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名古屋市内のマイナー路線~城北線~ [旅行(中部)]

名古屋市内にありながら、おそらくほとんどの市民に認識されていないだろう路線が、今回紹介する東海交通事業城北線。
JR東海の子会社である東海交通事業という、駅業務や自販機の設置なんかをやっている会社が運行する路線なのですが、「鉄」な人々の間では有名な路線です。

近くにあるとなかなか乗らないというわけで、これまでずっと放置していたのですが、ちょっと時間が空いた時に乗ってきました。

ということで、やってきたのは中央線の勝川駅・・・
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から外を歩いて、遠くに見えてきた・・・
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城北線の勝川駅です。
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中央線の勝川駅からの距離と言い、この屋根のない階段と言い、この路線の扱いがよくわかる光景です。
さらに、階段を登った後の長い通路を通り、ようやく城北線の車両とご対面。
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ここまで約500m。東京の地下鉄でもなかなかない乗り継ぎ距離です。

車両は最近めっきり見なくなったキハ11。しっかりヘッドマークがついています。図柄は名古屋城のシャチホコで、ここでしっかり名古屋アピール。
ホームからは、近くを通過していく中央線の列車が見えます。
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勝川を出ると、春日井市から名古屋市を通り、清須市の枇杷島駅まで所要時間16分。短い路線ですが、景色がいいのがこの路線の特徴。
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遠く名古屋駅のビル街が見えます。
なぜにこんなに景色がいいかというと、この路線の「鉄」な特徴がこちら。
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全線複線非電化高架線。非電化だから頭の上もすっきりしていますし、隣に高速道路があるので北側はほとんど見えませんが、高架線なので南側(名古屋市中心部側)の眺望は完璧なのです。
なお、複線ですが、日中は1時間に1本、1両の車両が行ったり来たりするだけなので、すれ違いはありません・・・
またこの路線、途中で名鉄と2か所で交差するのですが、それらの駅もお互い500m以上離れていたりするので、そもそも乗り換える人は皆無。
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(小田井駅にて。右上は名鉄犬山線、左下に見えるのは地下鉄鶴舞線)
しかも、名古屋市内の沿線には、都心に直通する市バスが走っているので、そりゃこの路線は市民に認識されませんよね。

終点は、東海道線の枇杷島駅。
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唯一まともに乗り換えられる駅です。とはいえ、枇杷島駅は普通しか止まらないので、やはりこの城北線の扱いが・・・

周辺住民にしても、旅行者にしてもあまり使う意義が感じられない路線ではありますが、動く展望台と考えて乗車するのは、それはそれでありかもしれませんね。夜景なんかもよさそうですし。
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伊豆半島にスガキヤを食べに行く旅(2) [旅行(中部)]

(前回からの続き)

さすがに暑いので、バスで修善寺駅に戻ります。
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修善寺駅までは10分足らず、220円也。

ここから伊豆箱根鉄道に乗り込み、2つ目の大仁駅で下車。
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ここから歩いて10分くらいの、大仁アピタに入っているスガキヤが最東端なんだそう。
10分歩くのもキツイ暑さのこの日でしたが、スガキヤラーメンが食べれるならこの暑さなんて気になりません・・・?(いや、どっちにしろ暑いのは変わりませんわ)

アピタの裏にはこんな岩場が。
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目立ってるし、何か観光名所にでもなってるのかな?

というわけでやってきた大仁アピタ。その中のフードコートにスガキヤは入っていました。
ようやくご対面。
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320円の半額で160円。たった160円分の割引券を使うために、はるばるここまでやってきたのでした。
はたから見ればバカですが、なんと言われようと悔いはありません。

暑い日にラーメンであったまり、さらに暑い中を駅まで汗だくになりながら歩いて戻りました。
これで目的は達成したわけですが、せっかくなのでもう一か所有名なところに行っておきましょう。
で、下車した駅が伊豆長岡。世界遺産に登録された韮山反射炉の最寄り駅です。ちなみにここで言う反射炉とは、江戸時代に製鉄用に作られた炉のことで、この韮山反射炉は実際に稼働した反射炉で唯一現存しているものだそうです。
最寄り駅ではありますが、距離は直線距離で1.5kmほど。歩くと30分程度はかかります。でもその距離を炎天下の中歩き、到着。
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雲がなければこのアングルから富士山と一緒に眺められるのですが、この日は雲に隠れていました。

