーフ2階で「硬券配布所→」なんて看板を発見。どうも、10/10から11/3まで「東京駅~日本橋昭和レトロめぐり」なるイベントを行っているらしく、その一環らしいです。
で、レプリカ硬券を1枚もらって台紙を見ると、全部で6枚あるらしい。こうなったら全部集めないわけにはいきませんよね。というわけで、残り1時間で硬券をコンプする駆け足の旅に出たのでした。

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出発地東京駅↑(写真は別の日の撮影)
まずは1階に降り大丸の案内所で2枚目をゲット。そして地下に降りて八重洲地下街の案内所で3枚目をゲット。この間約10分。東京駅エリアはこれで終了です。

さて、ここから日本橋エリアに向かうのですが、案内マップには徒歩10分と書いてあります。でも、少しでも時間を節約したいので、ちょうどやってきたコレに乗ります。
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メトロリンク日本橋。日本橋エリアを無料で巡回しているバスです。これに乗って一路日本橋へ。
といっても、すぐ着くんですけどね。
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ここでは三越の1階案内所とコレド室町地下案内所でそれぞれ硬券がもらえます。
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日本橋三越↑。レトロですね。

さて、最後の配布場所、高島屋に向かおうとしたら、コレド室町の横にこんなのが止まっていました。
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「都電ラッピングトロリーバス」だそうです。かつて走っていた都電の色にラッピングされた、アメリカンなトロリー風バス。どうも無料で乗れたようですが、時間がなかったので発車を見送るだけにしました。イベント期間中のほとんどの土日に運行されるようです。(トロリー(架線)の要素がどこにあるのかは突っ込んではいけませんか?)

早足で歩いて、最後の配布場所、高島屋。細い道路に面したところに、こんなものがありました。
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東京メトロとだけ書かれた看板。すんごくレトロな感じがするのは私だけでしょうか?営団時代はなんて書かれてたのか気になるところです(「地下鉄」かな)。

高島屋から、八重洲の飲み屋街を突っ切って、東京駅に戻ってきました。ちょうど1時間ぐらい。いい暇つぶしになりました。
集めた硬券がこちら。
(表)
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左の日付は、それぞれの施設に関連する出来事の日付です。説明書きは台紙にちゃんと書いてあります。
地紋もそれぞれ違うというこだわり。
(裏)
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各社のマークなどが入っています。
で、これらを台紙に入れるとこんな感じ。
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(↑画像クリックで拡大)
やっぱり台紙があるならコンプしないとね(笑)。

ちょうどよく時間がつぶれたところで、目的地に向かうため丸の内口へ。
そこからまたまた無料のシャトルバス「丸の内シャトル」に乗りましたとさ。
まさか、バス停がビルの車寄せにあるとは思ってもいませんでしたわ。
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(↑丸の内シャトル「日経ビル」停留所)

とある図書館のフィギュアたち [日常]

近所の某市立中央図書館の展示スペース。
何もないなと思っていたら、アニメキャラのフィギュアが突然お目見え。
その後じわじわ数が増え、今では・・・
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なんと11体
せっかくなので、右からじっくり見てみましょう(すべて右からの順で記載しています)。

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木之本桜(「カードキャプターさくら」)と真鍋和(「けいおん!」)

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木下秀吉(「バカとテストと召喚獣」)と羽川翼(「化物語」)

ガラスの縁に被ってしまいましたが・・・
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村上文緒とクロエ・ルメール(共に「ガールフレンド(仮)」)

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小牧愛佳(「ToHeart2」)と長門有希(「涼宮ハルヒの憂鬱」)と千石撫子(「化物語」)

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長門有希(「涼宮ハルヒの憂鬱」)と綾波レイ(「新世紀エヴァンゲリオン」)

はじめは、誰かの趣味で何の脈絡もなく置いているだけだろうと思っていましたが、よくよく見るとちゃんとした共通点がありました。それは、
「本を持っていること」
(この角度では見えませんが、2枚目の羽川翼は、後ろ手に本を持っています。また、いちばん右、木之本桜の持っているものは、どちらかと言えばカードセットですが、作中でも「本」って言ってますし・・・)
そうか、ここは図書館ですもんね。

