西武秩父線沿線徒歩の旅(5)

(前回からの続き)

芦ヶ久保駅を出て残すは２区間。
お昼ご飯で40分ほど休憩していたので、時刻は14:30を回っています。
２区間とはいえまだ線路の距離で6km以上あるので、明るいうちに着けるよう先を急ぎます。

相変わらずの山の中


電車に乗っていても山の中を走っているということはわかりますが、改めて外から見ると山深いところを走っていることがよくわかります。
こういった景色は、歩いてないと撮れないので、これもまたいい経験。

峠のようになっているところを越すと、秩父の盆地に入ってきます。
秩父のランドマークといえばこちら。

石灰の採掘で独特な形になった武甲山です。この特徴的な形は１回見たら忘れられません。

このあたりは石灰に関連する工場も多く、この生川(うぶがわ)を渡って…

(列車が来たら絵になるなぁ)
ちょっと行くと、三菱マテリアルのセラミック工場やセメント工場(現在はUBE三菱セメント)があり、その間を列車も進むことになります。

ちょうど秩父行のLaviewがやって来ました。
ついでにちょっと撮り鉄


そのセラミック工場敷地の横の道を歩いていくと、遠くに西武の黄色い電車が見えてきました。

その留置線がある駅が、次の横瀬駅です。

時刻は16:02、吾野駅から16.4km。

ここまで来れば、あと１区間は秩父の街歩きです。はりきっていきましょう。

(つづく)