さて、またまた歩いて伊豆長岡駅に戻り、もう一か所だけ寄り道します。
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↑伊豆長岡駅。世界遺産とタメを張るラブライブ・・・

(つづく)
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伊豆半島にスガキヤを食べに行く旅(1) [旅行(中部)]

スガキヤと言えば、ラーメン。スガキヤラーメンと言えば、中部のソウルフード(と思ってる)。たまに無性に食べたくなるものです。その半額券が手元にあったものの、関東に住んでいると使う場所がない(関東には店舗がありません(2018年現在))。
スガキヤHPによると、最東端の店舗は伊豆にあるのだとか。そうとなれば、まだ乗ったことのない伊豆半島の鉄道とからめて、伊豆にあるスガキヤまで行ってきましょう。

東海道線に乗り、まずやってきたのは伊豆箱根鉄道駿豆線の三島駅。
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ここで駿豆線の一日乗車券(¥1,020)を買って乗り込みます。
乗る列車は、まぁ、さっき東海道線のホームから見えていたんですが、破壊力抜群のこの列車。
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全面ラブライブラッピングの電車です。ここ周辺はアニメ・ラブライブの舞台ということで、ラッピング電車やラッピングバス、果ては痛車レンタカーまであるという、町挙げてラブライバーを歓迎しているようなところ(?)です。中はこんな感じ。
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キャラのパネルがあったり、つり革がキャラのイメージカラーに合わせて(←たぶんそういうことだよね?)何色かあったりといったところ。

30分ちょっとで終点の修善寺駅に到着。
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修善寺温泉まで行くかどうか悩みながら電車の撮影。
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でもせっかくなので、観光もしましょう。

ということで、歩いて修善寺温泉へ。だいたい2.5kmほどあるようで、バスも30分おきくらいで出ているんですけどね。
途中、こんなバス停があったり。
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「うなり石」ホラーかな?
植栽が修善寺になってたり。
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でも、案外大きい道だったので、ちょっと歩くには退屈かも。

だいたい30分くらいで修善寺温泉に到着です。
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この川の中に温泉のある光景が修善寺のポイント。足湯になっています。
周辺にはこんな竹林の小径や、
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修善寺温泉の名前のもとになった修禅寺(なぜか字が違うんです)があります。
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この修禅寺の水場(手水舎とか言うんですって?)、温泉地らしく、なんと温泉!しかも飲めちゃいます。

そろそろ昼なので、目当てのスガキヤにでも向かいますか。

(つづく)
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日本海側私鉄の旅(12) [旅行(中部)]

(前回からの続き)

最後に、北陸鉄道浅野川線(北鉄金沢―内灘)に乗るため、歩いて金沢駅を目指します。
その道中も、車道は渋滞、歩道も大混雑。
途中にいた警備員さんに、金沢駅まで行きたいんですけどと言ったら、「この先の道はまともに歩けないから通らないほうがいいですよ」と言われる始末。でも何があるのか知りたいんで混雑へ突撃。
金沢の繁華街、香林坊ではこの様子。
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交通規制した車道の両側に人があふれています。
途中にあった横断幕を見ると、「金沢百万石まつり」の最終日だったようです。
車道には「パレード終点」とかの立て看板。加賀百万石にちなんだ武将パレードとかがあるのかなと思っていましたが、どうも客層が老若男女、雑多すぎる。中学生だけのグループがそういうのを大勢見に来るのも不思議ですし・・・と、人並みに揉まれながら徘徊していると、答えが見つかりました。千葉の夢の国からやってきたネズミさんたちが行進するとのことです・・・。なぁんだ、それならどうでもいいやと、さっさと裏道に回り込んで金沢駅を目指します。

