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香川岡山鉄道乗りつぶしの旅(14)~昼行バスで大阪→横浜(グラン昼特急)~ [旅行(関西)]

(前回からの続き)

翌朝、阪神尼崎駅から阪神電車に乗り、終点の梅田へ。
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平日の朝ラッシュ時なのでたくさんの人です。

さてここから新幹線に・・・ではなく、向かったのはこちら。
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大阪駅の高速バスターミナルです。大阪駅の西の端にありますが、たぶん東京・大阪・名古屋の中では一番わかりにくい場所にあると思ってもいいでしょう。まぁ、案内に従えば大丈夫。
ちょうどJRバス30周年ということで、こんな表示が出ているバスがいました。
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乗るのはこちらではなく、1番線に止まっているこちら。
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横浜グラン昼特急大阪2号。その名の通り横浜行の昼行バスです。
「グラン」と付くのは、車両が夜行用の「グランドリーム」車両だから。そのため、車内は3列のゆったりしたシートが並びます。
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8:50に大阪駅を発車。高速のICまでまっすぐ北上します。地下鉄御堂筋線が真ん中を通る、新御堂筋です。
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この道を千里IC(ICと言うくせに高速道路にはつながっていないんですって)まで北上し、名神・新名神と経由。
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新名神は、いかにも新しい高架橋ですと言った感じの構造です。

そして、眺めの良い伊勢湾岸道へ進みます。この道路からの眺めが非常によく、
ナガシマスパーランド
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名古屋駅
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太平洋フェリー「いしかり」
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なんかが見えます。山を抜け海を行く、なかなかいいルートです。

その後、新東名に向かうかと思いきや、進路を東名高速へ。この先三ケ日で乗務員交代があるため、東名を経由します。
そして、いつ見てもインパクトのあるJAの三ケ日特産センター駐車場で乗務員交代。
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ここで乗務員交代のため10分ほど停車するバスは多いのですが、乗客は下車できません。この三ケ日ミカン箱塗装の三ケ日特産センターではミカンや加工品の購入ができるそうなので、せっかくなら解放休憩にしてくれれば、ミカンもいくらか売れそうですよね・・・

三ケ日を出発して、ICを入ったら進む方向は名古屋方面。あれっと思いますが、この先新東名に入るためちょっとだけ逆へ走ります。
そして新東名へ。新東名からは新幹線も見えるんですね。
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新東名・東名と進み、横浜町田ICで高速を降り、町田バスセンターへ。町田バスセンターの複雑さはこちらをどうぞ(過去記事へ)。
ここでほとんどの乗客が下車。この先は横浜駅まで、渋滞で有名な保土ヶ谷バイパスを含む一般道を走るので、横浜まで乗り通す需要より町田周辺への需要のほうが大きくなるのでしょう。

その渋滞で有名な道路はほとんど渋滞にはまることなく横浜駅に到着。
なんとこれだけ長距離走ってほぼ定刻でした。約8時間40分の旅。最前列だったこともあり景色も楽しめたので、いい旅になりました(安いし)。

このバスはこの後回送で、横浜市南部の本郷車庫(神奈中バス)に向かうのですが、せっかくならそっちのほうまで客扱いしてくれたら帰るの楽だったんですけどねぇ。(青春ドリーム横浜のみ本郷車庫まで客扱いします)

以上、鉄道乗りつぶしに寝台特急や昼行バスというスパイスを加えた、なかなか楽しい旅のお話でした。

(「香川岡山鉄道乗りつぶしの旅」おわり)
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香川岡山鉄道乗りつぶしの旅(13)~赤穂~ [旅行(関西)]

(前回からの続き)

岡山での乗りつぶしを終え、すでに岡山の名物(鉄道趣味界隈に限る)になった感のある真っ黄色の電車で赤穂線へ進みます。
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山陽本線と違って海沿いを行くから海が好きな人にはこちらがおすすめ、
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という理由のほかに、こちらのほうが乗り継ぎがよいことが多々あるので、自然と赤穂線に乗る人もいるでしょう。
電車は全て途中の播州赤穂で乗り継ぎ。せっかくなので、小一時間観光してみましょう。

