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関西電力黒部ルート見学会+αの旅(5) [旅行(甲信越)]

(前回からの続き)

翌朝、松本駅5:58発の大糸線1番列車でアルペンルートの入口、信濃大町駅に向かいます。
ホームにいた列車はなんと6両編成(しかも211系)。
211.JPG
そんなに乗らんだろと思いましたが、どうも上り松本方面列車の送り込みのようですね。

途中から学生をちょこちょこ拾い(あぁ、そういえば平日だった)、1時間ちょっとで信濃大町に到着。
oomachi.JPG
ようやくアルペンルートに入れます。

まずは扇沢まで路線バス。路線バスとはいえ、車両は観光バスタイプです。
初夏だし、室堂(アルペンルートの最奥で標高最高地点)では雪の大谷ウォーク(雪の壁の間を歩けるイベント)もまだやってるし、人が多いかなと思いきや、乗ったのは私含めてたった3人。まぁ朝早いから、みんな扇沢まで車で行ってるのかなと勘繰りつつ乗車。
大町温泉を過ぎて、山道をどんどん進んでいけば、約30分(ダイヤ上は45分のはずなんだけど・・・)で扇沢駅に到着。
ogizawa.JPG
うん、誰もいない(笑)。

扇沢駅。「駅」というわけは、ここから乗るトロリーバスは法律上「無軌条電車」(レールのない電車ってことですね)だから。車両は見た目バスなんですが、細かいところ見るといろいろ電車です。
乗るのはこちら。
trolley.JPG
ホームにずらっと並んでいます。ちなみに車体横の4本の黒帯は、「黒四ダム」からのシャレとか・・・
混雑に応じて、このうち何台かが続行して運行します。で、本日はというと、乗客たった6人のため1台運行!
前回来たとき(8月)は3台続行で、しかも立客もいたのに、まぁすごい差です。梅雨時っていうのもありますかね。

今回は運転席の真後ろに座りました。運転の様子でも見てみようかと。
この路線は、この扇沢駅周辺以外は全てトンネルです。全線単線で制限35km/h、途中に行き違い設備があります。
そのため、運転士は通票と言われる板を持ち、行き違い時に対向車と交換します。
tsuhyo.JPG
モニターの右側、壁にぶら下がってるのが通票。
で、こちらは行き違い場所。
koukan.JPG
ちゃんと信号がついていたり、通票があったりするところがいかにも電車です。

約15分で黒部ダム駅に到着。
人がいなくてヒマを持て余していそうな駅員さんと約200段の階段を上り、展望台へ。
kurobe.JPG
やってきました、2回目の黒部ダム。この時期は観光放水はしていませんが、静かな黒部ダムというのもそれはそれでいい感じ。
kurobe2.JPG
山のほうも晴れてきました。

トロリーバスに乗っていた6人のうち、この展望台に上ってきたのは私1人。ここまで閑散とした展望台も珍しいんではなかろうかと・・・。駅員さんも、「6人はあまりに少ない」と。今年のアルペンルート開通時にには昨年よりも多くの人が詰めかけたので、今年は多いぞと思ってたら6月に入ってこのありさまのようで。まぁ、夏には人人人のオンパレードになるんですけどね。

せっかく早起きしてここまで来たので、もう少し黒部ダムを観光していきましょう。

(つづく)
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