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香川岡山鉄道乗りつぶしの旅(12)~岡山電気軌道~ [旅行(中国地方)]

(前回からの続き)

倉敷に戻り、JRで岡山へ。
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岡山と言えば、桃太郎。桃太郎伝説の地はほかにもありますが、知名度は岡山が圧倒的ですね。

お昼ご飯を食べてから、路面電車の乗りつぶしへ。
岡山電気軌道が運営する岡山の路面電車は、東山線(名古屋の地下鉄みたい)と清輝橋線の2路線。岡山駅前の2つ先で分岐する、どちらも2~3kmの小さな路線です。

岡山駅前は乗り場が路線別に分かれているので、どちらに先に乗ろうかなとホームの端から眺めながら電車を待っていると・・・
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LRTな車両、愛称「MOMO」が清輝橋線に入ってきたので、こちらに乗ります。
車内は、
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もはや誰が見てもわかる水戸岡デザイン。観光列車で人を呼ぶために使うのはだんだん希少価値が薄れてきた感のあるデザインですが、日常使いの列車がこのデザインだと気分が明るくなりそうです。
木製の部分は傷が目立ってきていますが、それもそのはず、新しく見えて15年以上前(この旅行は2018年です)の2002年導入の車両です。

清輝橋に到着後、折り返しには乗車せず、歩いて東山線の駅に向かいます。
その間にはアーケードのある商店街があり、そこを抜けていくのですが・・・
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人少ない・・・。通りによっては結構人の多いところもあるりますが、この端っこのほうはこんなものなのでしょう。

アーケードを抜けたところにあるのが西大寺町電停。
やってきた電車はこれと同型車。
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これが一番多い形式なのかな。
車内もザ・路面電車です。
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最後は乗客1人で終点の東山に到着。
ここには電車の車庫があり、そこを見下ろす位置に東山公園があります。
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ますます名古屋の地下鉄みたい・・・
そして、戻りの電車はこちら。
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右側の「MOMO2」でした。最初の車両と同型ですが、こちらは2011年導入の別編成で、座席の色が異なっていました(白と黒の木材)。

で、この岡山電気軌道という会社、同じグループ会社にネコ駅長で有名な和歌山電鉄があり、その縁なのか、岡山にもネコ電車やネコバス(トトロ関係ない)が走っています。
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乗ってみたい・・・

中国地方の乗りつぶしはここまで。これから東へ向けて寄り道しながら帰ります。

(つづく)
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香川岡山鉄道乗りつぶしの旅(11)~水島臨海鉄道(2)~ [旅行(中国地方)]

(前回からの続き)

水島駅から少し行ったところに、水島ポートパークという公園がありました。
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アデレード港との姉妹港締結のモニュメントなんかがありますが、それ以外は特に・・・
奥を横切っているのが水島臨海鉄道の高架線です。

三菱自工前駅の少し手前には、こんな看板が。
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さすが自動車工場の前。完成車が工場から積出港までナンバーなしの車が自走するそうです。
他には、横浜の大黒ふ頭でナンバーなしの車を見たことがあります。

たどり着いた終点の三菱自工前駅は、1面1線の小さな駅。
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複線に見えますが、手前の線路はかつて港につながっていた線路で、現在は途中で途切れています。
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あ!列車が!
と見せかけて、これは通過列車。
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水島始発の列車になります。どうせ通るならここ始発にすればよさそうなものですが、まぁ止めたところで乗る人はいなさそうです。

時刻表を見てみましょう。
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工場地帯の駅だけあって、通勤時間に列車が集中しています。一方で日中はスッカスカ。鶴見線の海芝浦かな?

