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つくばりんりんロードへの挑戦 [自転車旅]

秋になり、無茶をするにはちょうどいい気候になった先月のこと。
これまで自転車(ホームセンターで1万円ちょいで買えるもの)で東は銚子、西は東京スカイツリー、南は千葉と行ったものの、北というとあまり目標物になるものがなく、北へはあまり行っていませんでした(せいぜい佐原)。
それなら、今回は北へ行ってみようと思い立ち、目標物を探したところ、筑波山のふもとに「つくばりんりんロード」なるものがあるということが判明。しかもこれは筑波鉄道の廃線跡(約40km)をほぼ全線サイクリングロードにしたという、鉄道好きにはもってこいのサイクリングロード。
ということで、今回はつくばりんりんロードを走破することにしました。

つくばりんりんロードの起点は土浦。成田からは40kmほどあるから、そこに行くだけでも一苦労。
朝4:30頃に家を出て、5:30頃に利根川を渡り、
tonegawa.JPG
土浦に着いたのは7:30頃。
tuchiura.JPG
すでに3時間が経過。ちょうど出勤・通学ラッシュでにぎわっています。
駅前には写真のように、つくばりんりんロードへの案内もあり、迷いはしません。

りんりんロードに入り、途中鉄道時代の橋が撤去されているところを迂回すると、こんな景色に。
enter.JPG
さすが廃線跡だけあって、まっすぐです。このあたりまでは日常的によく使われているようで、何台もの自転車とすれ違いました。

沿線には駅がそのまま残されていて、ホームにも上がれます。
eki.JPG
大きい駅なんかはホームが何面もあって、なかなか楽しいです。

筑波山に向けてまっすぐに・・・
mttukuba.JPG
筑波山への観光ルートの一翼を担っていた路線です。今ではつくばエクスプレスですね。

真壁町内(桜川市)に入ると、こんな風景も。
fumikiri.JPG
踏切の跡がそのまま残っています。
ただ、町中に入ると車の多い道と交差することも多く、しかも元鉄道だけあって見通しなんか考えてもいない(だって鉄道優先ですから)ので、減速せずに交差点に突っ込むと結構危ない思いをします・・・

なにやら高そうな自転車に何台か抜かれつつ、ラストスパート。
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何もないところを走っていくと、右に緩やかにカーブしていき、左からJRの線路が近づいてくると・・・
iwase.JPG
終点の岩瀬駅に到着(11:30)。りんりんロードの終点は駅の裏側です。

というわけで、ここまで約80kmを7時間(休憩含む)かけて走ってきたわけですが、普通の自転車は電車に載せれないので、また自力で帰るしかないんですよね。
帰りはつくば市の中心部を通り抜けて、なるべく行きとかぶらないようにルートを選択。ひいこら漕いで、家に着いたのは夜20:30。
今回のルートを地図で測ったら、実に総延長170kmにも達したのでした。最高記録更新、やったね!

成田―佐原自転車旅(3) [自転車旅]

(前回からの続き)

佐原の街中をふらふらしていると、「たい焼き」の文字を発見。
kosyo.JPG
どう見ても古書店に見えるのですが・・・
古書店の店先でたい焼きを焼いて売っているのですが、たい焼き屋と古書店のどちらが本業かとつい思ってしまいました。ちなみにたい焼きは土休日のみのようです。
そこそこ買っている人がいたのと、100円というお手頃さから、つい私も買ってしまいました。
taiyaki.JPG
「昔のたい焼き」とのことで、皮は薄く、あんこがたっぷりです。
しかも、昔ながらの道具で一枚ずつ丁寧に焼き上げるので、時間はかかります。でもここは古書店の店先。立ち読みしながら待つこともできますね(笑)。