知らないキャラをフィギュアの特徴だけで調べるのは大変だ・・・

コミックマーケット88のその他のネタ [日常]

コミックマーケットといえば、その人の数がよく話題になりますね。
その大勢の参加者を捌くため、りんかい線、ゆりかもめ、都バスの各事業者は、臨時ダイヤで臨みます。
今回はサークル参加だったのでじっくり眺めることはできませんでしたが、行き帰りに見た光景でも・・・

はじめは「りんかい線」。こちらは名物、国展25km/hの制限標識。
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数年前(こちら)は、昼前後2時間は制限がかかっていませんでしたが、今では始発から閉会後人がはけるまでずっと制限がかかるようです。電車の25km/hって、乗ってると結構ゆっくりですよ。
ちなみにこの看板を留めているクリップにも「コミケ」と書いたテプラが貼ってありましたが、もしかしてコミックマーケットが提供しているの?

こちらは「ゆりかもめ」。新旧2編成のすれ違い。
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ロングシートの新型車が増えてきて、若干は混雑はましになった?
実は私は、コミケに行くのにゆりかもめは使ったことありません。値段の割に遅いですし、お台場も経由するため混雑がひどそうなイメージがあるのです。平時でも混んでいるというのに・・・。そもそも車両のキャパも小さいですし。

最後は「都バス」。
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いろんな系統が出入りしていますが、コミケで最も有名と思われるのが「東京駅八重洲口―国際展示場」の急行バス。ノンストップで結びます。道路が込むと時間はかかる(帰りに乗ったら40分)ものの、210円(ICカードで206円)なのでお財布にやさしいです。しかも、たまにDJ運転手がいるという・・・(一度あたってみたいなぁ)。
今回、17:30ちょっと前に国際展示場を出るバスに乗ったのですが、すでに人は少なく余裕の着席。それもそのはず、次のバスが終車でした。
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この写真を撮るまで、表示をそのままにしておいてくれた運転手さん、ありがとうございます。笑顔が素敵でした!

そんなこんなで、コミケの交通よもやま話でした。

センター試験を解いてみた2015 [日常]

以前(こちら、3年前ですが)もやってみたセンター試験。今年も試しに解いてみました。

ちなみに、前回3年前の成績がこちら。
英語:166点
国語:143点
数学ⅠA:82点
数学ⅡB:58点
生物Ⅰ:89点
化学Ⅰ:63点
地理B:79点

今回は、英語、国語、数学ⅠA、生物、化学、現代社会を解いてみました。
数学ⅡBはぱっと見もう手も足も出なかったのでパス(^^;)、地理は手元の新聞に載っていなかったので、代わりに現代社会を解きました。
現代社会については現役の時、2日目最後に公民があったので遊びで現代社会を解いて帰ったら、本命の地理より成績が良かったということがありましたっけ・・・

で、今回の成績はこちら
英語:145点
国語:141点
数学ⅠA:67点
生物:64点
化学:62点
現代社会:88点

~講評という名の言い訳~
英語は特に文法がダメダメですね。通じりゃいいんだよ通じりゃ(笑)
国語は3年前とあまり変わっていませんが、やはり記憶が頼りの古文漢文で大量失点。
数学ⅠAは・・・これ以前とずいぶん範囲変わっていませんこと?何ですかあの株価チャートの横倒しみたいなの!
生物、進化の話は地学だと思うの・・・。いや、もう専門分野でさえ記憶が怪しくなってる。これが一番ショック。
化学はまぁもともと苦手だったのでそんなに変わらなかったかと。まぁ、当然現役時代より20点以上落ちていることには変わりないんですが。
現代社会、これはほぼ常識で解けますからね。点数も現役の時とほぼ一緒。

現役時代から約10年、いや、もうついていけないかも・・・

いろいろ初体験の選挙2014 [日常]

昨日は総選挙でしたね。衆院選(小選挙区・比例)、最高裁国民審査、県議会選と、まぁ4枚も投票用紙を書いたのも初めてでしたが、そのほかにもいろんな初体験をしてきました。選挙なんて数年に1回しかないので、貴重な社会科見学です・・・