人混みに揉まれたせいもありましたが、意外と金沢駅は遠く、たっぷり1時間かかりました。
駅はこちら。
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先ほどの混雑とは別世界の地下駅です。ただ、JRをくぐる前に地上に出るので、なぜわざわざ地下にしたのかよくわかりません・・・
電車も少数の子供連れが乗っている程度でのんびりムード。
途中、割出(わりだし)という駅があるのですが、その少数の子供たちがみんな「わりばし」と連呼していました。この地域のローカルネタですか?(笑)

20分もかからず、終点の内灘に到着。
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小さいながらにおしゃれなつくりです。
周辺は住宅街に町工場が少々。ちょっと歩けば海もあるのですが、そんなに時間がないのですぐに折り返します。
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金沢にはお昼前に戻ってきました。
せっかくなので、金沢駅に来たらこれを見ましょう。
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金沢名物巨大な門。正式には「鼓門」と言うそうです。
駅との反対側には、時刻や文字を表示する噴水がありました。
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さて、お昼ですし、駅弁を買って電車に乗りましょう。
もう帰るだけなので、初めての北陸新幹線で帰ってきます。
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E7系かW7系かは知らない・・・
買った駅弁は、富山名物「ますのすし」でした。
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(金沢でも売ってた・・・)

飯山とか上越妙高とか、よくこんなところに新幹線の駅を作ったなといった立地の駅を過ぎ、東京までは約3時間。北陸ってこんなに近かったですっけねぇ。

あとは家まで帰るだけ。でも、途中で変わった列車が見れたので、それを紹介して終わりにしましょう。
東京駅在来線ホームに行くと、発車案内に「JR」とだけ書かれた表示が。やってきたのはこちら。
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185系の修学旅行列車です。車内には小学生がたくさん乗ってました。
そして横浜駅ではこちら。
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幸福の黄色い電車です。西武カラーの京急1000形。これ1本のみのレアものです。

(「日本海側私鉄の旅」おわり)

日本海側私鉄の旅(11) [旅行(中部)]

(前回からの続き)

JRの西金沢駅の前に、北陸鉄道石川線の新西金沢駅があります。
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「新」と付くけど、JRよりはるかにぼろいです・・・
ここから、2両のローカル線に乗って終点鶴来(つるぎ)を目指します。
北陸鉄道では、金沢で有名な金箔にちなんで金色の一日乗車券(石川線・浅野川線共通1000円)を出しており、それを購入。
実はこの日は土休日で、各路線ごとの土日祝日限定一日乗車券をバラバラに買ったほうが安くなり(900円)、実際駅員さんにもそちらを紹介されたのですが、旅の記念にと思い通常の一日乗車券を購入しました。ちなみに、土休日は通常新西金沢駅に駅員はいないのだそう。金沢でイベントがあるから今日は特別とのことでしたが・・・イベントって何だろう。

こじんまりした駅をいくつも通り、約30分で終点鶴来に到着。
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なかなかに風格のある駅です。
この先には、最近(2009年)廃止された廃線跡があるとのことなので、時間もあることですし行ってみました。

鶴来―加賀一の宮間が廃止されたのが2009年の11月。この区間たったの2kmほど。これだけ廃止する理由は何だろうと思いながら、旧加賀一の宮駅に向けて歩きます。
昔ながらの街並みを抜け・・・
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右に水路が寄り添うと、ついでに廃線跡もくっついてきます。
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この用水路のレンガ積みは、七個用水給水口。なんか立派な取水口ですね。ものすごい勢いで水が流れているのに、音はほとんどしないというのが逆に怖いです。

その廃線跡は、草でも刈ればすぐにでも電車が走ってきそうな雰囲気。
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架線柱どころか、架線そのものまでそのままです。
そしてこちらが終点の加賀一の宮駅。
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確かに、町の中心部から、街はずれへと延びていた路線のようで、ここだけ廃止してもたいして影響はなかったのかもしれません。

