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関西電力黒部ルート見学会+αの旅(2) [旅行(甲信越)]

(前回からの続き)

乗って来た電車で折り返します。滞在時間は20分でした(^^;)
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急カーブの多いこの路線ですが、都会で活躍したこの列車も難なく走っていきます。意外とサイズも路線にぴったりなんですね。

上田駅に戻り、ここから一旦、まだ乗ったことのない小諸までの区間を乗りに行きます。ええ、ただ乗るだけです。
すでに通学ラッシュも終わっており車内はガラガラ。ボックスを1人で占拠できるほどです。
20分で小諸に到着。
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と、駅の中にアニメのポスターと野菜を発見(笑)
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なかなか野菜を売っている駅って見ないですね。
ちなみに、ポスターはアニメ「あの夏で待ってる」のもの。小諸周辺が舞台になっており、ちゃんとしなの鉄道も出てきます。

7分の滞在で、折り返し長野行に乗車。これでしなの鉄道と上田電鉄は制覇した(軽井沢-小諸間は以前乗っています)ので、次の目的地へ向かいます。
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にしてもここの車両、車両自体はJRのおさがり(というより国鉄時代のもの)なのに、車内にはちゃっかり広告用の液晶がついているんですよね。ドアチャイムもつけているし、なかなかに中身は近代的。当分使い続ける予定なのでしょう。

で、目的地はこちら。長野駅。
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と言っても、長野電鉄の長野駅。地方私鉄には珍しく、地下にあります。
さてそこにいるのは・・・
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成田エクスプレス!成田空港まで行けるんですか?
これは、成田エクスプレスの旧型車を譲り受けたもので、今は終着の湯田中温泉に浸かるニホンザルにちなんでスノーモンキーの愛称で走っています。
車内もそのまんま。
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しかも、運賃と別に特急券たったの100円追加すれば乗れるお得列車です。
この時期は人気ゲーム「モンスターハンター(モンハン)」とコラボ。アニメとのコラボは最近よく聞きますが、ゲームとのコラボは珍しいんでは?

最初は終点まで乗り通そうかと思っていたんですが、せっかくなので小布施で途中下車してみることにしました。
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(つづく)

関西電力黒部ルート見学会+αの旅(1) [旅行(甲信越)]

(前回からの続き)

山手線の逆回りで時間をつぶし、23:40上野発の夜行バスに乗車。
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成田空港から来るバスで、成田空港交通の車両でした。車内チャイムが成田空港内のターミナル連絡バスと同じでちょっとクスッと来たり・・・。このバス、リクライニングがやたら倒れるのですが、あまりに倒れるので後ろの人が気になってMAXまでは倒すのが気が引けました。もったいない。

朝7時頃に長野駅に到着。この日は長野県内の鉄道乗り回しです。
「信州北回廊パス」という、長野北部のJR・しなの鉄道(上田以西)・長野電鉄などが乗り放題で2580円の切符を購入し、向かったのは上田駅。
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ここは上田電鉄別所線の起点。まずこの上田電鉄を終点まで往復します。
ここには先ほどの切符が使えないので、新たに「軽井沢・別所温泉フリーきっぷ」(上田電鉄としなの鉄道上田以東が乗り放題、1850円)を購入。いざホームに向かうと・・・
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待っていたのは東急の車両。最近は日本各地の私鉄に渡っているとのことなので、ここにいてもおかしくないんですが、この後行く先々で東急の車両に出会うことに。
でも、エンブレムはちゃんと上田電鉄に変わっていますよ。
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平日の朝の下りなのですいているかと思いきや、学生でいっぱい。途中に大学前という、大学や短大の最寄り駅があり、そこに通学する学生のようです。
案の定大学前を過ぎると2両の列車に残り9人。この後も少しずつ人を降ろし、上田から約30分後、終点別所温泉駅に3人を乗せて到着。
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なかなかのレトロな駅で、中もこの通り。
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温泉街の入り口にふさわしいたたずまいですね。ちなみに、ここの駅員さんは観光協会の方で、和服で働いています。列車が出発するときも深々とお辞儀でお見送り。温泉街の顔です。

