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江ノ電沿線徒歩の旅(2)-由比ヶ浜~極楽寺- [鉄道沿線徒歩の旅]

(前回からの続き)

由比ヶ浜駅からは、いったんバス通りに出て西へ進みます。
こちらの通りは鎌倉から長谷寺・鎌倉大仏に向かうメインルートだけあって、人が多いです。
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浴衣を着た人に人力車にと、まぁいい賑わいを見せています。ちなみに奥に見えるのは長谷寺です。

その長谷寺の最寄り駅が長谷駅。
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時刻は16:55、鎌倉駅から1.7km。
あまりの人の多さに、駅名を入れるの忘れてしまいました…
ホームでも踏切でも、電車を撮影する人の姿が。
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鉄道マニアでもない人が撮り鉄に化けるのは、江ノ電とSLくらいなもんでしょうか。

この先、江ノ電は唯一のトンネルに向け坂を登っていきます。
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ちょっとした峠越えの区間です。江の島方面の道路は海岸沿いを行くのですが、こちらは江ノ電沿いを行く旅なので、それに近い峠越えの道を選びます。
その峠にあったのがこちらのお寺。
jyoujyu.jpg
成就院という、ここに来て知ったのですが、アジサイの名所だそうです。
境内からはアジサイ越しに由比ヶ浜の海岸を遠くに見ることができます。
hydra.jpg
そろそろ閉まる時間だったので、運がよかったです。

この峠道を越えると、ちょうど江ノ電の近くに出ます。
そこから見えるのが、江ノ電唯一のトンネル、極楽寺トンネル。
tunnel.jpg
坑門は極楽洞と呼ばれ、開業当時(1907年)からそのままのものだそうです。

そのトンネルを抜けるとすぐに極楽寺駅。
gokuraku.jpg
赤い丸型ポストがいいアクセントになっています。
時刻は17:12、鎌倉駅から2.4km。
え、まだ4分の1?

(つづく)
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江ノ電沿線徒歩の旅(1)-鎌倉~由比ヶ浜- [鉄道沿線徒歩の旅]

言わずと知れた一大観光地の鎌倉―江の島を走るシンボル的な存在の江ノ島電鉄、略して「江ノ電」。見た目は路面電車、全線単線でわずか10kmの小さな路線ですが、観光客が大挙して押し寄せることからいつも混んでいるイメージがあります。
でも10kmなら、混んでいる列車に乗らなくても歩いて楽しめるんじゃない?(江ノ電さん、ごめんなさい)ということで、鎌倉駅から藤沢駅に向けて歩いてみました。

というわけで、鎌倉駅にやってきました。
kamakura.jpg
これから沿線を歩くというのに、すでに時刻は午後4時(16:13)。夏至のころだから日が長いとはいえ、藤沢に着く前にはすでに暗くなっていることでしょう。

にしても鎌倉は、いつ来ても混んでいます。
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ただ、大仏とか鶴岡八幡宮とかしか知らなかったので、このような商店街に人がいっぱいいるとは知りませんでした。

ここを通り抜け、最初の踏切へ。
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中央左に見えるのが江ノ電の鎌倉駅。右にはJRの鎌倉駅が見えています(湘南新宿ラインが停車中)。
続いてこちらは2つ目の踏切。
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特に踏切巡りをするわけじゃありませんが、次々と列車が来る(上下各12分間隔)ので、踏切に来ると撮りたくなるのです…
アジサイの時期ということもあり、行先表示器にはアジサイの絵が表示されています。

江ノ電と言うと、家ぎりぎりを走る光景が有名ですが、ということはつまり並行する道がないということ。たまにはこんな路地に迷い込みます。
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そんな道をGoogle Mapに頼りながら(沿線徒歩の旅を最初にしたとき(こちら)は紙の地図片手にだったっけ)、ようやく1つ目の和田塚駅に到着。
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時刻は16:32、鎌倉駅から0.8km。
たった800mに20分も使ってしまいました。
というのも、江ノ電はどこを撮っても絵になるんですよねぇ。
wada2.jpg
上の写真と反対方向に撮影。

とはいえ、進まねばならないので、次の駅まではサクサク歩きます。
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由比ヶ浜駅に到着。
時刻は16:43、鎌倉駅から1.1km。あれ?時間のわりに進んでいない…
1区間がたった300mとは、さすが江ノ電ですね。

