SSブログ

北部九州鉄道乗りつぶしの旅(14)~筑豊を走る鉄道(2)~ [旅行(九州)]

(前回からの続き)

次に乗った列車は、筑豊電鉄の最新型、5000形。
5000.jpg
全国の路面電車で導入される、低床車両ですね。
こちらで終点の筑豊直方へ。通常、出口は左側で、路面電車と同じく運転手が下車する乗客から運賃を収受するのですが、上の写真のように終点では折り返しのため、出口が右側になってしまいます。どうしているかというと、終点に着いたら運転手が反対の運転席へ行き、そこで扉を開けて下車扱い。なんと、後ろから降りるのでした。

この駅は、近くに川があることもあってか、高架の駅。
c_nogata.jpg
道路をまたいで延伸予定だったというのもあるようですが、路面電車の車両が高架の駅にいるのはなかなか違和感あります。

ここからJRの直方駅までは徒歩10分程度離れています。
その間に商店街があるのですが、これがなかなか味のある雰囲気でした。
shops.jpg
shops2.jpg

さて、JRの直方駅にやってきました。
kaioh.jpg
駅前に力士の像が鎮座していますが、こちらはここ直方出身の力士、元大関の魁皇の像です。地元のヒーローといった感じで、こうやって銅像があるほか、ここ直方から博多を結ぶ特急列車の名前にもなったりしています。

で、ここから乗るのはJRではなく平成筑豊鉄道。
chiku.jpg
やたら派手な色ですが、こちらはラッピング車両。
もともとの色はこんなのです。
double.jpg
このとおり、1両のディーゼルカーが30分に1本程度行き来するだけの路線なのに、立派な複線。
この路線は旧国鉄から転換された第三セクターですが、もともとこのあたりの炭鉱開発で作られた路線なので、今となっては持て余すほどの設備となっています。まぁ、単線化しようにも信号の改修とかめんどくさそうですし…

さて、この日はなんと、全線1乗車200円で乗れるキャンペーンを実施中。
200.jpg
おそらく沿線のイベントに合わせての実施でしょうが、このことを知っているからかどうなのか、結構若い人が多く乗っていました。たまには知らずに通常運賃を払おうとして、喜ぶ人もいたり。

そんなこんなで直方から田川後藤寺までひとまず乗り通しました。

~おまけ~
つり革に応援メッセージ(広告?)を掲出できるそうですが、中に車両メーカーの新潟トランシスのものがありました。
niigata.jpg

(つづく)
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。