さて、鶴来駅に戻ってきました。駅は結構な混雑。
窓口では駅員さんが束になった一日乗車券を売りまくっています。ほんとに今日は何があるんだ?
とは言え、全員着席できる程度の乗車率で鶴来を発車。
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どんどん人を乗せ、ぴったり30分で反対側の終点、野町に到着。そのころには電車内は地方私鉄の休日とは思えないほどの大混雑に。
この終点は、金沢市街地から微妙に離れているので、ほとんどの人がバスに乗り換えていきます。そのバスも満員。乗るべきか乗らざるべきか、そもそも乗ったらどこへ行くんだとか考えているうちにバスは発車。
のんびり駅の写真を撮ってから、歩いて金沢駅方面へ向かいましょう。
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イベントって何だろう・・・

(つづく)

日本海側私鉄の旅(10) [旅行(中部)]

(前回からの続き)

永平寺口から、えちぜん鉄道の終点、勝山へ向かいます。
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どうせここまで来たのなら全部乗りたいしね。

終点の勝山まで約30分。こちらの列車が到着すると、反対側に止まっていた列車が入れ違いに出ていきます。寒い日も暑い日も、駅に来れば列車の中で待てるということ。
ちなみに乗りつぶし視点で見ると、たっぷり30分待つことになりますね・・・
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その勝山駅前には恐竜が鎮座。福井は恐竜の化石が出たとかで、あちこちに恐竜の像などがあります。
その中でもここ勝山は、福井県立恐竜博物館の最寄り駅で、駅前からは直通バスが出ています。
駅前を歩いていくと、すぐに九頭竜川を渡る橋がありますが、そこから遠くに見える白いドームが恐竜博物館です。
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勝山駅前を30分ほどふらふらして、福井へ折り返します。
夕方の時間になり、帰宅の学生が乗客の大半を占めています。そんな車内から見えた不思議な光景。
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駅名標が線路際に・・・。ホームが狭すぎて、駅名標すら立てられなかったみたいです。
この駅の名前は越前開発(えちぜんかいほつ)。開発と書いて「かいほつ」と読むのは、初見ではムリですね。

福井の夜をふらつこうと、駅前をふらふら。
新型の電車がやってきました。
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こうやってのんびりしていたら、あちこちのお店が次々に閉まっていきます。そして夜8時にはあらかた閉店。県庁所在地なら夜遅くまで店がやっているというのは、都会人の思い込みのようです。

翌朝は、JRの福井駅からスタート。
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ベンチに座る白衣を着こんだ恐竜。福井駅の中にはあちこちにあります。
普通列車で東へ。ちょっとした峠になっている福井・石川の県境を越え、金沢までは約1時間20分。
ですが、そのひとつ前の西金沢で下車しました。
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ここからは金沢の鉄道の旅です。

(つづく)

日本海側私鉄の旅(9) [旅行(中部)]

(前回からの続き)

今回は永平寺線を歩きます。
永平寺線とは、えちぜん鉄道の前身の京福電鉄が運行していた永平寺口~永平寺間の路線。かつては永平寺口からさらに北へのびていたようですが、最後まで残ったこの区間が遊歩道「永平寺参(まい)ろーど」として整備されています。

というわけで、前回のこの地点、
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つまり永平寺駅跡よりウォーキングを開始します。

はじめはこんなに山の中。
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ちょっと不安になってきますが、このような区間は初めだけ。すぐに何もない平地に出ます(笑)
次の駅の荒谷には、駅名標が。
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本物かどうかはわかりませんが、気分は十分盛り上がります。まぁ、あったのはここだけでしたが。
ここに休憩所と案内板がありました。
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この路線の歴史に加え、イラストマップと現在地が示されているんですが・・・これ6km以上あるの?(ここで初めて知る。)
まぁ、近くにバス路線が並行しているので、行けるところまで行ってみましょう。

ここを出てすぐにこんな距離標が。
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「1参る(約1.6km)」。そうきましたか。

この先は田園風景の中をまっすぐ突っ切ります。
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所々にレールが埋め込まれて、気分を盛り上げてくれます。
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集落の中を通り抜けるところもあります。
ただ、基本的に線路跡は家々から離れたところを走っている印象。では家はどこに建っているかというと主要道路沿い。バスはそこを走るので、バスのほうが便利なのかもしれないです。