この先も引き続きくねくね歩いていきます。
(つづく)
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東武越生線沿線徒歩の旅(4) [鉄道沿線徒歩の旅]

(前回からのつづき)

西大家駅前の非常に車通りが多くて狭い片側1車線の道の向かい側に、広々とした神社があります。
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國渭地祇神社。「くにいちぎじんじゃ」と読むそうです。「渭」なんてどこで使う字でしょうか?
ここの境内には小さいけれど同じくらいの大きさのお社が点在。場所も特にそろっていないのですが、広場からすべてが見える、神社らしくないと言えば神社らしくない雰囲気の神社です。

冬の太陽は落ちるのが早く、すでに夕方の様相。
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少しでも線路沿いの道があればそこを歩きます。
そして、次の駅、一本松駅。
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時刻は14:53、越生駅から8.1km。

西大家から一本松、そして坂戸の手前までは、線路はまっすぐに進みます。
straight.jpg
ただ、もともと何もないところにまっすぐ線路を通したのか、線路沿いの道はほとんどなく、比較的長く線路沿いを歩けるのは坂戸駅の手前。
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このカーブを曲がると、坂戸駅に到着です。
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時刻は15:39、越生駅から10.9km。
最後の1区間が2.8kmと、線内で最も長い距離でした。

それにしてもこの駅舎、なんかメルヘンチックですね。と思ったら、本当に妖精が住んでいました!?
sakaron.jpg
坂戸市イメージキャラクターの「さかろん」。
”自称”妖精ですが、設定を見ると市役所住み込みで働いているという(ブラック臭・・・)
詳しくはこちらのHPをどうぞ(一瞬びっくりしますが、間違いなく市の公式HPです)。

10.9kmという路線なので、4時間弱で歩けました。半日で歩くにはちょうどいい距離ですね。
たまにはこういう郊外路線を歩くのもいいものです。

(「東武越生線沿線徒歩の旅」おわり)
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東武越生線沿線徒歩の旅(3) [鉄道沿線徒歩の旅]

(前回からのつづき)

武州長瀬駅からから先は線路沿いの適当な道がなく、片側1車線程度の車通りの多い道を行きます。
次の駅までの半分をとうに超えたところにあったこの複雑な交差点。
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ロータリーの真ん中に昔からの道標が取り残されているだけのように見えますが、実際には下図のような配置。
図1.jpg
T字路に一本左下の道(写真の左側外)が付け加わっただけといえばそうなのですが、そのせいで道路標示も複雑になり、ぱっと見戸惑う交差点です(道標が左右の道の真ん中にあるわけでないところがポイント?)。

ここから少し行くと、七福神の一部の石像が祀られているところがあるのですが、鳥居はあるものの後ろはすぐ田んぼ。なんか突拍子もない登場の仕方だなぁと思って横を見ると、
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どう見ても昭和のお菓子屋さんか理美容室かにしか見えない建物に「七福神御参拝等受付」の文字が。まさかこれ本物の神社?しかもこれが社殿?

ここからちょっと行くと川角駅に到着します。
kawakado.jpg
時刻は13:40、越生駅から5.3km。
川角の字の通り、近くを流れる高麗川がこの辺で蛇行しており、電車もすぐに対岸に渡ります。
鉄道橋の近くには歩いて渡れる橋がないので、大きく迂回しなければならないのですが、地図を見ると堰のようなものがあるようなので、その上でも渡れなかと一旦橋とは逆方向の河原へ。
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うん、渡れませんでした。堰の上はしっかり川の水が流れていて、濡れないようにするためには1m間隔くらいで置いてあるテトラポット(上部に吊るす用の鈎付き)を跳んで渡らないといけないという。
無理なので上の写真だけ取って撤収しました(20分のロスタイム)。

おとなしく迂回した先はこの橋。
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森戸橋という橋ですが、見てのとおり激狭の橋。車のすれ違いは不可能なのに、これでいて一方通行ではありません。
しかしこれではアレなので、左に写っている新たな橋が建設中。2020年度中の完成を見込んでいるとのことです。
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もう少し先に行ったところにあった注意標識。

