SSブログ

香川岡山鉄道乗りつぶしの旅(13)~赤穂~ [旅行(関西)]

(前回からの続き)

岡山での乗りつぶしを終え、すでに岡山の名物(鉄道趣味界隈に限る)になった感のある真っ黄色の電車で赤穂線へ進みます。
IMG_1811.jpg
山陽本線と違って海沿いを行くから海が好きな人にはこちらがおすすめ、
IMG_1807.jpg
という理由のほかに、こちらのほうが乗り継ぎがよいことが多々あるので、自然と赤穂線に乗る人もいるでしょう。
電車は全て途中の播州赤穂で乗り継ぎ。せっかくなので、小一時間観光してみましょう。

赤穂は、「播州」と付くように、すでに兵庫県です。赤穂と言えば、赤穂の塩と、赤穂浪士の忠臣蔵で有名。お土産屋にも、塩や赤穂浪士にちなんだものが並びます。
駅の階段にはこんな展示が。
IMG_1828.jpg
江戸時代の絵双六から取ったものだそう。その説明書きの中に、「芝居などと同様、姓名を実名と変えてあります」との文字が。テレビでよく出るような「この作品はフィクションであり、実在する人物、団体、事件等とは一切関係がありません」みたいなことは、江戸時代からやってたんですね。
駅前に出ると、忠臣蔵の中心的な人物、大石内蔵助の銅像が、駅をバックに立っています。
IMG_1827.jpg
それもいいのですが、この交差点の名前、「赤穂駅前中」。「中」は「Central」の意味のようですが、ちょっと変わった名前ですね、駅前広場が広いからこうなった?

駅前通りは、忠臣蔵の雰囲気を重視してか、両サイドに蔵造りの配色を模した建物と松並木。
IMG_1816.jpg
これはおそらく、松之廊下のイメージですね。
この通りの突き当りに、赤穂城跡があります。
IMG_1818.jpg
天守はありませんが、これはもともと作られなかったからなのだそう。

あまりに暑いのと、電車の時間があるのとで、城内はそれほどしっかり見ることなく素通りし、近くの大石神社へ。ここは、忠臣蔵の元となった事件の赤穂浪士が祀られている神社。なんと全員の石像があります。
IMG_1823.jpg
となると、江戸時代にできた神社なのかというとそういうわけでもなく、神社の公式HPによると、「明治天皇の宣旨を契機として明治33年神社創立が公許せられ、大正元年11月、四十七義士命を祀る神社としてご鎮座になった」。なんか政治臭がしてきたぞ、これ。

まぁ、忠臣蔵の事件、あまりよく知っているわけじゃないのですが、この記事書きながら色々調べていると、
1.なんか知らんが浅野内匠頭(赤穂藩主)が吉良上野介を斬った(傷害事件)
2.けしからんということで浅野内匠頭は死刑(切腹)(→ちょっと罪重いか?)
3.これにキレた赤穂藩士が吉良上野介を殺害(→え!?)
4.赤穂藩士は全員共犯として死刑(切腹)(→まぁ、そりゃねぇ)
ごめん、どこに共感する要素があるのかわからなくなってきました。
(ただし、あくまで忠臣蔵は事件をもとに作られた浄瑠璃です…)

播州赤穂からは、JR西日本が誇る新快速で一気に東へ。
IMG_1835.jpg
明石周辺の、山陽電車を含めた3複線は迫力ありますよね。
IMG_1837.jpg
これで、一気に米原まで・・・とはいかず、三宮で下車し、阪神に乗り換え。
そしてやってきたのは阪神尼崎駅。
IMG_1846.jpg

今日はここまで。わざわざ阪神に乗り換えて阪神尼崎に泊まったのは、単にホテルが安かったという理由だけです。
翌日、ようやく関東へ戻ります。

(つづく)
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。