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京急沿線徒歩の旅(横浜―泉岳寺編)(3) [鉄道沿線徒歩の旅]

(前回からのつづき)

花月園前駅の近くには、昔のまま取り残されたようなたたずまいで有名な、JR鶴見線の国道駅があります。
kokudo.jpg
国道との交差部にあるから国道。京急の産業道路駅と似たような名付け方ですね。
駅の中ばかり注目されますが、その前後の高架橋もなかなかのもの。
turumiL.jpg
ぴったり建物がはまり込んでいます。別建てなのか一体化しているのかよくわかりません。

ここから旧東海道をまっすぐ北へ歩いていくと、京急鶴見駅に到着。
tsurumi.jpg
時刻は10:40、横浜駅から6.9km。
向かい側にはJRの鶴見駅があります。

ここから電車は鶴見川を越えます。
turumiR.jpg
青い空に赤い電車はよく映えます。
鶴見川はそこそこの主要河川なのに、ここに川崎市との境が設定されることはなく、横浜市鶴見区のまま。鶴見川の左岸がなぜ川崎市にならなかったのか不思議です。

というわけで、まだ鶴見区なので、駅も鶴見市場駅。
ichiba.jpg
時刻は11:13、横浜駅から8.4kmです。
ちなみにこの鶴見―鶴見市場間1.5kmは、横浜―泉岳寺間では最も駅間が長い区間です。多摩川越えより長いです。

線路沿いを歩き続け、次の駅に近づくと、こんなレトロな商店街が。
shopping.jpg
八丁畷(はっちょうなわて)ショッピングセンター。アーケードではなく、南武線(浜川崎支線)の高架下が商店街になっています。
商店街の名前になっている八丁畷駅はすぐそこ。
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時刻は11:27、横浜駅から9.1km。
八丁畷は京急の駅のイメージがありますが、跨線橋に南武線(浜川崎支線)の駅があります。駅構内の跨線橋がそのままホームになっているのは結構珍しい構造です。
階段上がったらこの光景↓
JRnawate.jpg

八丁畷駅を出て、線路沿いの道を探しているとこんな光景が。
low.jpg
高さ制限1.8mの低い道。まぁ、もっと低い道もありますが、これでも十分低いです。自分の身長から言って理論的にはそのまま通れるのですが、どうしても反射的に身をかがめたくなる低さです。でも地元の人は自転車で難なく通過。慣れですね。

大通りに出ると、急に景色が開けます。
nissin.jpg
ここまで来れば、川崎駅はもう少し。
kawasaki.jpg
時刻は11:49、横浜駅から10.4km。
京急の快特なら7分で着く距離を、3時間以上かけて歩いてきました。
ちょうどお昼なので、ここで昼ご飯にしてから再出発します。

(つづく)
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京急沿線徒歩の旅(横浜―泉岳寺編)(2) [鉄道沿線徒歩の旅]

(前回からのつづき)

子安の次は京急新子安。
n_koyasu.jpg
時刻は9:44、横浜から3.9km。
隣にJRの新子安駅があり、さらに駅の上を高架橋が通っており、そこへつながるランプウェイもあることから、駅前は結構ごちゃごちゃしています。
子安から新子安までの間にいつも気になってる初音ミクの痛車があるのですが、調べてみるとそこそこ有名な人のようなので、写真を載せるのはやめときましょう。

新子安を出て少し行くと、京急では有名なこの踏切。
henjyo.jpg
遍照院(へんじょういん)というお寺の目の前に踏切があり、そこを電車が高速でひっきりなしに通ります。お参りが終わって出てきても、油断していたら大変なことになりそうです。

このあたりから、遠くにキリンビールの工場が見えてきます。
kirin.jpg
鶴見区に入り、高速の高架橋と古めかしい高島貨物線の高架橋をくぐると、すぐに横浜市営バスの鶴見営業所。
busdepot.jpg
いかにも昭和らしい、団地の下のバス車庫です。

もう少し行けば、生麦駅に到着。
namamugi.jpg
時刻は10:11、横浜駅から5.3km。
先ほどのバス車庫にあったバス停の名前も生麦ですが、そことは400mほど離れています。

次の駅までは、線路横の細い道を歩きます。
1000kuri.jpg
目の前を京急の誇る快特が通過していきます。さすが路地裏の超特急。
ということですぐに次の花月園前に到着。
kagetsu.jpg
時刻は10:23、横浜駅から6.1km。
花月園って何だろうと思って調べると、昔の遊園地のようですね。
閉園後競輪場となり、それもなくなって現在絶賛再開発中とか。大開発されたら、この駅が急行の停車駅になったりして・・・(この駅も2020年3月に改称され、花月総持寺になる予定です)。

(つづく)
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京急沿線徒歩の旅(横浜―泉岳寺編)(1) [鉄道沿線徒歩の旅]

(こちらからの続き?)