一瞬たりとも線路沿いを歩けず次の駅、西大家駅に到着。
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時刻は14:23、越生駅から6.5km。

残すは2駅です。
(つづく)
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東武越生線沿線徒歩の旅(2) [鉄道沿線徒歩の旅]

(前回からのつづき)

武州唐沢を出ると、電車はすぐ毛呂川を渡って越生町から毛呂山町へ。
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こちらも少し離れた橋を渡ります。

ここには、直通快速なんてのも来るんですね。
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「直通快速 東飯能・飯能」行???
東武鉄道って飯能行くっけ?てかこの「直通快速」のフォント、西のほうで見たことあるような・・・
実はこれ、近くの高校のスクールバスの表示。
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好きな人がいたんでしょうね。
よく見るとこのバス、側面にTOEI BUSと書かれていますが、もちろん都営バスではなく、このあたりが地元の東榮自動車だそうです。

青空のもとをてくてく。
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ちょうど真上に飛行機雲ができていました。

少々歩くと、また駅舎と反対側に到着。
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こちらは東毛呂駅。
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時刻は12:34、越生駅から2.3km。
妙に改札から跨線橋までが遠いですが、駅反対側からホームを見ると、かつてのホームの位置は違っていたような跡があるので、いろんな歴史があるのでしょう(もともとは駅舎からすぐ構内踏切だった?)。

越生線には、いろいろなリバイバルカラーの車両が走っています。
こんなツートンカラーの電車や、
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塗装の途中のようなクリーム色の電車など。
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この記事の最初の写真で橋を渡っている電車は、東武鉄道の標準色です。

ずっと線路沿いを歩いているように見えますが、案外線路沿いは歩けず、迂回を繰り返していると、また駅の反対側に。近くの踏切を渡って駅舎側へ。
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武州長瀬駅です。時刻は12:57、越生駅から3.3km。
ここまで3駅で3.3kmでしたが、この先は4駅で7.6kmと、倍以上あります。しかも、地図を見るとなかなか線路沿いを歩けるところは少なそうですが、頑張って進みましょう。

(つづく)
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東武越生線沿線徒歩の旅(1) [鉄道沿線徒歩の旅]

年明けすぐの三連休。年末年始で旅行したので、中1週間でまた大掛かりな旅に出る気にはなれず、近場で手ごろな旅はないかと考えていたら、近くに乗ったことのない路線がありました。
東武越生線。東武東上線の坂戸駅からJR八高線の越生駅までを結ぶ7区間10.9kmの路線です。すべての列車が線内完結の、まったりとしたローカル線。せっかくなので、この路線を乗りつぶしつつ、全線歩いてみることにしました。

まずは電車に乗って乗りつぶし。越生駅を目指します。
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坂戸駅で東上線から乗り換え、越生線へ。
お昼前の越生行は、終点手前まで来るとこの乗車率。
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大手私鉄らしからぬ旅情です。

約20分で終点の越生駅。
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東武側の東口は、立派な駅になっていました。最近建て替えられる駅はこれと同じようなデザインですね。
一方JR側の西口は昔ながらの木造駅舎。
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どうもこの時から1ヶ月もたたずに解体されたようです。新たに町の交流施設を建てるのだとか。

東武側の東口に戻り、線路沿いの道を坂戸方面に向かって歩き始めます。
時刻は11:54。もうお昼です。
越生駅から南は当分の間東武越生線とJR八高線が並走しています。
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複線に見えますが、それぞれの路線の単線が並んでいるだけ。しかもJR八高線は非電化で、ディーゼルカーが頑張っています。

まっすぐ歩いていくと、そのうち両者が別れる地点へ。
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ちょうど分岐点に踏み切りがあり、こんな風に両方を眺めることができます。
真ん中の道は、この先にある民家へ行くためだけの道。

この分岐点を過ぎて線路沿いをずっと行くと、すぐに次の駅が現れます。
と言っても、出た場所は駅舎と反対側。
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三連休でもやっている学校はあるようで、ホーム上は学生でいっぱいでした。
というわけで到着した駅は武州唐沢駅。
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時刻は12:16、越生駅から1.5km。

昼スタートで日が落ちるまで時間が短いですが、のんびり行きましょう。
(つづく)
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京急沿線徒歩の旅(横浜―泉岳寺編)(7) [鉄道沿線徒歩の旅]