そうこうしているうちに、逆からも列車がやってきて、この狭いホームの前を通過していきました。
奥には車庫があり、旧国鉄のディーゼルカーもラッシュ時用に留置されています。
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先ほどの写真からもわかるとおり、陽炎が立つほどの暑さの中、狭いホームで20分ほど列車を待って、折り返し倉敷市駅へ戻りました。
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(つづく)
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香川岡山鉄道乗りつぶしの旅(10)~井原鉄道・水島臨海鉄道~ [旅行(中国地方)]

(前回からの続き)

三谷(みたに)駅からは、井原鉄道の列車に乗り換えです。
列車はこちら。
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毎度おなじみ、水戸岡デザインの列車でした。愛称は「やすらぎ」。

これまで見てきた区間同様、長い高架線を行きます。
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ずっとこんな景色にもかかわらず、意外と乗客はちょこちょこ乗ってきて、約35分で終点の神辺に到着。
駅舎を出る暇もないくらい好接続で福塩線の福山行に乗り換え。そして福山からは117系で山陽本線を倉敷へ戻ります。
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117系も真っ黄色。

福山から40分程度で倉敷に戻ってきました。
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そして向かうのはその隣にある、水島臨海鉄道の倉敷市駅。
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なんか駐輪場の一角のような駅ですが、実際2階以上は駐輪場です。
そのためホームは暗いですが、どんな天気でも快適に待てそうです。
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水島臨海鉄道は、各地にある臨海鉄道(JR貨物と地元自治体などによる臨海部の第三セクター路線)の中でも珍しく旅客営業を行っている路線。ここのほかには鹿島臨海鉄道くらいです。
しかしここは、貨物中心のわりには、ほとんど高架線の路線です。
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線路周辺は工場と民家が混ざり合った地域。民家も結構多いので、旅客営業を行うのも納得です。
約20分でこの列車の終点、水島駅に到着。
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日中はほとんどの列車が周辺に民家のある水島止まりですが、この路線はさらに1つ先の三菱自工前駅までつながっています。
名前の通り三菱自動車を中心とした工場地帯にある駅のため、日中は非常に本数が少なくなっています(鶴見線みたい。今は本数が増えているそう)。
よって、次の列車まで時間調整を兼ねて、ここから三菱自工前駅まで歩くことにしました。
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(つづく)
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香川岡山鉄道乗りつぶしの旅(9)~井原鉄道代行バス・H30年7月豪雨の被災地を行く~ [旅行(中国地方)]

(前回からの続き)

翌朝、井原鉄道に乗車すべく、倉敷駅から伯備線に乗車します。
本日使うきっぷは、当時販売されていた「吉備之国くまなくおでかけパス」。その名の通り、岡山県内の鉄道に1日乗り放題で1980円というきっぷです。これでJRだけでなく、井原鉄道や水島臨海鉄道、岡山電気軌道も乗れる、まさに「くまなく」乗り鉄ができるきっぷです。

乗車するのは伯備線の豪渓行き。車両は115系。
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豪渓行とは聞き慣れない行先ですが、この時は水害のため、区間運転のみでした。

この列車で1駅、清音駅で下車します。
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地図上ではここから井原鉄道が分岐するのですが、時刻表の路線図を見ると次の総社まではJRと井原鉄道が並行して描かれています。営業上は、清音―総社間は共用区間扱いで、井原鉄道の起点も総社駅です。
ただ、今回は水害の影響で区間運休のため、乗りつぶしにはこだわらず清音駅から井原鉄道に入ります。
駅前にたくさんの人がいますが、皆さんはボランティアの方々。ここから歩いて被災地入りするようです。

この日は、H30年7月豪雨から、2週間程度経った日。途中の三谷駅までは不通だったので、こちらは代行バスに乗車します。
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ちょっと変わった、豪華な感じのバス。ドイツ製のネオプラン・スペースライナーというバスのようです。せっかくなので最前列。

清音駅を出て、すぐのところにある高梁川の橋を渡ると景色が一変。生えている木に砂が付着していることから、被災地に入ったことがわかります。
代行バスなので、線路沿いを走り駅へ。
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水害から2週間たっているにもかかわらず、その間雨が一切降っていないので、木には砂(元は泥ですが)が付着し、道路は砂ぼこりで覆われ、道端には水につかった廃棄物がうずたかく積まれています。
そのまま高架下を走り、次の川辺宿駅へ。
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道路にはみ出すほどのゴミの山。よく見ると信号機も点いていません。