以前、京急線の三浦海岸駅から上大岡駅まで歩いた話をしました(冒頭リンク参照)が、せっかくなのでそのほかの区間も歩いてみようということで、同じ年の秋のとある日、横浜駅にやってきました。
yokohama.jpg
時刻は8:36。今回は品川方面に向けて歩きます。
え、上大岡から横浜までの間はどうするんだって?このあたりはよくふらついているので、あえて歩き通そうという気がしなかったんです。

駅の裏はすぐこんな感じ。
tsukimi.jpg
横浜駅周辺のお店は東側の国道を越えた先か西口側に広がっているので、このあたりは何もありません(そのせいか、塾が集まっている)。

塾の並びを過ぎるとすぐに次の駅、神奈川。
時刻は8:48、横浜駅から0.7km。
kanagawa.jpg
さすが、街中は駅間が狭いです。
この先ずっとJRとつかず離れずなので、今日は京急の本気を感じながら歩くことができるでしょう・・・
keiunji.jpg

たまにはこんな写真を撮りながらのんびり歩いていきます。
1000nrt.jpg

次の駅は仲木戸。
nakakido.jpg
時刻は9:01、横浜駅から1.7km。
JRの東神奈川駅との乗換駅ですが、特急は止まりません。せっかくなら次の神奈川新町じゃなくてこちらに特急を止めればいいのにと思ったりしますが、なにか考えがあるのでしょう。
また、名前が違ってややこしいということからか、2020年の3月に、JRに合わせて「京急東神奈川」に改名されます。

横浜駅からこのあたりまでは沿線に神社や寺が多く、右に左に大小さまざまなお堂が見えます。
なかにはこんなところも。
inari.jpg
参道がガード下な感じのお稲荷さん。木々の緑に赤い電車は映えますね。

すぐに次の神奈川新町駅に到着。
sinmachi.jpg
時刻は9:12、横浜駅から2.2km。
ここは運転上の要となる駅で、横には検車区が併設され、運転手交代や車両交換(表示された行き先の手前で乗り換えさせられるやつ)がよく行われています。
depot.jpg

複雑に入り組む線路を見ながら歩いていると、またすぐ次の駅についてしまいました。
こちらは子安駅。
koyasu.jpg
時刻は9:28、横浜駅から2.9km。駅舎は東海道線と京急の本線に挟まれた谷間のような場所にあります。いったん踏切を越えて駅に入らなければならず、少し面倒な立地です。

ここまで4区間歩いたのにまだ3kmに達していません。さすが都会は駅間距離が短いですね。このくらいの頻度で駅があると歩いていても楽しいもんです。
この調子でサクッと品川まで行っちゃいましょう(!?)

(つづく)
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京急沿線徒歩の旅(5) [鉄道沿線徒歩の旅]

(前回からの続き)

能見台からは、地図上ではぴったり寄り添う道があるように見えるのですが、実際は線路横の崖上を行く道。道だけが上ったり下りたりしています。
なので、次の駅を遠目に見下ろせます。
800.jpg
というわけで、次の駅は京急富岡。
tomioka.jpg
時刻は20:11、三浦海岸から26.8km。
能見台から700mしかなかったりします。

ここからが問題。
電車は富岡を出ると、小さな丘(山?)を越えるためトンネルへ。国道は大きく東へ迂回します。
あまり迂回する気力もないので、線路に近い山越えの道をGoogle先生に尋ね、それに従ってみました。その結果がこちら。
yama.jpg
とんだ山道に迷い込んだもんだ!
とりあえず明かりがないと写真にならないのでかろうじて街灯があるところの写真ですが、この前後は街灯がなく、町明かりも見えないため完全に真っ暗。ライトが標準装備されていないスマホを恨みながら、カメラのストロボ常時発光機能で何とか乗り切りました。
でも、こんな山道なので、山を抜け、町が見えれば景色はきれいです。
yakei.jpg
左下にうっすら架線柱や勾配標などが見えています。