投票開始は午前7時。ちなみに投票所は今回全国で48,620ヶ所だったそうです。そんなにあるのか・・・
というわけで、朝6時50分に投票所へ。1番乗りでした。
投票所に1番乗りすると、俗に「零票確認」と言われる、「投票箱に何も入つていないことの確認」(公職選挙法施行令第34条)ができます。初体験!前回他の選挙区で5分前に行ったら2番目で悔しい思いをしたので、今回は10分前に行ってみたのでした。
投票所で空の、しかも鍵が開いた状態の投票箱を見ることができるのはこのときだけ。選挙管理委員会間の違いなのか、この零票確認の後に、確認した旨のサインを求められるところもあります。まぁ、それだけと言っちゃぁそれだけ。
ちなみにこの投票箱、鍵を2つかけますが、これも先述の公職選挙法施行令に書かれていること。あと、記載台は他人から見えないようにすることなんかも書かれています。
選挙管理委員会間の違いと言えば、本人確認や投票用紙の交付方法もそれぞれ違うんですね。本人確認は今回無きようなもの。投票所入場券を示せば氏名確認でおしまい。これまでは誕生日を答える形式だったので、本人確認として最低限のことはやってるなという感じだったのですが・・・。投票用紙もこれまで機械で1枚ずつ出てくるものしか見たことなかったので、それが当たり前と思っていましたが、今回はドンと積んであるところから1枚ずつ取って渡す形式。いたって原始的。無駄に機械に金かけるよりはいいとも考えられますかね。

投票を終えて帰ろうと出口を出たら、A新聞の腕章を付けた人がアンケートに来ましたよ。出口でやるから出口調査。はじめてやってるの見ました。本当にやってるんですね(笑)。
アンケートはA4の紙1枚で、選択肢に丸を付けるもの。誰に投票しましたか、どの党に投票しましたかに加え、普段の支持政党はどこですか、アベノミクスは成功していると思いますか、生活はよくなりましたかなどの世論調査もちゃっかり。これを集計して「アベノミクスが成功していると思っている人の何割が自民党に投票しています」なんて報道ができあがるのかな?
あと、私の書いた用紙だけ色が違ったんですけど、なんか意味あるんですか?

投票をしたので、せっかくなんでこの投票用紙がどうなるのか追いかけましょう。
ということで夜8時前、選挙区内の開票所にやってきました。お初です。
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開票所は誰でも見ることができます。ちなみに開票所は今回全国で1,978ヶ所だそうです。
開票は夜8時から。あれ、投票が夜8時までじゃなかったっけと思う人も多いでしょうが、ニュースでもよく「『一部の投票所を除き』夜8時まで」って言っていますよ。まぁ、その「一部」が今回17,107ヶ所。実に全投票所の3分の1を超えているわけですが・・・
それはともかく開票の流れを説明!
運ばれてきた投票箱は、開票開始の合図とともに鍵が開けられ、机の上にバサーッ。
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まずは総出で票を仕分けます。各人が候補者数プラス1のトレイを持っていて、それぞれの候補者の票と疑問票とに分けます。疑問票とは、余計なことが書いてあったり、何が書いてあるかわからなかったり、同じ苗字の候補者がいるのに苗字しか書いてなかったり、白票だったりと、とにかくイレギュラーな票のこと。これの行先については後ほど。
仕分けの後ろでは、開票立会人が、空になった投票箱を確認しています。
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得票に明らかな差があれば、この時点で各人が仕分けた票の厚みを見ることでだいたい誰が当選したかまでわかってしまいます。そのため、見学に来ている人(参観人という)のなかには、双眼鏡でのぞいている人もいます(何と測量機でのぞいている人までいました!)。

仕分けられた票は隣の机へ。
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こちらは点検係。仕分けに間違いがないか確認しているみたいです。比例代表ではなんかでかい機械(自書式投票用紙読取分類機・・・手書きの投票用紙を仕分けしてくれるすぐれもの。ただ、仕分けの原理を理解していないと思わぬ落とし穴にはまってのちのごたごたにつながることも)を使っていました。
確認が終わったら、今度は数えます。
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計数係。銀行でお札を数える機械の投票用紙版のような機械(計数機)で票を数えていきます。間違いのないように2回通し、200枚ずつにしていました。たまにご機嫌ななめの機械もあるようで、詰まることも・・・。その200枚を横に座っている括束係が輪ゴム留めしていきます。