ただ、駅を出てちょっと行くとこの通り。
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さびれているわけではありません。温泉街が駅からちょっと離れているようです。平日ということもあってか、人通りもほとんどなく、観光客も観光バスでアクセス。観光客と思しき人は、戻りの列車に乗ってきた女性3人組だけでした。

(つづく)

関西電力黒部ルート見学会+αの旅(0) [旅行(甲信越)]

3月の某日、郵便料金が値上がりする前にと、黒部ルート見学会の申込みのはがきを出し、待つこと1か月半。音沙汰なし・・・。しょうがないから関西にでも行くかといろいろ準備していた矢先、一本の電話が。「再抽選の結果当選しました」・・・
数日後郵便で関係書類が到着。
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(当選通知。この下には名前や日程が入っている。)
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(同時に来る書類たち。参加証にしおり。その他周辺の観光案内などなどいろいろ入ってました。)

黒部ルート見学会とは、関西電力の管理する黒部ダムの付帯設備をいろいろ見て回ろうという、富山県は黒部ダム~黒部峡谷鉄道欅平駅間(ここを黒部ルートと言っている)の見学会です。
名目上は黒部川の「水力発電事業を理解していただくため」(関西電力HPより)に行われているのですが、景色が良いことと様々な乗り物を乗り継ぐことから、それはもう、様々な趣味人が集まる人気の観光ルートでもあります。
よって、必ず抽選になり、倍率は低くても2倍以上、夏休み期間ともなると7倍近くに達します。一時期は10倍を超えていたのだとか。

せっかく富山まで行くのだから、その行き帰りにも何かしたいなぁといろいろ考えた結果、3泊4日の旅行計画が完成。なんか+αがおまけじゃなくなってきました・・・
関西行のチケットと宿をことごとくキャンセルし(キャンセル料で3000円近くいったけど悔いなし!)、長野・富山方面のチケットと宿を押さえていざ出発です。

(つづく)
(黒部ルート見学会だけ見たい方はこちらから→「関西電力黒部ルート見学会+αの旅(7)」)

飛騨・信州 車の旅(6) [旅行(甲信越)]

(前回からの続き)

松本電鉄で終点の松本まで向かいます。
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友人は途中下車したのち松本駅で合流。その間に駅で列車を眺めながらのんびりします。
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↑関東から信州にやってきた211系。色も信州色になりました・・・

合流して、今度は街歩き。普通の観光客は行かないようなところまで足を延ばします。
なぜか洋館が立ち並んだ地区や、
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地元に人でも通るのかよくわからない小路など・・・
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まぁよく下調べしているものです。

当然観光もしていますよ。
中町通りは白壁が並ぶ街並みの観光地になっています。
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落ち着いた雰囲気ですね。
そんなところもあれば、雑多な店が並ぶ縄手通りという通りもありまして・・・
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これが、よくぞさまざまな店を集めたもんだというほど同じようなものを売る店がほとんどない通り。見てて楽しくなってきます。

友人と街中で別れた後、最後はやっぱりここを見ておこうと松本城へ。
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せっかく来たからには見とかなくちゃ。

旅はここまで。ここから松本駅まで歩いて、電車で帰ってきました。

(「飛騨・信州 車の旅」おわり)

北海道&東日本パスで行く北海道(2) [旅行(甲信越)]

(前回からの続き)

桑川駅で下車してやってきたのが、笹川流れと呼ばれる景勝地。新潟県北部、村上市の約11kmにわたる海岸線一帯を指します。
桑川駅は、道の駅「笹川流れ」と一体になっており、そこに設けられた展望台(?)からも景色を堪能することができます。もちろん海岸線に下りることも・・・
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さて、ここで景色を見るだけでは10分もかからず終わってしまいます。次の列車は1時間半後。しかも笹川流れはここから北へ向かって伸びる海岸線一帯。ということで、次の駅、今川駅まで歩こうということに!その距離4km強。まぁまだ早朝(6:20頃)で涼しかったですし・・・
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ということで桑川の町を離れ・・・
トンネルを抜ければそこは笹川。
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地形が急なので、道路も鉄道も寄り添って走っています。
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ずっと歩いていくと、こんな景色や、
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こんな景色を
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見ることができます。
岩場にはさまれてところどころにある砂浜は、どこもキャンプする人がいて、隠れたリゾート地のよう。
そのおかげで、歩いている途中に水道があったりして、顔を洗いながらサッパリとした気持ちで観光することができます。ただ、道路を歩いている人は皆無でしたけど・・・