赤穂は、「播州」と付くように、すでに兵庫県です。赤穂と言えば、赤穂の塩と、赤穂浪士の忠臣蔵で有名。お土産屋にも、塩や赤穂浪士にちなんだものが並びます。
駅の階段にはこんな展示が。
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江戸時代の絵双六から取ったものだそう。その説明書きの中に、「芝居などと同様、姓名を実名と変えてあります」との文字が。テレビでよく出るような「この作品はフィクションであり、実在する人物、団体、事件等とは一切関係がありません」みたいなことは、江戸時代からやってたんですね。
駅前に出ると、忠臣蔵の中心的な人物、大石内蔵助の銅像が、駅をバックに立っています。
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それもいいのですが、この交差点の名前、「赤穂駅前中」。「中」は「Central」の意味のようですが、ちょっと変わった名前ですね、駅前広場が広いからこうなった?

駅前通りは、忠臣蔵の雰囲気を重視してか、両サイドに蔵造りの配色を模した建物と松並木。
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これはおそらく、松之廊下のイメージですね。
この通りの突き当りに、赤穂城跡があります。
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天守はありませんが、これはもともと作られなかったからなのだそう。

あまりに暑いのと、電車の時間があるのとで、城内はそれほどしっかり見ることなく素通りし、近くの大石神社へ。ここは、忠臣蔵の元となった事件の赤穂浪士が祀られている神社。なんと全員の石像があります。
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となると、江戸時代にできた神社なのかというとそういうわけでもなく、神社の公式HPによると、「明治天皇の宣旨を契機として明治33年神社創立が公許せられ、大正元年11月、四十七義士命を祀る神社としてご鎮座になった」。なんか政治臭がしてきたぞ、これ。

まぁ、忠臣蔵の事件、あまりよく知っているわけじゃないのですが、この記事書きながら色々調べていると、
1.なんか知らんが浅野内匠頭(赤穂藩主)が吉良上野介を斬った(傷害事件)
2.けしからんということで浅野内匠頭は死刑(切腹)(→ちょっと罪重いか?)
3.これにキレた赤穂藩士が吉良上野介を殺害(→え!?)
4.赤穂藩士は全員共犯として死刑(切腹)(→まぁ、そりゃねぇ)
ごめん、どこに共感する要素があるのかわからなくなってきました。
(ただし、あくまで忠臣蔵は事件をもとに作られた浄瑠璃です…)

播州赤穂からは、JR西日本が誇る新快速で一気に東へ。
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明石周辺の、山陽電車を含めた3複線は迫力ありますよね。
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これで、一気に米原まで・・・とはいかず、三宮で下車し、阪神に乗り換え。
そしてやってきたのは阪神尼崎駅。
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今日はここまで。わざわざ阪神に乗り換えて阪神尼崎に泊まったのは、単にホテルが安かったという理由だけです。
翌日、ようやく関東へ戻ります。

(つづく)
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滋賀県私鉄巡りの旅(6) [旅行(関西)]

(前回からのつづき)

多賀大社にお参りした後は、多賀大社前駅に戻り近江鉄道の残りに乗車します。
高宮駅で乗り換え北へ。次の彦根口から先はJRと並走。
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ちょうど貨物列車がやってきました。

彦根駅で10分ほど停車。
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ここでほとんどの人が降りてしまい、車内は数人に。
米原が目的地でなければここでJRに乗り換えたほうが早いので、おそらくいつもこんな感じなのでしょう。
では、米原彦根間の存在意義はといえば、米原という新幹線駅に直通するというのもあるとは思いますが、JRと決定的に違うのは走るルート。
JRは中間に駅がないので、山を避けて琵琶湖方面へ向かいますが、近江鉄道は小さい山を越えかつての中山道沿いを行きます。途中宿場町の鳥居本駅を過ぎ、JRからもよく見えるここへ。
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エレベーターのフジテックの研究棟。この近くにフジテック前という駅があります。線路からの距離でいうと、東海道本線とさほど距離に違いはありませんが、東海道本線には駅はありません。