川辺宿駅の次は、吉備真備(きびのまきび)駅。日本史に出てくる吉備真備の出身地がここで、それが由来となってこのあたりは真備町となりました。ただし読み方は「まびちょう」。
最も被害が大きかったと報道されていただけあって、駅前もこのとおり、一面砂っぽいです。
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右奥のアンテナがいっぱい立っている建物が倉敷市真備支所。
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こちらは駅方向を見たところ。乗務員さん(バスの運転手ではなく、車掌として乗り込んでいる井原鉄道の係員)が降りて、お客がいないか確かめています。
この写真に写っている小さいプレハブですが、なんか傾いているなと思って下を見ると、
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なんか車輪が見えています。最初プレハブに車輪がついていたのかと思いましたが、そんなはずはなく、自転車があったところに水で流されてきたプレハブが乗っかったようです。

ここまでずっと埃っぽい道を走ってきたように見えますが、道路によっては水が打ってあるところもあります。
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交通量の多い国道には、ほこりが立たないよう対策がされていたようです。
で、吉備真備駅から10分も走れば、そこは日常の風景。
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ちょっとした丘を越えただけで、水害とは無縁の光景。水は地形に正直であることがよくわかります。

列車なら20分のところを、40分弱かけて三谷駅に到着。
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なんてことはない中間駅ですが、ここから先は列車が運行しているので、乗り換えです。

ここまでの写真に、井原鉄道の高架橋も写っていましたが、実は井原鉄道はここまで全線高架or築堤の非電化路線(一部トンネル)。特に線路に被害はなかったようですが、電気設備が水没したために運休となったようです。
(つづく)
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香川岡山鉄道乗りつぶしの旅(8)~倉敷へ~ [旅行(中国地方)]

(前回からの続き)

児島駅に入ると、でっかいジーンズがお出迎え。
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倉敷市の南端に位置する児島は、繊維産業で栄えた町。現在はジーンズの生産で有名になっています。
倉敷で繊維産業と言えば、クラボウ(倉敷紡績、発祥地は美観地区近くのアイビースクエア)が有名ですが、その中でもここ児島を発祥地とする有名企業には、学生服で有名なカンコー学生服(菅公学生服)があります。
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駅名標は、JR四国とJR西日本の境界駅ということもあり、どちらの色でもない色が採用されているようです。

さて、今夜は倉敷駅近くに泊まるのですが、電車だけで行くのも普通過ぎるので、途中の茶屋町で下車。
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ここからバスで倉敷駅へ向かいます。
地図を見るとわかりますが、鉄道のみで向かおうとすると一旦東のほうの岡山駅を経由する必要がありますが、バスならショートカットできます。児島からも直通バスがありますが、これだと時間もお金もかかります。最も安くて(時間が合えば)最も早いルートが、この茶屋町乗り換えのルートなのです。
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バスに揺られること約25分、倉敷駅に到着。
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もう夜の7時を過ぎているのですがこの明るさ。夏は日が長いのがいいところ。
せっかく倉敷に来たので、観光地に顔だけ出しておきましょうか(笑)

ということで、倉敷美観地区にやってきました。
夜なのでライトアップとかしてるかなと思いましたが、控えめな感じでした。
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(まぁ、あんまりギラギラしていても、それはそれで美観地区らしくないのかも)

ホテルへの帰り道にこんなのを見かけました。
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夏の間の土曜夜には市が出るようです(ネットで土曜夜市を調べてみると、どうも西日本の一部で行われている風習のようです)。

次回はちゃんと乗り鉄します。
(つづく)
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山陰乗り物の旅(6) [旅行(中国地方)]

(前回からの続き)

この後、米子駅前から無料送迎バスで足立美術館へ行き・・・
(↓足立美術館庭園)
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戻ってきた駅は安来(やすぎ)。
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安来はどじょうすくいの安来節で有名な所(といっても名前しか知らない・・・)。そのため、よく見るとロータリーの白線がどじょうになっています。

この日は駅前に足湯がある浜村で一泊。
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翌日は鳥取砂丘を観光し、
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帰ってきました。
ただいま~
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って、何か変ですね。
上2枚の写真はどちらもこの列車の車内。
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智頭急行の特急スーパーはくと。車内がこんな風に和風なつくりになっています。
この列車に新大阪まで乗り、その後新幹線で帰ってきました。