海もこんなにきれいです。
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ちなみに、奥にうっすら見える島は粟島。粟島へは、村上駅の南、岩船というところからフェリーで1時間半(高速船なら1時間弱)で行けるそうです(と言っても、岩船がまずわからない・・・)。

なんだかんだで1時間歩きとおし、なんとか今川駅までやってきました。
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海が見える、のんびりとした雰囲気の小駅です。
ここで通過列車を見送りつつ、持ってきたおにぎりで朝食にして、次の列車を待ちました。

(つづく)

北海道&東日本パスで行く北海道(1) [旅行(甲信越)]

友人と、北海道を車で回ろうという話になり、最初は飛行機で行ってレンタカーで回って飛行機で帰るというプランだったのが、「せっかくの旅なのに列車に乗れない!」と思ったので、友人とは現地集合として、そこまで列車で行くことにしました。それがこの旅行の始まり。

友人とは釧路周辺で待ち合わせることにしたので、そこまでは「北海道&東日本パス」という青春18きっぷもどきの切符で4日ほどかけて向かいます。

というわけで、北へ向かうときの定番、ムーンライトえちごに乗るわけですが、ちょっと時間があったのでなぜか中野へ。
中野サンモールと
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中野ブロードウェイ
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です。
一見一続きの商店街のようになっていますが、中野ブロードウェイは商業ビルの1階部分が商店街みたいに通り抜けられるようになっているというもの。ちょっと変わってますね。

寄り道はこのくらいにして、ムーンライトえちごの出発駅新宿へ。
出発ホームは特急用の5番線なのですが、ここが遠いこと遠いこと。ほとんど代々木駅かと思うところにあります。どれくらい代々木駅に近いかというと・・・
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このくらい。手前が新宿駅5,6番線ホーム、奥の明かりが代々木駅です。こんなところに成田エクスプレスなんか発着させてよいものか・・・

駅構内を5分ほどさまよって5番線へ。
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こちらに乗ります。
定刻は23:10ですが、山手線で遅れが出ていたので23:24発に。遅れてるって言ったって、数時間前の話なんだから、くるくる回っている山手線には関係ないような気もするものの、ちょっとくらい出発が遅れたって、到着が遅れるようなことは少ないのでのんびり待ちます。
列車は満員。空いてる席にも池袋、大宮と人がどんどん乗ってきていました。

翌朝4:51定刻で新潟駅に到着。
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先へ向かう列車に乗り継ぎます。
5分での乗り換えなんですが、まあみんなゆったりとしていること。大垣のような乗り換え戦争とは程遠い雰囲気。でも乗り継いで納得、余裕で座れるんですね。

途中で日の出を拝みつつ、村上に到着。ここでまた乗り継いで、3つ目の桑川で最初の途中下車。
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ただ、この途中下車がこの旅行で一番疲れる途中下車になったのは想定外でした。

(つづく)

山梨酔いつぶれ紀行(7) [旅行(甲信越)]

(前回からの続き)

大月で電車を乗り継いで、着いた駅は猿橋。三奇橋と呼ばれる橋の内の1つである猿橋の最寄り駅です。
バスもありますが、徒歩20分弱で行けます。
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すでに周りは暗かったのですが、猿橋はライトアップされていました。
肘木けた式という構造だそうです。ちなみに、現在のこの橋は昭和59年に架けられたもの。
こちらは猿橋の上から。
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意外と深い谷に架かっているみたいです。
ちなみに、猿橋駅もこの橋を意識してか、こんな形。
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今回の山梨旅行はこれでおわり。
あとは普通に乗り継いで帰ろうかと思ったのですが、山梨ぶどう郷駅を出るときに「今日の臨時列車」という掲示を見て、「ホリデー快速ビュー山梨」の表示を見つけたのでこれに乗ることに。猿橋駅は通過するので、いったん大月駅に戻ります。
この列車は、オール2階建オールクロスシートの215系で運転されます。しかも千葉行きなので楽できそう。
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側面表示
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これは1階席
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1階席なので、少し下部がすぼんでいるのがわかりますね。
乗ったときは、やはり観光に便利な列車だからか結構乗っていました(といっても1つのボックスに2人程度)が、新宿でほとんどの人が降り、千葉(東京は通らない)に着いたときには1両に数人というありさま。
先ほどの座席の写真も、まだ千葉に着く前に撮った写真です。