頑張って歩いて、結局右から現役線が近づいてきてしまいました。
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合流地点にはゴールの標識が。
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「4参る(スマイル)」。今度はそう来ましたか。てか、6.4kmもありましたか。ちなみに所要時間は約1時間20分でした。

ここから、えちぜん鉄道勝山駅まで乗って折り返してきます。

(つづく)

日本海側私鉄の旅(8) [旅行(中部)]

(前回からの続き)

三国港駅の一つ手前、三国駅から電車で戻ります。
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今度の電車は1両。
一旦福井駅まで乗り通し、そこから見える位置にある隣の新福井駅まで歩きます。
その新福井駅がこちら。
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地方鉄道にしては立派すぎる高架線路と、簡素な造りのホーム。それもそのはず、これは北陸新幹線の工事に伴う仮の姿です。将来はこの高架上を新幹線が通るようになります。その線路敷に降りれる貴重な機会ですね。ちなみに、この写真を撮っているところは駅の構内踏切。高架線路に踏切というのも珍しかったり・・・

ここからは、えちぜん鉄道のもう一つの路線、勝山永平寺線で永平寺に向かいます。
とは言え、永平寺への路線はすでに廃止されているので、途中の永平寺口からバスです。
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30分毎の電車2本に1本の割合で接続しています。
しかし、土曜日のお昼頃という、観光客がいてもおかしくない時間なのに、バスは他に客無し。まぁ、普通の人は福井駅からの永平寺行のバスを使うでしょうからね。

こんな乗り継ぎでも、福井から1時間かからずに永平寺のバス停に到着です。
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ここからちょっと坂を登れば曹洞宗の総本山永平寺。生活すべてが修行と語るお坊さんの境内案内を聞いてから建物内を散策します。風呂も食事も私語厳禁の修行とのことですが、お坊さんが大勢無言で風呂に浸かっている光景を想像すると、なかなかにシュールです。
土曜の昼なので、案内を聞くところもイスが足らず畳に座る人や立って聞く人も結構います。来る途中は人が全然いないのに、いざ来てみると人がわんさかいるのは最近の観光地のお決まりの光景ですね(みんな車か観光バスで来る)。

山の斜面に建っているお寺なので。隣の建物がこんなに低いところに。
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この斜面に建つお寺の雰囲気もなかなかいいもの。
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そんな建物を結ぶ廊下は、当然こんなことに。
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これぞ永平寺という感じがします。
この廊下の階段、なぜかほぼすべての段が下から見て手前に斜めっていて、へたすれば滑り落ちるんじゃないかと・・・。これも修行のうち?

永平寺を堪能した後は、今度は永平寺「線」を堪能しましょうか・・・
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(つづく)

日本海側私鉄の旅(7) [旅行(中部)]

(前回からの続き)

後々使うことになる京福バスの1日乗車券を購入し、それを使って市役所前駅まで戻ります。
そこから再度福井鉄道に乗り、終点の田原町へ。
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えちぜん鉄道の駅と一体になっています。最近相互乗り入れを始めたためでしょうか。
ただ、もともと使っている車両が全く異なる(えちぜん鉄道は普通の電車、福井鉄道は市電タイプ)なので、ホームの高さに差が結構あります(相互乗り入れのために、双方LRT型の新車を投入しています)。

相互乗り入れを行う鷲塚針原付近までは住宅が立ち並び、LRTが似合う路線ですが、その先はのどかな田園風景。
そんな中を電車に揺られて50分弱、終点、三国港駅に到着です。
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ちなみにこの車両は元愛知環状鉄道。何かとこの辺の私鉄、東海地方の私鉄と縁がありますね。
駅前は名前の通り港町です。
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一般的なルートではないですが、ここから観光地の東尋坊まで歩いていけるので、行ってみたいと思います。まぁ、4~50分かかるんですが・・・
20分くらい歩くと、遠くに東尋坊タワーが見えてきます。
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三国港を出てしばらくは海岸線は砂浜だったのに、この辺りから急に険しくなってきます。
そんな険しいところを十分堪能できるようにと、遊歩道が整備されています。ここがその入り口。
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荒磯(ありそ)遊歩道です。知らなきゃ読めないですね。ちょうど管理者の方(写真に写っている人)がいたので、「ここ行くと東尋坊行けますよね」と聞くと、「・・・行けますよ(笑顔)」。最初の「間」は何?