帰り道、国道51号方面に向かっていると、寺の前に大きな蔵が・・・
dashi.JPG
年2回、夏と秋に行われる佐原の大祭に使われる山車の蔵でした。

帰りも風が強く、ひいこら言いながら成田へ。
途中、畑の真ん中を通り抜けるところに来ると・・・
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すいません、先見えません!
折からの乾燥とこの強風で、畑の砂が舞い上がり、砂嵐になってしまったよう。
車はまぁいいんですが、自転車はもろに砂を食らいますからねぇ・・・
何とか風が弱まったときに切り抜け、ついでに成田のイオンでのんびりして帰ってきました。

(「成田―佐原自転車旅」おわり)

成田―佐原自転車旅(2) [自転車旅]

(前回からの続き)

なにやら大きい鳥居が見えてきましたよ。
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この鳥居をくぐると、すぐに佐原駅前に出ました。
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暖簾がはためく風情ある駅になってました。以前来たときは工事中でしたが、2011年2月にこの駅舎になったそうです。
ちなみにここまで、成田から2時間かかりませんでした。

水郷で知られる佐原は、地図作製で有名な伊能忠敬のゆかりの地でもあるようです。
suigou.JPG
先ほどの鳥居をちょっと成田方面に戻ると、公園の中に伊能忠敬の銅像が立っています。
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台座には「仰瞻斗象俯畫山川」と書かれており、説明板によると意味は「天体の観測を行って、りっぱな地図をつくった」・・・って、相当意訳してないかこれ?

さて、町中に戻って、帰ろうか(もう?)と思ったのですが、ちょっと気になったものがあったので、もう少し滞在します。
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(つづく)

成田―佐原自転車旅(1) [自転車旅]

とある休日のお昼時のこと・・・
暇だったから外に出て何かしたい、でもお金は使いたくない。

ということで、佐原まで自転車で行ってきました。片道約25km。
当然のことながら、いつもの6段変速付きシティサイクルです。

国道51号線を北上すること30分。
toyomi.JPG
成田空港の滑走路をくぐります。トンネルの名は十余三トンネル。
トンネルの上を行く飛行機が撮れるかな?と思っていたら・・・
USA.JPG
途中でそっぽを向かれてしまいました。
こんな滑走路の端っこまで使わなくても十分なようです(^^;)
ちなみにこの場所付近に、柵に邪魔されずに飛行機を撮影できる場所があり、何人かの人が望遠カメラを構えていました。

約1時間で香取市に突入。
katori.JPG
佐原市かと思ったら、2006年に周辺自治体と合併して香取市になっていたようです。
平成の大合併後の自治体名はほとんど把握しておりませんm(_ _)m
町の名前はたいてい駅名で覚えているだけなので・・・

途中でこんな地名が。
toppa.JPG
いきなり三重県に来てしまいました!?でも周辺に水族館などはありません(笑)
ちなみに、三重県の鳥羽は「とば」、ここ香取市の鳥羽は「とっぱ」と読みます。

次回は佐原に到着します。
(つづく)

成田―東京自転車旅(5) [自転車旅]

(前回からの続き)

佐倉手前まで来ると、さすがに疲れてきて、ちょっとした坂を登るのも一苦労。
坂を目の前にして、何とか回避ルートはないかと地図とにらめっこしていると、通りかかったおばさんが声をかけてきました。
「チューリップ祭は行きました?」
この辺でチューリップで祭をやろうと思えば、京成本線から見える風車のある広場しか思いつきません(実際そこなんですが)。線路沿いということで、これは坂道は少ないんじゃないかと予想して、そちらへ迂回。ついでにチューリップ祭を見ていくことに。
windmill.JPG
すでに夕方で、出店も全て閉まっていましたが、まだ何人か見物客がいました。
tasogare.JPG
その横を、京成の電車が通り過ぎていきます。

チューリップ祭の会場を出て、「この先通り抜けできません」という嘘っぱち看板(佐倉市よ、なぜそんなもの置いている・・・)を通り過ぎ、京成佐倉駅に到着したときには真っ暗。
sakura.JPG
帰宅ラッシュでにぎわっていました。

