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北部九州鉄道乗りつぶしの旅(3)~松浦鉄道~ [旅行(九州)]

(前回からの続き)

伊万里駅の連絡通路を越えて、乗車するのは松浦鉄道。
mr600.jpg
昔車両だけは見たことあったのですが、乗車は初めて。すでに車両は新しいものに置き換えられていました。
車内はこんな感じ。
inmr600.jpg

松浦鉄道は、有田から伊万里、松浦と海岸線をぐるっと回って佐世保まで行く93.8kmの路線。全て伊万里で運転系統は分かれていますが、全線乗り通すと3時間かかる乗りごたえのある路線です。
伊万里は途中駅なので、いったん片方の終点、有田へ向かいます。

有田駅までは約25分。
aritast.jpg
ここも駅名が磁器に記されており、焼き物の街をアピールしています。
有田の街中にも磁器が鎮座しています。
aritatown.jpg
ちなみにここは焼き物で有名な佐賀県の有田(ありた)。有田みかんで有名な有田は「ありだ」と読み和歌山県なのでお間違いなきよう…

30分くらいの滞在で伊万里に戻り、さらに佐世保行に乗車します。
こちらは一部海沿いを走ります。
imariwan.jpg
そして、約1時間乗ったところで途中下車。
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ここは、鉄道好きならだれでも知っている、日本最西端の駅、たびら平戸口です。
tabirast2.jpg
まぁ、沖縄のゆいレールの開業で、最西端と最南端は全部持っていかれたんですが、普通鉄道なら今もここが最西端です(ゆいレールはモノレールなので)。
駅も昔から最西端をアピールしています。
tabirast.jpg
ちなみに、駅舎内には松浦鉄道を紹介するコーナーもあるので、待ち時間に覗いてみるのもいいでしょう。

1日数本あるたびら平戸口駅始発の列車に乗り込み、終点佐世保へ向かいます。
もう一つ松浦鉄道にある有名な鉄スポットといえばこちら。
200m.jpg
でっかく「中佐世保」と書いてありますが、今いる駅は佐世保中央駅。中佐世保-佐世保中央間は路面電車を除き、日本で一番駅間距離が短いところです。その距離たった200m。もともと国鉄松浦線として開業した時は佐世保中央駅はなかったものの、松浦鉄道になってから駅を増やす一環でより商店街に近い佐世保中央駅を国道の反対側に設置したためこうなったようです。よく中佐世保駅が廃止にならなかったものだ…
ちなみに写真のとおり、近いからと言って線路がまっすぐでないので、隣の駅を見通すことはできません。

そのまま乗り続け、終点の佐世保に到着。
sasebo.jpg
暗くなってきましたが、ここでは泊まらず、翌日に備えてもう少し進みます。

(つづく)
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