こんな山をクリアし、住宅街を抜けて杉田駅に到着。
sugita.jpg
時刻は20:52、三浦海岸から29.2km。
杉田から次の屛風浦までは、住宅街の中を抜けるだけで、何も写真を撮っていませんでした・・・。
屛風浦駅到着。
byobu.jpg
時刻は21:14、三浦海岸から30.5km。
30km越えましたよ。やったね(!?)。

屛風浦を出ると、線路はまた道路なんか知らないとばかりにトンネルに突っ込んでしまいます。寄り添う道路もないので西へぐるっと回り、丘の上の住宅街への急坂を上り、トンネルの反対側へ向かいます。そこでとうとう・・・
morigaoka.jpg
本日の目的地、上大岡の町明かりが見えました。駅周辺にタワーマンションが建っており、いい目印になります。あそこまで行けば今日はおしまい!(フラグではない)

ということで、そのまま線路沿いの道を行き、何とか上大岡駅に到着。
kamiooka.jpg
時刻は22:00、三浦海岸から32.7kmでした。
大きい駅が終着点だと、なんかほっとします。

この日はここで終了。ただ、せっかくここまで歩いたんだから、ほかの区間も歩いてみたいよねぇ・・・

(つづく・・・?)→続きます!
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京急沿線徒歩の旅(4) [鉄道沿線徒歩の旅]

(前回からの続き)

安針塚駅から海寄りの国道に出てきました。
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ここからは京急線に沿う道がないので、おとなしく国道のトンネルを抜けて歩いていきます。
途中、JR横須賀線と交差。
sukasen.jpg
地図で見ると、横須賀線は三浦半島の東に出たり西に出たりと忙しい路線です。

国道沿いにある京急田浦駅に到着。
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時刻は17:35、三浦海岸から19.0km。
さすが国道をまっすぐ行くと、2.6kmある駅間も40分弱で行けますね。

どんどん暗くなる国道をひたすら北上。
京急田浦から金沢八景は、国道(横須賀街道)とほとんど並行するのでルート取りも簡単です。
yokokai.jpg
でもこんな写真が撮れるほど暗いです。今日の目標地点はまだまだ先ですが。

そんなこんなで次の追浜駅に到着。
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時刻は18:05、三浦海岸から20.7km。
追浜と言えば日産自動車の工場がある街ですが、工場はずっと東の海沿いにあります。
ちなみに、写真が暗いのは駅名が写るようにしたためで、実際はもう少し明るいです。

途中、歩道橋から電車が近くに見えたので撮影。
mutsuura.jpg
電車もですが、右側の道路標識も案外デカいですね。車から見ているとそんなに大きさは感じませんが。

そのまま国道を歩き続けて金沢八景駅に到着。
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時刻は18:32、三浦海岸から22.6km。
明るい時間なら海が見えてきれいなところですが、この日はもう暗くて見えません。
駅前はシーサイドラインの乗り入れ工事の関係で工事中でした。

金沢八景と次の金沢文庫の間には、車両工場や留置線があり、京急の運行の要となっています。
depot.jpg
朝には増結、夜には解結が頻繁に行なえるのも、この施設のおかげですね。

その留置線と工場の間を歩いていくと、そのうち金沢文庫駅に到着します。
bunko.jpg
時刻は18:55、三浦海岸から24.0km。
さっきから暗い暗いばかり言っていますが、暗くなってくると精神的にも暗くなってくるもので、目の前で電車に乗ったらすぐ帰れるよな~なんていう思いもよぎりましたが、もうひと踏ん張りと気を引き締めていきましょう。
でもこのままいくと家に帰るのは非常に遅くなりそうなので、ここで夜ご飯休憩~。

近くの定食屋で夜ご飯を食べ、旅を再開します。
次の駅まではのんびり国道沿い。
yokokai2.jpg
この区間は見事にぴったり国道と京急が寄り添っています。

その両者の高度が離れだしたころ、能見台駅に到着。
nokendai.jpg
時刻は19:55、三浦海岸から26.1km。
ここまで平和に国道を歩いてきましたが、線路が離れだした頃合いでgoogle mapに頼ったことから、この先ちょっぴり大変なことになります。