で、酒々井から宗吾参道へ向かう道は・・・
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真っ暗すぎです。まさか、車がしょっちゅう通る地図にも色つきで書かれている道で、街灯が全く無い道があるとは思いもよりませんでした。

成田の家に帰り着いたのは午後8時。お疲れ様でした・・・

(「成田―東京自転車旅」おわり)

成田―東京自転車旅(4) [自転車旅]

(前回からの続き)

錦糸町駅の前を通っている京葉道路をまっすぐ東へ。しかし、京葉道路では江戸川は渡れません(自動車専用道です)。よって、ちょっとはなれたところにある堰を渡ります。
このあたりは、江戸川沿いにサイクリングロードがあるからか、平日にもかかわらず自転車が結構走っていました。手持ちの地図を眺めていると、そのうちの1人が声をかけてきました。
「葛西臨海公園って、ここまっすぐ行けば行けるよね」
いや、わかりませんって、このあたりの地理・・・
「地図見ます?」と言ったものの、「まぁいいや、行ってみる」と、江戸川沿いに下っていきました。
しかし、葛西臨海公園は実は「旧」江戸川沿い。そのあと、その人はどうしたんでしょうね。

無事に江戸川を渡って西船橋へ向かい、途中にあった「あさくま」で、錦糸町でランチバイキングにありつけなかった腹いせ(?)に、サラダバーで食べまくりました。約1時間、すでにお昼時を過ぎて人の少ない店内でこれでもかと食べてました。まぁ、私以外に1人の客はいませんでしたね。

西船橋駅前を午後3時15分頃通過。
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成田街道に入り、あとはまっすぐ成田を目指すだけ・・・?
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でもせっかくなので、コアラを見てから帰りましょう。
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え?どこにコアラがいるかって?ちゃんといるじゃないですか、写真中央に。
これは、山万ユーカリが丘線。愛称は「コアラ号」です。山万という不動産屋が経営する鉄道です。
鉄道会社が不動産業もやるというのはいくらでもありますが、不動産屋が経営する鉄道って、このほかに紀州鉄道(不動産屋が鉄道会社を買収したらしい)くらいしか思いつかないんですが・・・ほかにあるの?

コアラも見れて満足したので、一路成田へかっ飛ばします。
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・・・のはずだったのですが、道行く人との出会いで、もう1ヶ所寄り道することになったのでした・・・

(つづく)

成田―東京自転車旅(3) [自転車旅]

(前回からの続き)

家を出て4時間ちょっとで東京スカイツリーのふもとに到着しました。
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東武スペーシアとのツーショット・・・といきたかったのですが、スカイツリーが高すぎて入りきりませんでした。
よって、ちょっと離れたところからも撮影。
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周りの建物よりはるかに高くて、突出していますね。

ここから少し東に行ったところ(道に迷ってただけなんですけど・・・)が亀戸。ここにも東武鉄道が走っています。
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しかもこの列車はたったの2両編成。東京23区内で、2両編成って許されるんですね(笑)

せっかく東京まで来たんだから、どこかでランチバイキングを食べて帰ろうと、錦糸町の目をつけていたお店へ。
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すると、満席ですとの答えが・・・
そんなら・・・もう成田に帰りましょう!

