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東武越生線沿線徒歩の旅(4) [鉄道沿線徒歩の旅]

(前回からのつづき)

西大家駅前の非常に車通りが多くて狭い片側1車線の道の向かい側に、広々とした神社があります。
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國渭地祇神社。「くにいちぎじんじゃ」と読むそうです。「渭」なんてどこで使う字でしょうか?
ここの境内には小さいけれど同じくらいの大きさのお社が点在。場所も特にそろっていないのですが、広場からすべてが見える、神社らしくないと言えば神社らしくない雰囲気の神社です。

冬の太陽は落ちるのが早く、すでに夕方の様相。
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少しでも線路沿いの道があればそこを歩きます。
そして、次の駅、一本松駅。
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時刻は14:53、越生駅から8.1km。

西大家から一本松、そして坂戸の手前までは、線路はまっすぐに進みます。
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ただ、もともと何もないところにまっすぐ線路を通したのか、線路沿いの道はほとんどなく、比較的長く線路沿いを歩けるのは坂戸駅の手前。
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このカーブを曲がると、坂戸駅に到着です。
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時刻は15:39、越生駅から10.9km。
最後の1区間が2.8kmと、線内で最も長い距離でした。

それにしてもこの駅舎、なんかメルヘンチックですね。と思ったら、本当に妖精が住んでいました!?
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坂戸市イメージキャラクターの「さかろん」。
”自称”妖精ですが、設定を見ると市役所住み込みで働いているという(ブラック臭・・・)
詳しくはこちらのHPをどうぞ(一瞬びっくりしますが、間違いなく市の公式HPです)。

10.9kmという路線なので、4時間弱で歩けました。半日で歩くにはちょうどいい距離ですね。
たまにはこういう郊外路線を歩くのもいいものです。

(「東武越生線沿線徒歩の旅」おわり)
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東武越生線沿線徒歩の旅(3) [鉄道沿線徒歩の旅]

(前回からのつづき)

武州長瀬駅からから先は線路沿いの適当な道がなく、片側1車線程度の車通りの多い道を行きます。
次の駅までの半分をとうに超えたところにあったこの複雑な交差点。
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ロータリーの真ん中に昔からの道標が取り残されているだけのように見えますが、実際には下図のような配置。
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T字路に一本左下の道(写真の左側外)が付け加わっただけといえばそうなのですが、そのせいで道路標示も複雑になり、ぱっと見戸惑う交差点です(道標が左右の道の真ん中にあるわけでないところがポイント?)。

ここから少し行くと、七福神の一部の石像が祀られているところがあるのですが、鳥居はあるものの後ろはすぐ田んぼ。なんか突拍子もない登場の仕方だなぁと思って横を見ると、
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どう見ても昭和のお菓子屋さんか理美容室かにしか見えない建物に「七福神御参拝等受付」の文字が。まさかこれ本物の神社?しかもこれが社殿?

ここからちょっと行くと川角駅に到着します。
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時刻は13:40、越生駅から5.3km。
川角の字の通り、近くを流れる高麗川がこの辺で蛇行しており、電車もすぐに対岸に渡ります。
鉄道橋の近くには歩いて渡れる橋がないので、大きく迂回しなければならないのですが、地図を見ると堰のようなものがあるようなので、その上でも渡れなかと一旦橋とは逆方向の河原へ。
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うん、渡れませんでした。堰の上はしっかり川の水が流れていて、濡れないようにするためには1m間隔くらいで置いてあるテトラポット(上部に吊るす用の鈎付き)を跳んで渡らないといけないという。
無理なので上の写真だけ取って撤収しました(20分のロスタイム)。

おとなしく迂回した先はこの橋。
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森戸橋という橋ですが、見てのとおり激狭の橋。車のすれ違いは不可能なのに、これでいて一方通行ではありません。
しかしこれではアレなので、左に写っている新たな橋が建設中。2020年度中の完成を見込んでいるとのことです。
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もう少し先に行ったところにあった注意標識。

一瞬たりとも線路沿いを歩けず次の駅、西大家駅に到着。
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時刻は14:23、越生駅から6.5km。

残すは2駅です。
(つづく)
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東武越生線沿線徒歩の旅(2) [鉄道沿線徒歩の旅]

(前回からのつづき)