途中には塩田跡があったり地質の案内板があったりと、ちゃんと整備されています。
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きれいな柱状節理を見ると、東尋坊に近づいた感じがします。てか、遠くの岩場の上に釣り人がいるんですけど、渡し船どうやって接岸したの?あんな岩場。
結局20分ちょっとで、観光客の集まるエリアに到着。坂は急な所がありますが、歩きやすい遊歩道でした。
お決まりですが、東尋坊の眺め。
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よく見ると、遠くに洞窟みたいな穴があったり、赤い橋の架かっている島があったりと、いろいろ見どころはあるみたいですね。

今回はそこまで足を伸ばす時間はないので、バス乗り場へ向かいます。
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ザ・観光地なお土産屋さん街を通り過ぎ、バス停に到着。
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ここでのんびりバスを待っていたんですが、なかにはおっちょこちょいの運転手さんもおりまして・・・
どこかにぶつけたのか、ライトが割れたバスがやってきまして、ここで乗客を降ろしたはいいものの、運転手が接客に集中するあまりバスが転動(坂などで勝手に動くこと)しだして降りた客に注意されたり・・・まぁ、何事もなかったので良かったですが。

ここから三国港駅の一つ手前、三国駅へバスで向かいます。そのほかには、JRの芦原温泉駅に向かうバス路線もありますよ。

おまけ・・・三国駅近くにあった道路標識
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偶数月だけ駐車禁止って、いったい何があるんです?

(つづく)

日本海側私鉄の旅(6) [旅行(中部)]

(前回からの続き)

翌朝は武生から私鉄の旅です。
JR武生駅から、アルプラザを通り越した先にあるのが福井鉄道の越前武生駅。
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昔は「武生新」と、なぜか新が後ろに付く駅名でした(駅を付ければ武生新駅となるからしっくりくるか・・・)。
切符は、えちぜん鉄道との共通1日フリーきっぷ(¥1,400)を使いました。土日祝日のみ使える切符です。
駅構内には車両がずらり。
takefust.JPG
隣の北府(きたご)駅に車庫があるのですが、入りきらない列車がここに止めてあるんでしょうか。

乗車する列車はこちら。
777.JPG
元名鉄の車両。何と車番は777!
車内はこんな感じです。
in777.JPG
連結部の通路が鍵穴みたいでおもしろいですね。
ちなみに、写真を漁っていたら、名鉄時代の写真が出てきたので参考までに(笑)。車番は771と異なりますが、同じ形式の車両です。
揖斐線黒野駅にて↓
M1993.jpg
車内↓
771.jpg
色が変わっただけでそのままですね。カーテンまでそのまま。

この路線は、JRが町の東側を行くのと反対に、町の西側を行くイメージ。のどかな路線です。のどかすぎて、土曜早朝というのも相まってか人がなかなか増えない・・・
途中こんな景色が。
cover.JPG
ぽつんとたたずむシェルター。ポイントを雪から守る雪覆いですね。

途中から路面電車になるとは聞いていたんですが、ずっと専用軌道を走り続けます。そして、福井駅にずいぶん近づいた赤十字前でようやく路面へ。
この列車は福井駅行なんですが、武生方面から福井駅に入るには市役所前で折り返し。
siyaku.JPG
なんでこんな形になったんでしょうね。
そして福井駅に到着。
ekimae.JPG
以前は道路の途中で止まっていたんですが、駅前の再整備にあわせて駅に近いところまで来るようになりました。

ここからはさっき折り返した市役所前へ向かい、えちぜん鉄道方面へ向かいます。

(つづく)
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