(つづく)

成田―東京自転車旅(2) [自転車旅]

(前回からの続き)

家を出て約2時間で鎌ヶ谷市に入ります。この辺から、だんだん街になっていく感じ。
鉄道路線も多くなり、たまには踏切もあります。
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写真は新京成電鉄くぬぎ山駅付近。

鎌ヶ谷市から松戸市に入り、松戸市からは国道6号線を南下。
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左下から来て右上に行きますってことです。

常磐線とともに江戸川を渡れば・・・
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そこはもう東京都!
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急に街になりました。道路の立体交差に高層マンション。きちんと整備された歩道に人の多さ。千葉から東京に入るだけで一気に雰囲気が変わります。
この写真は、そんな街中の幹線道路にたたずむ踏切で撮ったもの。街中に踏切というミスマッチもまた東京っぽいですね。

京成押上線を横目に荒川を渡れば、東京スカイツリーはすぐそこです。
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自転車旅なのに、妙に鉄分が濃い記事なのは気にしない・・・

(つづく)

成田―東京自転車旅(1) [自転車旅]

今年も自転車の季節になりました!
4月や11月は、気温がちょうどよくお出かけ日和なので、自転車旅行に向いてますね。
これまで、東は銚子、南は千葉まで行ったので、今回は西へ向かってみようと思います。

家を7:00に出発。
で、20分も走れば、こんな田園地帯のど真ん中。
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成田が田舎であることの証拠です。奥に見える高架橋は、成田スカイアクセスのもの。

ここから約20分で次の街、印西市の住宅街に入ります。
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道の右側まで開発済み。左は開発現在進行形・・・。ちなみにここの最寄り駅は、北総線印旛日本医大駅です。

印西市でも、この北総線沿いは、駅ごとに町があるといった感じ。駅と駅の間には大型店があればいいほうで、ほとんど何もありません。
そうこう言ってるうちに、次の町が見えてきましたよ!
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道の先に見えるのは千葉ニュータウン。千葉ニュータウン中央駅を中心に広がる町です。この周辺は妙に高層建築が目に付きます。ここまで家から1時間とちょっと。

家を出て約1時間半で船橋市へ。
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北総線は、小室駅周辺だけ船橋市に入っています。ちなみに千葉ニュータウン中央は印西市。そこからちょっとだけ白井市に入り、小室周辺で船橋に入ったかと思えば・・・
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またすぐに白井市に(臼井じゃないよ~)。「しろい」だけあって、駅舎も白いですね。

次回はだんだんと「街」に入っていきます。

(つづく)

自転車で行く犬山祭(3) [自転車旅]

(前回からの続き)

犬山城の真下へ続く道を降り、木曽川を渡るライン大橋へ。
ここからは犬山城と犬山橋が見えます。
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犬山橋はもともと全国的にも珍しい鉄道(名鉄)と道路の併用橋だったのですが、今は道路橋が横に架設され、元の犬山橋は鉄道専用橋となっています。両方あわせてツインブリッジを名乗っています。

木曽川の対岸からの犬山城の眺め。
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桜の中にすっぽりおさまりました。このあたりは犬山祭のような大規模なお祭があってもそんなに人が来ないため、のんびりすることができます。

では、せっかくここまで来たので、先ほどの犬山橋に行きましょう。
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併用橋から専用橋になったときに、線路間の幅を広げたり、制限速度を上げたりしたそうです。
ちなみに、この橋の奥のほうには犬山遊園駅が見えます(写真でもチラッと見えてますよ)。
犬山遊園駅はかつて犬山モノレール(名鉄モンキーパークモノレール線)の起点だったところ。この日はまだ廃止まで8ヶ月以上あったのですが、犬山遊園駅のホームの端にはモノレールの写真を撮る人がいました。
なので、私も写真を。
deai.JPG
グッドタイミングでした。準急中部国際空港行きとモノレール普通犬山遊園行きのすれ違いの瞬間でした・・・

犬山祭に撮り鉄(あれ、こんな話題あったっけ?)に満足したので、帰りましょう。もう午後3時。家まで自転車で走ったら夜になってしまいます。
帰りにもう1枚山車の写真。
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提灯がたくさん下がっています。夜はこれが点灯し、また町内を練り歩くのです。
提灯の明かりはロウソクで、たまに燃えることがあり、燃えたら叩き落すこともあるそうです(゚Д゚;)

(「自転車で行く犬山祭」終わり)
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