千葉で乗り継いで、成田には夜9時ごろ戻ってきました。
今回の戦利品(?)
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ワイン3本(ミニボトルはおまけ)に日本酒1本・・・

(「山梨酔いつぶれ紀行」おわり)

山梨酔いつぶれ紀行(6) [旅行(甲信越)]

(前回からの続き)

勝沼ぶどう郷駅から2駅東京方面に戻り、笹子で下車。
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向かった先は笹一酒造。
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ちょうど新酒祭りをやっていたので立ち寄ったというわけ。
なぜか大きい太鼓が入り口に置いてあります。
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ステージでのイベントや、新酒の試飲(500円)、輪投げや屋台などのイベントをやっているのですが、私が行ったのは酒蔵見学。
酒米の加工用の機械や、発酵タンク、圧搾機などが見学できます。
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これは発酵タンク。
途中まで、すでに"出来上がった"グループがいたのですが、あまりに酔っ払いすぎているので途中で離脱(笑)
最後には加熱も加水もしていない搾りたての生酒の試飲・販売がありました。
試飲と言っても結構な量あり、しかも度数が高い(約20度)ので、それだけでも酔いそうになります。
このイベントで酒蔵見学した人のみの販売だそうで、私も1本購入・・・

ここはこれくらいにして、次の目的地に向かいましょう。

~おまけ~
笹子駅から笹一酒造まで歩く途中で、中央線を走る黒っぽい電車が・・・
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E655系お召し列車編成ですね。

(つづく)

山梨酔いつぶれ紀行(5) [旅行(甲信越)]

(前回からの続き)

場所はワイン村河川公園前バス停の周辺。
歩いていると、シャトレーゼ(あのお菓子屋さんのシャトレーゼ。でもここ勝沼店はワインしか扱ってない)の駐車場に人だかりが。
時間があったのでちょっぴり寄ってみました。
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朝市というよりはフリーマーケットのような雰囲気でした。
食べ物の屋台もあれば、服を売る店、果物を売る店、石のようなものを売る店、車を売る店(!?・・・近くのディーラーのようです)など、いろいろありました。

そこから坂を登ると、有名なメルシャンのワイン工場・資料館があります。
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資料館は無料で開放されており、中は昔のワイン作りの機械や、時代ごとのワインなどが展示されています。
こちらが外観。
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ワイン貯蔵庫。
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昔のブドウ絞り機。
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次に訪れたのは、先ほどのシャトレーゼの向かいにある盛田甲州ワイナリー。
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ここは、受付に案内が置いてあって、それを見ながら各自工場見学をするという形式。
最後にはカウンターでいろんなワインの試飲ができます。
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照明がぶどう型です(笑)。

すでに午後1時なんですが、近所に手軽に食事できるところが見当たらなかったので、駅までバスで戻りました。
(つづく)

山梨酔いつぶれ紀行(4) [旅行(甲信越)]

(前回からの続き)

山梨市・甲州市市境にあるのがロリアンワインの白百合醸造。
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工場見学と試飲ができます。
この周辺は、このように工場見学&試飲ができるワイナリーが数多く点在しています。

この日は新酒が出てすぐの休日だったこともあるのか、観光バスで来た団体客が大勢いました。
工場見学は工場の人が案内してくれる形式なので、他の団体にまぎれて聞いてくださいとのこと。
そこで案内された団体が女性のみの団体だったらしく、その中にぽつんと男1人混ざって聞いていました・・・
ワインのタンクを見たり・・・
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保管中の樽を見たり・・・
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その他瓶詰め機やろ過機なんかを見た後は・・・

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お待ちかねの試飲です!
ワイン6種とジュース(ブドウは切れていたようで、別のでした。なんだったっけ?)、それにグラッパ(ブランデーの1種。ワインからではなく搾りかすから作る)を無料で飲み放題です。
といっても、私はこの後があるのでほどほどにして、ワインを1本買ってその場を後にしました。

次は歩いて、ワイナリーが集まる地区へ向かいます。
(つづく)

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