(前回からのつづき)

青物横丁から横にそれて向かったのは品川シーサイド駅方面。
イオンや飲食店が多く立ち並んでいるシーサイドフォレストの一角で行われていたこのイベント。
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急成長したものの、現在(2020年)衰退していると言われるなどいろいろ忙しい、いきなりステーキのギネス記録挑戦イベント。1店舗1日で1000食が目標だそうで、お値段がイベント価格だったので寄ってきました。
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店員(というより社員?)も特製のジャンパーを着こみ、大盛り上がり。ゲームをしながら2時間ほど並んでました…。
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店内では、ギネスの審査員と思われる人が焼きあがる肉を真剣に見つめていました。
この挑戦は成功したようで、後日参加者あてに認定証の電子版ダウンロードURLが解放されていました。それによると、この日を含め24時間で1734食だったとか。

この後、横のイオンのラウンジで休憩し、品川行の無料バスに乗りたいなぁという衝動を抑え、青物横丁駅に戻ってきました。
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時刻は18:43。すでに真っ暗です。実に3時間以上経過していました。

あとは真っ暗な中を歩きます。
真っ暗なので、駅名標を写そうとすると周りが真っ暗になってしまう…
新馬場駅。
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時刻は19:00、横浜駅から20.8km。

ここから線路は地上に降りてきます。
そして、降りてきたところにあるのが北品川駅。
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時刻は19:07、横浜駅から21.5km。
品川駅より南にあるのに北品川駅とよく言われる駅です。しかし、地名で見ると今歩いてきた青物横丁~新馬場あたりが南品川、新馬場~北品川あたりが北品川であり、そもそも品川駅が品川にないというのはこの筋では有名な話。

北品川~品川間には、開かずの踏切かついい撮影スポットとして有名な踏切があります。
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まぁ、夜なのでこんな写真にはなりますが、これはこれでいい感じ。
この踏切を過ぎると線路はJRの路線群を越えていきます。こちらも京急と一緒にJRの線路の反対側へ。この跨線橋から撮った写真がこちら。
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たぶんE235系の山手線ですね。LEDは点滅しているというのがよくわかる画像です(笑)。

このまま品川駅への狭い歩道を歩き、品川駅へ。
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時刻は19:30、横浜駅から22.2km。
やったー着いたーと思いたくなりますが、京急本線の起点は都営地下鉄浅草線に接続する泉岳寺駅。しっかり最後まで歩きましょう。

ということで、まったく人通りのない大通りを北へ向けて歩き、ついに泉岳寺駅に到着。
sengaku.jpg
時刻は19:44、横浜駅から23.4km。
最後が地下駅というのはどうもパッとしませんが、何はともあれ、これで京急本線の横浜以北を歩きとおしました。

営業キロが23.4kmで、しかも都心だけあって線路に近いところに道があるので、比較的短い時間で歩くことができました(寄り道時間が長いですが)。これくらいが楽しむのにはちょうどいい距離かもです。

(京急沿線徒歩の旅(横浜―泉岳寺編)おわり)
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京急沿線徒歩の旅(横浜―泉岳寺編)(6) [鉄道沿線徒歩の旅]

(前回からのつづき)

平和島の次は大森海岸駅。
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時刻は14:37、横浜駅から17.4km。

この先国道をまたぎ、ビルの間に突っ込むように線路はのびています。
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線路がこのようなルートを取ると、悩むのが沿線徒歩旅のルート。右から攻めるか左から攻めるか、この写真を撮った歩道橋の上で悩んだ挙句、大通りを通らない右側ルートを選択。歩道橋を反対側にわたります。
そこにあったのがこちら。
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鈴ヶ森刑場跡。要は処刑場です。江戸時代、ここで火あぶりやら磔やらの処刑が行われていたそうで…。

この先、裏道のようなところを歩いていくと、なぜか現れたのは坂本龍馬。
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坂本龍馬といえば、高知県のイメージです。なのになぜここに坂本龍馬?(しかも「品川龍馬会」というのぼりまであるし)。説明版に書かれている文章によると、坂本龍馬は黒船来航時に警備のために動員された武士の一人としてこの近くに来ており、黒船を見たことがこの後の活躍の礎になったのようなことが書かれていました。なるほどそういうことでしたか。