(「山陰乗り物の旅」おわり)

山陰乗り物の旅(5) [旅行(中国地方)]

(前回からの続き)

今回の記事は妖怪ラッシュです。
境港駅に戻ってくると、さっき乗ってきたバスとは違う絵柄のバスが停車中。
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鬼太郎と仲間たちです。
境港からは境線で米子へ。この路線はほとんどの列車が妖怪ラッピングの列車という変わった路線。
境港駅でもすでにこんな感じですが、
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そこに来る車両はこの力の入りよう。
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車内も天井はおろか、座席までしっかりオリジナル。
ちなみにこのほかにもこんな車両もあります。
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路線の反対側の起点、米子駅も、境線ホームは妖怪だらけです。
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とまぁ、気合の入った境港周辺でした。
(つづく)

山陰乗り物の旅(4) [旅行(中国地方)]

(前回からの続き)

翌日、松江駅から、一畑バスの運行する松江境港シャトルバスに乗車。まっすぐ境港へ向かいます。
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中海の中を通るし面白そうと思ってこのバスに乗ることにしたので、
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こんな景色を眺めながらのバス旅です。(これは砂州というのか?)
ただ、この途中、島根県から鳥取県に入るところで見覚えのある景色が・・・
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江島(えしま)大橋。その威容から、天へ続く橋なんかと言われたり、つい最近のダイハツのCMで「ベタ踏み坂」という名前で呼ばれたりと、何かと有名な橋です(この旅行は2013年9月。CM放送の前です)。こんなところにあったんだ・・・
ちなみに、上ってるところを後ろから撮るとこんな感じ。
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近づいてしまうとそんなに大した坂じゃない?ま、これが望遠撮影の威力でして・・・

着いたところは境港駅前。
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境港は、漫画家水木しげるの出身地ということで、、駅前からのびる道には「水木しげるロード」と名前が付けられ、たくさんの妖怪の銅像が並んでいます。
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日替わりで着ぐるみも・・・
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そんな観光地を盛り上げようと、タクシーまでこんなことになってます。
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行灯が目玉おやじに・・・。夜になるとやっぱり光ってるんですかね?

まだネタになる乗り物があるので、この記事はもうちょっと続きます。
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疲れたニャ?

(つづく)

山陰乗り物の旅(3) [旅行(中国地方)]

(前回からの続き)

松江市内を観光するのに便利な乗り物はバスと船。

バスはこちら、ぐるっと松江レイクラインという愛称。
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これは観光地にはよくあるバスですね。市内の観光スポットを巡ってくれる路線バス。夕方には夕日スポットへも足を伸ばします。

一方、船はこちら。
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松江城のお堀を一周する堀川めぐり遊覧船です。1日乗車券のみの販売で、1000円。
お堀の上から昔の街並みや松江城を眺めることができます。
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と、ここまでは普通の遊覧船ですが、この船にはちょっとした仕掛けが。
通常、船内はこんな感じ↓
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ですが、あるところでは・・・
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つぶれます(笑)
お堀に架かる橋は船の航行なんか気にして作られてはいないので、水面からの高さが低いところが多く、このように屋根を下げないと通れないのです。ちなみに、初乗船の場合は出発前に頭を下げる練習をさせてくれます・・・
ちなみに、この記事2枚目の写真の船に赤やら黄色やらの色がついていますが、これは列車やバスでいう種別表示(定期or貸切直行)と行先表示(巡回or各乗船場行)なんだそうです。

ローテクながら意外とシステマチックな松江の遊覧船でした。

(つづく)

山陰乗り物の旅(2) [旅行(中国地方)]

(前回からの続き)

参道沿いにある出雲大社前駅から一畑電車に乗ります。
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ちょっぴりおしゃれな駅舎。駅の中もいい雰囲気。
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乗った列車はこちら。
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左側の列車です。元南海の車両。右側がもともとの色ですね。
途中で元京王の車両と行き違い。
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列車は宍道湖沿いをひたすら東へ。
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約1時間で終点の松江しんじ湖温泉駅に到着します。
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次回は松江市内をちょっぴり観光。ここには面白い乗り物がありました。
(つづく)
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