武州唐沢を出ると、電車はすぐ毛呂川を渡って越生町から毛呂山町へ。
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こちらも少し離れた橋を渡ります。

ここには、直通快速なんてのも来るんですね。
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「直通快速 東飯能・飯能」行???
東武鉄道って飯能行くっけ?てかこの「直通快速」のフォント、西のほうで見たことあるような・・・
実はこれ、近くの高校のスクールバスの表示。
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好きな人がいたんでしょうね。
よく見るとこのバス、側面にTOEI BUSと書かれていますが、もちろん都営バスではなく、このあたりが地元の東榮自動車だそうです。

青空のもとをてくてく。
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ちょうど真上に飛行機雲ができていました。

少々歩くと、また駅舎と反対側に到着。
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こちらは東毛呂駅。
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時刻は12:34、越生駅から2.3km。
妙に改札から跨線橋までが遠いですが、駅反対側からホームを見ると、かつてのホームの位置は違っていたような跡があるので、いろんな歴史があるのでしょう(もともとは駅舎からすぐ構内踏切だった?)。

越生線には、いろいろなリバイバルカラーの車両が走っています。
こんなツートンカラーの電車や、
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塗装の途中のようなクリーム色の電車など。
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この記事の最初の写真で橋を渡っている電車は、東武鉄道の標準色です。

ずっと線路沿いを歩いているように見えますが、案外線路沿いは歩けず、迂回を繰り返していると、また駅の反対側に。近くの踏切を渡って駅舎側へ。
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武州長瀬駅です。時刻は12:57、越生駅から3.3km。
ここまで3駅で3.3kmでしたが、この先は4駅で7.6kmと、倍以上あります。しかも、地図を見るとなかなか線路沿いを歩けるところは少なそうですが、頑張って進みましょう。

(つづく)
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東武越生線沿線徒歩の旅(1) [鉄道沿線徒歩の旅]

年明けすぐの三連休。年末年始で旅行したので、中1週間でまた大掛かりな旅に出る気にはなれず、近場で手ごろな旅はないかと考えていたら、近くに乗ったことのない路線がありました。
東武越生線。東武東上線の坂戸駅からJR八高線の越生駅までを結ぶ7区間10.9kmの路線です。すべての列車が線内完結の、まったりとしたローカル線。せっかくなので、この路線を乗りつぶしつつ、全線歩いてみることにしました。

まずは電車に乗って乗りつぶし。越生駅を目指します。
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坂戸駅で東上線から乗り換え、越生線へ。
お昼前の越生行は、終点手前まで来るとこの乗車率。
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大手私鉄らしからぬ旅情です。

約20分で終点の越生駅。
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東武側の東口は、立派な駅になっていました。最近建て替えられる駅はこれと同じようなデザインですね。
一方JR側の西口は昔ながらの木造駅舎。
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どうもこの時から1ヶ月もたたずに解体されたようです。新たに町の交流施設を建てるのだとか。

東武側の東口に戻り、線路沿いの道を坂戸方面に向かって歩き始めます。
時刻は11:54。もうお昼です。
越生駅から南は当分の間東武越生線とJR八高線が並走しています。
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複線に見えますが、それぞれの路線の単線が並んでいるだけ。しかもJR八高線は非電化で、ディーゼルカーが頑張っています。

まっすぐ歩いていくと、そのうち両者が別れる地点へ。
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ちょうど分岐点に踏み切りがあり、こんな風に両方を眺めることができます。
真ん中の道は、この先にある民家へ行くためだけの道。

この分岐点を過ぎて線路沿いをずっと行くと、すぐに次の駅が現れます。
と言っても、出た場所は駅舎と反対側。
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三連休でもやっている学校はあるようで、ホーム上は学生でいっぱいでした。
というわけで到着した駅は武州唐沢駅。
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時刻は12:16、越生駅から1.5km。

昼スタートで日が落ちるまで時間が短いですが、のんびり行きましょう。
(つづく)
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在宅勤務 [ネタ]

このご時世、在宅勤務がにわかに叫ばれています。
急に言われても無理だという皆さん、ここで仕事をしましょう。全員で「在宅」勤務ができますよ。
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いろんな地名があるもんです・・・
ちなみにこの「在宅」バス停は茨城県土浦市にあり、土浦駅から筑波山口・下妻駅方面の関東鉄道バスに乗って10分足らずのところです。
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