(つづく)
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京急沿線徒歩の旅(3) [鉄道沿線徒歩の旅]

(前回からの続き)

県立大学駅からそのまま線路近くの道を歩いていくと、こんなものがありました。
akamon.jpg
その名も赤門。都内のどこかの大学で聞いたことあるような気もしますね・・・
説明文によると、「本来このような門を造れるのは上級武士だけだが、この家はこの地の名門なのでそれとは関係なく造ることを許された」的なことが書かれていました。

この先、電車はトンネルの連続で山がちな三浦半島をクリアしていきます。そうなると近くを通る道を探すのも一苦労になってきます。
まずは海側の平坦な道を通って横須賀中央へ。
yokosuka.jpg
時刻は15:03、三浦海岸から13.6km。
駅前に、アニメ「ハイスクール・フリート」のポスターを張りまくった店がありました。
haifuri.jpg
左の店です。このアニメ、そんなに流行ったかなぁ?

ここで少し休憩して、この先の計画を。この先本格的に線路沿いを行く道がなくなるので、GoogleMapを頼りに道を探します。
次の汐入までは山側の大通りを行くことに。山腹にあるトンネルを抜け、坂道を延々と歩き、山側から回り込むようにして汐入駅に到着。
shioiri.jpg
時刻は15:51、三浦海岸から14.3km。

この先も頑張れば線路からそうそう離れずに行けそうなので、住宅街の中へ突入。
ぐるっと回って踏切で線路と交差。
tunnel.jpg
奥にさっきまでいた汐入駅が見えています。この距離で15分かかってるんですよねぇ・・・
そのまま住宅街に入っていくと、だんだん道が怪しくなってきます。
syuuraku.jpg
電車はどこ?(多分その辺の地下)
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ほんとにこの道行くと次の駅に行けるの!?(行く道は左下に見えている細い道)

でもGoogleMapを信じて突き進むと、こんなところに出ました。
birdeye.jpg
なんと線路の真上。すぐそこには駅が見えています。
というわけで、この高低差を下り、次の駅に到着。
逸見駅
hemi.jpg
時刻は16:34、三浦海岸から15.3km。
1km分進むのに40分かかってますね。電車は素晴らしい乗り物だ!

ここから海側を通る国道を歩いてもよかったのですが、もうちょっと頑張ってみます。
谷筋に沿って広がる集落を進んでいくと、急にどでかいトンネルが姿を現します。
zuido.jpg
西逸見吉倉隧道。
通常歩行者・軽車両専用なのにここまで大きいサイズなのは、これが防災用に作られているため。災害があった時に、別の谷筋に逃げれるようになっているそうです。おそらく非常事態には緊急車両が通ることになるのでしょう。
この見事なまでにまっすぐなトンネルを反対に抜けると・・・
zuido2.jpg
反対側の坑口が見えていますが、それより気になるのはトンネルに乗っかっているピンクの建物。
これどこから入るんですかね?それとも某隣の大国風いやがらせ?

入口は昔ながらの集落だったのに対し、こちら側は新興住宅地といういで立ち。
その整備された道路を行くと、また駅の上に出ました。でもここは住民用に駅まで降りるエレベーターがついていたのでありがたく利用させてもらうことに。
道路まで降りて、安針塚駅到着。
anjin.jpg
時刻は16:58、三浦海岸から16.4km。

そろそろブレない写真を撮るのがつらくなってくる時間ですが、まだまだ行きます。
(つづく)
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京急沿線徒歩の旅(2) [鉄道沿線徒歩の旅]

(前回からの続き)

こちらは京急久里浜駅の裏にあるJRの久里浜駅。
JRkuri.jpg
現在時刻は13:10。旅を再開です。

次の北久里浜駅までは2.8kmと、京急で最長の駅間距離になります(同距離はほかにもある)。
京急の工場やらバス車庫があったりやらで、あまり線路沿いを歩けませんが、街中なのでそんなに退屈・・・いや、大通りを歩くのは飽きが来る。
そんな中にもこんな癒し。
jizo.jpg
大事にされてそうなお地蔵さん。防寒対策ばっちりで、行きかう列車や車を見守っています(重装備過ぎて見えてない?)。

線路と道路が寄り添ってくると、ほどなく北久里浜駅。
kitakuri.jpg
時刻は13:45、三浦海岸から9.5km。

次の新大津までは、線路に寄り添う道があるようなので、その道を行きます。
行ってみたらこんな道だったんですが。
2100sngj.jpg
まぁこの旅、そのうち笑えないような道に迷い込みますから、このくらい序の口だったのです。