彦根からは10分程度で米原駅に到着。
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これで近江鉄道全線完乗です。

米原からは、18きっぷシーズンでもないのに普通列車を乗り継いで帰ってきました。

(「滋賀県私鉄巡りの旅」おわり)
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滋賀県私鉄巡りの旅(5) [旅行(関西)]

(前回からのつづき)

豊郷駅へ戻り、次の列車を待ちます。
隣はすぐ新幹線の高架です。
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線路の向こう側にはこんな絵が。さすがアニメの聖地。
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豊郷からは10分もかからず乗換駅の高宮へ。ここから多賀大社前まで行く短い支線が分かれています。
その支線へ向かうホームはこんな形。
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右がこれから乗る支線の電車です。ちょうど分岐点に駅があり、上から見るとホームが三角形になっています。たまに地方で見かけますが、結構珍しい形ですね。

多賀大社前までの間にある駅がこちら。
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その名も「スクリーン」。後ろに写っているのがその由来のSCREENという会社の工場です。この会社、名前の通りスクリーン(今はディスプレイ関連ですが)の製造会社かと思いきや、ほかにも有名なヒラギノフォントの開発会社でもあるんだそうです。

多賀大社前まではたった2駅7分。
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(写真撮るときに運転士さんが「前照灯つけましょうか」と言ってくれました。いや、そこまでしていただかなくても大丈夫です・・・)
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駅前には多賀大社の鳥居がお出迎え。多賀大社へはここから徒歩15分くらいです。
始めはほとんど人のいない通りでしたが(3連休なのに)、お土産屋さんが出てきて参道らしくなってくると、人も増えてきます。
参道を通り過ぎるかどうかのところまで歩くと、そこに正面の鳥居。
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そこを抜けるとこんな橋がありました。
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角度が急な反橋(太鼓橋)は、通行止めになっていることが多いですが、ここのはこの角度にして通行可です。なお、自信のない方は横にまっすぐな橋があるのでご安心を。

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境内はこんな感じですが、目を引いたのがしゃもじ型の絵馬。多賀大社のシンボルです。
「元正天皇の病気に際し、当社の神主が強飯を炊き、しでの木で作った杓子を献上、天皇はたちまち治癒されたと伝え、そのしでの木が現存する飯盛木で、杓子は「お多賀杓子」として有名です。」だそうです(多賀大社HPより)
境内の一角には、これもよくあるお稲荷さん。
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しかし名前が「金咲稲荷」(かねさくいなり)。いかにもお金が増えそうなお稲荷さんですね。お金が増えたと思ったらキツネにつままれていただけというのは勘弁願いたいです。

乗りつぶしの旅もラストスパートです。
(つづく)
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滋賀県私鉄巡りの旅(4) [旅行(関西)]

(前回からのつづき)

豊郷駅を降りた人を出迎えてくれるのはこちら。
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ネコミミ女子高生が飛び出している?
これはこの街ならではのデザイン。本来はこちら。
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道の両側の赤いシャツにオレンジのズボンのデザインの飛び出し坊や。滋賀県が発祥なんだそうです。
他にも街中にあるウサギとカメの石像(?)
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これらはすべてここに関係あります。
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豊郷小学校。はじめはここの町長が無理やり破壊しにかかったということで有名になりましたが、今ではマンガ&アニメ「けいおん!」の聖地として有名になっています。(ネコミミ女子高生はみんな大好きあずにゃんです)
中は一見普通の昔の小学校。
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現在は敷地内に新しい校舎が立っており、ここは町の施設(図書館・観光協会など)が利用しています。

ここまでは普通の学校ですが、観光協会が入っている棟がすごいことに。
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一角がけいおんグッズで埋め尽くされています。
フィギュア、小物、タペストリー、等身大POPに掲載誌まんがタイムきらら、果てはローソンのタイアップのぼり(どこから持ってきた・・・)。ファンでなくともその物量に圧倒されることでしょう。