この像があるのは立会川駅の近くです。
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時刻は15:02、横浜駅から18.7km。

寄り添う道がないので、また大通りを歩き次の駅へ。
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鮫洲駅。時刻は15:14、横浜駅から19.5km。

ここから品川方面を見ると、大きくカーブしていく電車が見れます。
1000.jpg
そしてそのカーブの先がすぐ次の青物横丁駅。
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時刻は15:21、横浜駅から20.0km。なんと鮫洲―青物横丁間は500mしかないのでした。

この先も北上するのですが、ここまで延々歩き続けてきたので、がっつりしたものを食べに行こうと、ちょっと寄り道。とあるイベントに顔を出します。

(つづく)
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京急沿線徒歩の旅(横浜―泉岳寺編)(5) [鉄道沿線徒歩の旅]

(前回からのつづき)

蒲田から先もずっと高架沿いを歩きます。
蒲田を出ると、途中大通りと京急の線路の間にこんな公園が現れます。
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聖蹟蒲田梅屋敷公園。かつてこのあたりは梅で有名だったらしく、それを見るためのお屋敷がいくつもあったそうです。聖蹟とは、天皇の行幸地、つまり天皇が立ち寄ったところ。有名どころでは京王線の聖蹟桜ヶ丘なんかがありますね(→この時行ってます)。

ということで、次の駅は梅屋敷。
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時刻は14:01、横浜駅から15.0km。
駅前の商店街のゲートも、名前にちなんでお屋敷風です。
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線路と1区画離れた国道を歩いています。
道路の拡幅工事でもしようとしたのか、新しい神社がずいぶんと後ろに下がって建てられています。
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まぁ、これぐらいしか見るところもなく次の大森町駅に到着。
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時刻は14:10、横浜駅から15.7km。

ずっと高架沿いを歩いていくと、今度こそ特に何も見るところなく、次の駅についてしまいました。
ボートレースくらいしか思いつかない平和島駅です。
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時刻は14:22、横浜駅から16.5km。
まだまだひたすら歩きます。

(つづく)
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京急沿線徒歩の旅(横浜―泉岳寺編)(4) [鉄道沿線徒歩の旅]

(前回からのつづき)

川崎からは大師線が分岐しています。大師線は地上を走りますが、今日追いかける本線はこの先高架区間になり、多摩川を渡ります。
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大師線踏切より京急本線を見る。青空に白い都営5300形も映えますね。
多摩川を越えるため、こちらはいったん大師線沿いを迂回し、国道15号(第一京浜)へ。
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大師線をまたいで橋を渡ります。遠くに本線が見えています。

橋の上でついに東京都!
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この橋(六郷橋)と京急線の線路の間の河川敷はゴルフ練習場になっていて、休日のこの日は大勢のゴルファーでにぎわっていました。
golf.jpg
こう見るとなかなか圧巻ですね。電車のほうまで飛んでいかないのかしら・・・。

次の六郷土手駅は、まさに六郷にある土手の上にある駅。
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時刻は12:49、横浜駅から11.6km。
本当に土手に作られているので、土手と平地の高低差をうまく生かした駅のつくりです。

この先はこの高さ利用し、そのまま高架線へ続きます。電車が見えなくなるのはちょっと寂しいところ。
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高架沿いをずっと行くと、次の雑色駅に到着。
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時刻は13:05、横浜駅から12.8km。
なんか飾り気のないのっぺりした駅です。駅前には商店街があったのですが、それがこちら。
elephant.jpg
「ぞうしき」なので、ゾウがマスコットのようですね(そのまま)。

ずっと高架は続き、そのまま要塞の壁へ・・・
次の駅は、かの有名な(?)京急蒲田。
kamata.jpg
時刻は13:29、横浜駅から14.2km。
壁のようにそびえたつ姿、構内配線の複雑さから、蒲田要塞との異名を付けられています。
駅の真ん中から分岐する空港線、同じ方面の列車が別の階から発車する初見殺し、都心の私鉄に似合わず切り欠きホームから出発する列車など、要塞の名にふさわしい運用を見せてくれます。さすが京急。

今回は空港線はスルーし、この先もまっすぐ本線を北上します。

(つづく)
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