そんな道を歩いて新大津駅着。
shinootu.jpg
時刻は13:59、三浦海岸から10.4km。駅前が殺風景だったので、遠景の写真で代用・・・

ここから京急線は大きく左にカーブします。
なかなかカーブに沿った線路沿いの道はないもので、こちらは公園や住宅街の中を進みます。
新大津駅近くの大津公園に何やら看板がありました。
otsupark.jpg
この辺は昔、海と陸の境界だったようです。

京急本線が浦賀方面から合流すると、堀ノ内に到着。
horinouti.jpg
時刻は14:18、三浦海岸から11.2km。
無料バスの看板を見ると乗ってみたくなる(笑)

なかなかこの辺は線路沿いを進めませんが、少しでも線路沿いの道があればそこを行きます。
1500ura.jpg
そんな途中にこんな看板。
uragamichi.jpg
「うらが道」「江戸から金沢・田浦・逸見・汐入・深田・大津を経て浦賀へ至る昔の要路」とあります。やはり重要なルートにこうやって鉄道ができるんですね。

若者が増えてきたなと思えば、県立大学駅。別に大学が休みでも周辺には学生が住んでいるから必然的に若者の割合が多くなりますね。
daigaku.jpg
時刻は14:41、三浦海岸から12.4km。
なんかもう日が傾いているように見えますが、まだまだ先は長いです。

~おまけ~
堀ノ内ー県立大学間で見たネコ。
cat.jpg
電車には興味ない?

(つづく)
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京急沿線徒歩の旅(1) [鉄道沿線徒歩の旅]

春の訪れを感じる3月のある日、京急線の三浦海岸駅付近で泊まってよく朝起きると非常に良い天気。
これは何かしないといけないと思い、京急線沿いを歩いて帰ることにしました。
都心部以外はなかなか線路沿いを通る道を見つけるのが困難でしたが、まぁ物は試しでやってみました。

ということで、スタート地点は河津桜の咲き誇る三浦海岸駅。
miura.jpg
中途半端かもしれませんが、わざわざ三崎口までは行きません・・・
駅前で何やら線路にカメラを向けている人がいたので同じ場所で待っていると、
2100blue.jpg
お、なかなかいい感じの写真になりましたね。
では、出発しましょう。時刻は10:36です。
(三浦海岸からの距離は、鉄道の営業キロで示しています)

次の駅までの途中に諏訪神社という、どこにでもありそうな名前の神社があったので、この旅の安全を祈願。
suwa.jpg
一直線に海まで道が伸びています。
20分以上かけて次の駅、津久井浜に到着。
tsukui.jpg
時刻は11:02、三浦海岸駅より1.5km。
さっきの青い電車が三崎口からちょうど戻ってきました。

線路になるべく近い道を歩こうとすると、住宅街をくねくね歩くことになります。
次の駅まではこんなところを。
600msk.jpg
電車は見えますが、結構距離があります。しかも、三浦半島は結構山がちなので、アップダウンもばかになりません。
でもそのおかげで、地形を生かした鉄道写真が撮れるのは魅力でしょう。
2100sngw.jpg

というわけで、次の駅、京急長沢に到着。
nagasawa.jpg
時刻は11:28、三浦海岸から2.7km。
1時間で2駅しか進んでいないけど、1駅が長いせいだからこの後何とでもなるよね・・・?

次は、珍しくローマ字が駅名に入るYRP野比。
YRP.jpg
時刻は11:50、三浦海岸から4.0km。
YRPとは横須賀リサーチパークの略ですが、駅周辺にリサーチしてそうな雰囲気は全くありませんでした。(横須賀リサーチパークは、駅から山のほうに2kmくらい行ったところのようです)

YRP野比を出発してすぐのところ。
1000tksg.jpg
普通の線路沿いの住宅街ですが、ここで前のほうを歩く2人組に気づきました(右下に小さく写っています)。この2人組、津久井浜―京急長沢間でも歩いているのを見たんですが、まさか同じようなことをやろうとしてる?(結局久里浜の手前までは歩いていました・・・)