校舎本館の唯一3階建てになっているところの3階にはこの部屋が。
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軽音部部室が再現されているこの部屋は本来会議室なんだそうです。
机や楽器がアニメ同様に並べられ、テーブルの上にはいつでもお茶会が始められるように食器が並べられ、ケーキまで準備済みです(もちろん食品サンプル)。
この場所は実はこの校舎の一等地。
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中央てっぺん!
さて、けいおん!でムギちゃんがどこでこのお茶会の準備をしていたのかの秘密が今明らかに(!?)
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すぐ隣に小部屋があり、そこに食器棚や流し台がありました。ついでにコスプレ衣装もあったので、徹底的にワンシーンを再現したければどうぞ(けいおん!の制服はありませんでしたが)。
この小部屋は唱歌準備室で、軽音部室と反対側の唱歌室(ちょっとした発表会ができそうなミニ講堂)へつながっています。
けいおん!の校舎でちょこちょこ出てきていた小物といえばこちら。
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階段頂上でウサギを見下ろしドヤ顔のカメ。
ウサギとカメの物語をモチーフにした像が階段に配置されています。

けいおん!の聖地巡礼はこれくらいにして、滋賀県乗りつぶしに戻りましょうか。

~おまけ~
町内の街灯。
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ウサギとカメに加え、広告欄にけいおん!と同じ書体で「とよさと!!」。

(つづく)
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滋賀県私鉄巡りの旅(3) [旅行(関西)]

(前回からの続き)

この日は、貴生川から近江鉄道で10分もしない水口駅まで。
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駅から歩いて15分程度のショッピングセンター前の新しいホテルでした。夕食はショッピングセンターに入っていたスガキヤでラーメン。地元の味です(?)

翌日、無料の朝食をサクッとすませ、近江鉄道の旅再開です。
昨夜降りた水口駅を明るい時間にもう一度。
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昔ながらの木造駅舎。どうも、明治の開業時から使われている駅舎のようです。

水口駅は無人駅(平日朝のみ有人)なので、本日使う予定のフリーきっぷは2つ目の日野で購入。ここで13分停車だったので、駅舎も見てみましょう。
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最近改修されて、中にはカフェが入っていますが、これも昔からある駅舎です。

ここで今回のきっぷをご紹介。
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左が近江鉄道と信楽高原鐵道の全線が乗り放題の「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」。1030円で全部乗れるのは超お得です。ちなみに、「びわこ京阪奈線」とは、信楽高原鐵道の信楽からJR片町線(学研都市線)の京田辺まで新線を敷いて、近江鉄道の米原から直通させようという構想のこと。できていない路線をきっぷの名前にするのも珍しいかも。(近鉄のけいはんな線とは関係ないです)
右が近江鉄道のフリーきっぷ「1デイスマイルチケット」。米原―貴生川間の片道運賃が1030円なのにそれより安いという不思議なフリーきっぷです。
HPで見たときはわかりませんでしたが、同じフリーきっぷなのに、大きさがこんなにも違いました。

水口から停車時間も含め1時間ちょっと。降りた駅はこちら。
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鉄道むすめが幅を利かせていますが、とある有名観光地の最寄り駅です。
何が有名なのかは次回・・・

(つづく)
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滋賀県私鉄巡りの旅(2) [旅行(関西)]

(前回からのつづき)

信楽高原鐵道はJR草津線との接続駅である貴生川から信楽まで14.7kmの路線。しかし、信楽の街が山を一つ越えたところにあるので、最初の1区間の山越えだけで9.6km走ります。その先は平地が広がり、終点までは約25分。
乗車した「SHINOBI-TRAIN」の車内はタヌキと忍者だらけ。
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マナーの呼びかけも忍者。
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つり革にも忍者。
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忍者に25分どっぷりつかった後は、タヌキに占拠された終点の信楽へ。
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駅前には巨大タヌキ(公衆電話付き)が鎮座しています。
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(たぬきタクシーが気になる・・・)

