SSブログ

関西電力黒部ルート見学会+αの旅(7) [旅行(甲信越)]

(前回からの続き)

ようやく黒部ルート見学会です。
点呼ののち、関係者専用通路からトロリーバス乗り場方面へ。
途中に空港ばりのセキュリティチェックがあり、身分証の提示も求められます。
ヘルメットの貸与と注意事項の説明を受けると、トロリーバスのダイヤを縫ってトンネルへ徒歩で進入。
damst.JPG
駅をかすめて・・・
そこには中型の観光バスが止まっていました。このバスもそうですが、黒部湖周辺の乗り物はすべてトロリーバスのトンネルを使って運び込まれているようです(遊覧船「ガルベ」も!)
kanden.JPG
この高さ4mほどの関電黒部トンネルを延々10km走ります。
狭いから途中の行き違いとかどうするんだろうと思いきや・・・
daia.JPG
しっかりダイヤが組まれていました(↑この写真はインクライン上部にて撮影)。待避所もあるにはありますが、すれ違わないように組まれていますね。乗るバスは11:00頃黒部ダム発、11:30頃インクライン上部着の社客バスのよう。あ、このダイヤ、ホワイトボードに棒状のマグネットを張り付けてるだけですよ。

車内から見るとこんな感じ。
bus.JPG
ただ10km走るだけではつまらないので、途中の絶景ポイントを案内してくれます。
タル沢横坑の前で停車し、冷たい地下水が側溝を流れる横坑を歩いていきます。
taru.JPG
するとその先に鉄のゲートがあり、そこを出ると、
taru2.JPG
ありゃ、曇ってます。でもこんな山々が見えるのです。雪がかぶっているところは劔岳。
係の人がパネルを使って説明もしてくれます。
panel.JPG
こういった景色を目的にこの見学会に参加する人も多いのだとか。そりゃ、ここの景色を見ようと思ったら、この見学会に参加するほかは山道を2日歩くルート(水平歩道&日電歩道)しかないわけですから・・・

タル沢見学を含め約30分で、バスの終点、作廊谷(インクライン上部)に到着。ここでインクラインに乗り換えます。インクラインって何だって?それは次回。

(つづく)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。