YRP野比から久里浜の間は、京急線は単線になります。その理由かどうかは知りませんが、この区間は地形が険しいようで、
shiri.jpg
道路も「尻こすり坂」なんて名前がついています。
たしかに長い坂で、電車にとっては急坂です。道路は地形に忠実に坂を下りますが、電車はそんな坂に付き合ってられないので、途中はトンネルでクリアします。
そんな坂を上ってくる電車。
1700msk.jpg

延々坂を下って、久里浜市街地に入り、京急久里浜駅に到着。
kurihama.jpg
時刻は12:38、三浦海岸から6.7kmです。

ちょっと疲れたので、屋上に自動車学校が載っているイオン久里浜店のラウンジで一休みし、旅を再開します。

(つづく)
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東横線沿線徒歩の旅(8) [鉄道沿線徒歩の旅]

(前回からの続き)

この先、東横フラワー緑道は足元の山に吸い込まれていきます。
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そこに存在するのは当然のことながらトンネル。
高島山トンネルです。
takasima.JPG
全長約170m。元線路だけあってまっすぐ横浜駅に向かえるためか、廃線跡という言葉のイメージとは裏腹に結構人通りがあります。
intunnel.JPG
170mのトンネルって、短い部類だとは思いますが、歩いてみるとこれが結構長く感じられる・・・
反対側(横浜側)はこんな感じ。
yokoside.JPG
トンネルから下り坂になっていますが、元は高架線になっていたようです。

ここからちょっと行くと、緑道の終点。
last.JPG
かつてはこの先に高架線路が延びていました。現在は工事中。そのうち横浜駅まで遊歩道として整備されるのでしょうか?

工事現場とビルに囲まれた道を人の流れに流されつつ、東横線の終点、横浜駅に到着。
yokohama.JPG
渋谷から24.2km、時刻は16:26。実に8時間半の旅。
前回の京王線は完歩できなかったので、今回初めて一路線を歩き切ったことになります。満足満足。
あ、みなとみらい線は東横線じゃないので行きませんよ(笑)

さて、今度はどの路線を歩きましょうかねぇ。

(「東横線沿線徒歩の旅」おわり)

東横線沿線徒歩の旅(7) [鉄道沿線徒歩の旅]

(前回からの続き)

妙蓮寺から白楽までの間でもちょっぴり撮り鉄。
tobu9000.JPG
東武のこの車両は、東横線に乗ってもなかなか見かけないかも。

白楽駅は、駅東側周辺だけ異様に盛り上がった地形。
hakuraku.JPG
渋谷から21.4km、時刻は15:24。
盛り上がったところに駅舎を作れば、跨線橋の設置費用が浮かせる。地形をうまく使った駅ですね。

線路沿いを進み、主要道路と交わったところにあるのが東白楽。
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渋谷から22.1km、時刻は15:37。
道路上に駅が張り出しているため、結構な威圧感がありますね。

疲れもたまってきているので、また近くの公園(平川町公園)で休憩。ここからは木々の向こうに、地下に潜っていく電車が見えます。
hirakawa.JPG
東横線はこの先、みなとみらい線と接続する際に地下化されています。
ちょうど地下に潜るところを上から眺められるところもあります。
under.JPG
左の林が平川町公園。奥が渋谷方面です。

この先は地下なので、電車とはお別れですが、地上線時代の土地は東横フラワー緑道という遊歩道として整備されました。
flower.JPG
線路が埋め込まれていて、ここが線路跡だよということを伝えています。
flower2.JPG
現在の東横線はこの真下を走っています。なので、たまに左のような換気口があったり・・・

廃線跡の鉄橋は、撤去されることが多いような気がするのですが、この東横フラワー緑道ではしっかり再利用。
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反町駅前の国道1号線をまたぐ跨道橋は、歩道橋として残っています。
この橋の上から・・・
tammachi.JPG
反町駅です。渋谷から23.3km、時刻は16:06。
疲れていてあまり歩き回りたくなかったこともありますが、なぜかこの駅の入り口を発見できず。たぶんこの駅舎の1階なんでしょうけど、この駅が唯一入口を見ることなく通り過ぎた駅となりました・・・

さて、あと一駅を残すのみとなりましたが、ここで雨がパラパラと。ずっとどんよりした天気だったので、ここにきてついにという感じです。でもこの先は東横線ウォーキングのクライマックスにふさわしい、雨とは無縁の沿線歩きとなります(!?)。

(つづく)
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