信楽の街には、信楽焼の窯元や販売店が多数存在しています。
これを見ると信楽って感じ。
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タヌキだらけです。
信楽焼はタヌキのイメージですが、カエルも結構見かけます。そういった置物ばかりが信楽焼ではないのですが、信楽タヌキの認知度は焼き物の中でもトップクラスでしょう。

駅前通りをまっすぐ歩いて突き当たるのがこちらの新宮神社。
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なんか狛犬の色が変わってるなぁと思い、近寄ってみてみると、
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なんと信楽焼の狛犬でした。さすが焼き物の街(ちなみに、鳥居の扁額も信楽焼だそうです)。

街中は窯元散策路が整備されており、窯元の煙突や並べられた陶器類を見ながら歩ける周遊路があるので歩いてきました。もっとも、時間が遅かった(夕方5時過ぎ)ので、ほぼ全て閉まっていましたけどね。
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登り窯もあります。
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約1時間半の滞在で貴生川へ折り返し、本日の宿に向かいました。

(つづく)
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滋賀県私鉄巡りの旅(1) [旅行(関西)]

(こちらからの続き)

イベント後、2日間かけて信楽高原鉄道と近江鉄道をめぐることにしました。
八瀬比叡山口駅から出町柳まで叡山電車で戻り、バスで京都駅へ(交通費ケチった。なぜ京都の鉄道はみんな駅がバラバラなのか)。
なぜかホームに郵便ポストがある京都駅で立ち食いそばを食べ、東海道線で近江八幡へ。
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近江八幡から、近江鉄道に乗車します。
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レトロな感じの駅。
今日・明日と近江鉄道にはお世話になるので、時刻表を入手。
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表紙は近江鉄道のマスコット、駅長がちゃこん。名前の由来は、列車や線路が古く、列車がガチャコンガチャコン音を立てて走ることからついた近江鉄道の愛称「ガチャコン電車」から来ています。「こん」だからキツネ。ちなみに、90分でおなかがすいて動けなくなるそうです(公式設定)。

近江鉄道は関東の西武鉄道のグループ会社なので、西武から来た電車が活躍しています。今回乗る列車もこちら。
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これに近江八幡から貴生川まで乗っていきます。
昔ながらの木造駅舎が残る駅を通り、八日市で方向転換。八日市は3方向の路線が集まる中心的な駅で、ダイヤもこの駅を中心に組まれているのか、全方向から一堂に列車が集まり、そして数分間隔で全方向に出ていくという具合。

貴生川へは約80分で到着。ここは近江鉄道のほか、JR草津線や、第三セクターの信楽高原鐵道が乗り入れています。次に乗るのは信楽高原鐵道です。
その前に乗り継ぎ時間があるので貴生川駅を散策。ここ貴生川駅は現在は甲賀市。伊賀と並んで忍者で有名な甲賀ですが、実際の甲賀はもう少し南の甲賀駅周辺です(貴生川駅は元は水口町)。
でももうここも甲賀だよねということで、コンコースでは忍者や忍者装束のタヌキがお出迎え。
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タヌキといえばこれから向かう信楽ですが、こちらも同時に合併し、甲賀市になっています。なるほど、忍者タヌキは市町村合併の象徴ですな。

駅の階段もタヌキと忍者のイラストでにぎやか。
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階段を逆から見ると、忍者の襲撃を受けています(笑)
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そろそろ信楽高原鉄道に乗りに行きましょう。今回は近江鉄道との共通1日乗車券「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」を使用しています。広範囲をカバーする割にお値段¥1030円、格安です(信楽高原鐵道往復で¥920円します)。
近江鉄道の改札入口にこんな注意書きが。
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「うんうん、そうだよねぇ、元国鉄だから改札はJRと同じに決まってるよねぇ」なんて思う人がいるのかどうかわかりませんが、なかなかない注意書きですね。
草津線ホームと共用しているホームに、折り返しとなる列車がやってきました。
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闇夜に忍びそうな列車、その名も「SHINOBI-TRAIN」。外観は忍者のやたら凝ったラッピングになっています。内装も面白いのですがそれはまた次回。