輪ゴム留めされた投票用紙は、いくつかまとめて開票立会人のもとへ。
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3人がOKのハンコを捺しています。はじめはパラパラ見ていたのですが、どんどん来るので次第にハンコを捺すだけの流れ作業に。中身どうこうより、ちゃんとした手続きを経て開票されたものですよという意味が強いのかもしれませんね。
3人のハンコが捺された投票用紙は最終的に選挙長(そんな人居るんだ・・・)のもとに集められていました。
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ここに集計係がいて、最終的に集計を行っているみたいです。

括束係の横に、ちょっとまったりとした雰囲気の机がありました。
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ジャッジメントですの(笑)。審査係です。仕分けで疑問票とされた投票用紙はここに集まってきます。
それぞれの投票用紙を見て、たまには選挙公報とにらめっこしながら、誰に投票されたものかをここで判断していきます。誰だかわからないけど無効票でもないというものは、各候補者に按分したりもします。それが得票数に小数点以下が出てくるワケ。
雰囲気はまったりしているように見えますが、数票差で当落が決まるような激戦になると、ここの判断基準で後々もめることになるという、ある意味もっとも責任の重い係かもしれませんね。

さすがに開票終了までいることは無理なので、1時間ほどで会場を後にしました。

せっかくの選挙なので、零票確認、出口調査、開票所参観と、いろんな初体験をしてみました。選挙というと単に票を入れて数えるだけの単純な作業に見えますが、いろいろと調べてみると楽しいもんですね。
(投票所数などのデータは、総務省HPより)

イオンの無料バス・シャトルバス(2014年11月データ) [日常]

かれこれ4年前に、イオン・ジャスコの全店舗のアクセスバス状況を調査したデータを載せました(こちら)が、そのページ(だけ)が妙にアクセス数が多いので、放置するわけにもいかず、若干改良して更新してみました。
バス路線は改廃が容易なので、いつの間にかに路線が変わっていることがよくあります。

今回は2014年11月中旬の調査によるデータです。
今回は、イオンが運行にかかわっているものに限定したので、一般路線バスの乗り入れについては調査しませんでした(きりがない・・・)。また、駅(近く)に行かないものについても調査の対象外です。
改めて勝手に使った用語の解説をしておくと、

バスの種類
無料送迎:無料で乗れるバスです
有料シャトル:駅からイオンまで直通、もしくは途中で止まるけどイオンとの間しか利用できないバス

特記欄に色々と「~前発」と書いてありますが、このような無料送迎バスはバス停を持っていないことが多々あり、乗車地の目印として周辺施設の名前がHPで記されているため、一部それを書いてみました。また、場合によっては「手を上げて合図してください」というところもあるようです。

以下全データ(地域別、画像をクリックして拡大して見てください)
北海道・東北
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関東
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中部以南
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(この内容を元に現地に行って情報と違うじゃないかといわれても責任は負いかねます・・・)

上野博物館めぐり(3) [日常]

(前回からの続き)

西洋美術館の次は、東京国立博物館。
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ここは広い敷地に本館、東洋館、平成館など、数多くの建物が点在しています。この日は常設展が無料ですが、通常でも常設展すべて合わせて620円。安い・・・

本館は主に日本の歴史に関する展示、
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東洋館は中国・朝鮮を主に、東南アジアやインド、ペルシャなどの展示、
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平成館は特別展と日本の考古についての展示です。
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教科書で見たことあるような展示がたくさんあります。
少し離れたところには法隆寺宝物館なんてのもあり、
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これまたいろいろ並んでいます・・・

本館の裏には日本庭園があります。
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年2回ある開放期間か、月数回開催されるガイドツアーに参加すると中まで入れるそうです。

この日は夜の8時まで開館していましたが、そこまでいると帰るのが遅くなってしまうので5時頃で引きあげてきましたとさ。

(「上野博物館めぐり」おわり)

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