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北海道&東日本パスで行く北海道(4) [旅行(東北)]

(前回からの続き)

酒田駅を12:40発の列車で出発。
駅を出てすぐのところには、東海道線と書かれた211系電車が留置されていました。東海道線を引退した列車が、ここに疎開留置・・・というところでしょうか。最近は信越・東北地方を旅行するとよく見かけます。

dewa.JPG
出羽山地を眺めながら走ること約40分、象潟に到着です。すでに秋田県に入っています。
象潟は、松尾芭蕉の奥の細道にも出てくる有名な景勝地。駅前にも歌碑があります。
kisast.JPG
しかし、その景色は当時と現在では全く異なるとのこと。というわけで、その景色を眺めに行きましょう。
象潟駅から北へ1.5kmのところに道の駅象潟「ねむの丘」があります。ここの最上階の6階は無料展望台になっていて、象潟一帯の九十九島と呼ばれる景勝地を上から眺められます。
そこを通るバスも出ているのですが、安く上げたいので時間もあるのでのんびり歩いていきましょう。

途中には、こんな木の生い茂った丘があります。
oka.JPG
これが実は昔島だったもの。では、これを上から見渡すと・・・
kisakata.jpg
(画像クリックで拡大)
このようになります。これが道の駅の展望台から眺めた景色。かつては海の上に浮かぶ多数の島という、宮城の松島のような景色(参考記事)だったそうですが、1804年の象潟地震で土地が隆起し、その後水田開発が行われて、水田の間に緑の丘という今の姿になったのだとか。この展望室には、水田に水が張ってある時期の写真が置いてあるのですが、確かに海に浮かぶ島々に見えます。

駅に戻る前に1階の売店でお土産を買ったら、店員さんが職場体験中の中学生でした。最近は夏に旅行するとそんな光景をまま見かけるようになりましたね(以前山陰に行ったとき(→こちら)も、出雲市駅や一畑電鉄の松江しんじ湖温泉駅の改札にいました。そのときは大人でも見慣れない周遊きっぷを使っていたので、一様に「?」って顔をしていたのがおもしろかった・・・)。

夕方5時を過ぎて、だんだん日が傾いてきました。
yuuhi.JPG
この日は秋田市内泊。今宵の宿の最寄り駅はこちら。
tutizaki.JPG
土崎駅です。
ここは以前(当時の記事はこちら)にも、新潟から船で来たときに来たことがある(秋田港の最寄り駅)のですが、そのとき何もなかった駅前にはきれいなロータリーが整備されていました。
長かった1日もここで終わり。翌日は青森へ向けて北上します。

(つづく)
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