では、信楽の山に向けて出発進行!
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(つづく)
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日本中央バスと叡山電車(きららコラボフェスタへの道のり) [旅行(関西)]

(この(←前回へのリンク)記事にたどり着く道のりのお話です)

えいでん×まんがタイムきらら展コラボフェスタの前日深夜、さいたま新都心駅にいました。
改札口近くには、9月中の定期や回数券の購入を勧める手作りポスターが。
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2%は大きいですもんね。

ここに来た理由は、久々の夜行バスに乗るため。関西方面への夜行バスは東京から多く出ていますが、どれも京都へは早朝に到着してしまうため、開始が遅いイベントに合わせるためにはできるだけ遅い到着がよかったのです。
ここから出るバスは、日本中央バスの大阪行き。埼玉から大阪なら普通のバスのように見えますが、始発はなんと前橋。群馬県内をこまごまと回り、最後になぜかさいたま新都心駅で乗車扱いしてから、名古屋、金山(名古屋の隣駅)、奈良、大阪と降ろしていく、なんとも変わった路線です。今回は奈良駅まで乗車。
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ちなみに、さいたま新都心駅発が23:45でこれはほぼ定刻だったものの、出発時に「順調なら40分ほど早着」のアナウンスが入り、実際の到着は7:05(定刻は8:10)でした。調べてみると、早着に定評のあるバス会社のようです・・・(ダイヤが超余裕なんでしょうね)。

せっかく早く着いたので、鉄道の乗りつぶし。3月に全通したばかりのおおさか東線に乗りに行きます。
関西は、東日本では見られなくなった古い車両が幅を利かせており、205系や103系までもが現役で走っています。
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おおさか東線はというと・・・
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201系。新しいホームに国鉄車両。鉄道博物館ですと言っても信じる人がいるかも?
路線自体は住宅地密集地の中を行く感じで、車内も結構込み合っています。新たに用地買収できるようなところではなく、貨物線があったからこそ開業できた路線でしょう。

新大阪から新快速で比叡山坂本。坂本比叡山口まで歩き、京阪でびわこ浜大津経由京津線で地下鉄三条京阪、京阪で出町柳と乗り継ぎ、ようやく叡山電車の出町柳駅にやってきます。

ここでホームにいたのがこの車両。
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「ひえい」という名前の2018年に登場した列車・・・ですが、2018年にできたのは現在の車体で、もともとは1988年製の車両です(なので、走行時には床下から古めかしいモーター音がします)。
前面が丸いリング状だったり、窓もすべて楕円だったりと、なかなかに奇抜な車両ですね。
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この列車を見送って、目的のイベントに参加したのでした。
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(つづく)
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日本海側私鉄の旅(5) [旅行(関西)]

(前回からの続き)

というわけで、天橋立から30ちょっとの丹後由良で途中下車。
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なんかパッと見、三重県の二見浦駅に似てるなと思ってしまいました(ググってみましょう)。
駅の立て看板には「山椒大夫 安寿姫厨子王丸の里」とあります。この話ってここだったんですか。

駅から10分強歩くと、こんなところに出ます。
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由良川橋梁。一応川とは言っていますが、ほぼ海の上を行く風景は、撮影スポットにもなっています。
列車がやってきましたよ。
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全長551メートルという、結構長い橋で、対岸にもすぐ駅があります。
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1人先客がいらっしゃいました。バイクで回っていたらいいところを見つけたから立ち寄ったとのこと。

駅に戻り、今度は鉄橋を上から。
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高さが低いので余計長い鉄橋に見えますね。

この先は今宵の宿へ一直線。
小浜線。
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若狭湾沿いを行きます(写真はその中の小浜湾)。
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敦賀からは北陸本線。
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今日の宿は武生です。

(つづく)
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