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北部九州鉄道乗りつぶしの旅(11)~西鉄・水都~ [旅行(九州)]

(前回からの続き)

太宰府駅に戻ってきました。
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駅前にできている行列は、福岡行のバス待ちの人々。乗り換えなしで行けるのが魅力とあって、すごい人です。
でもこちらは迷わずホームへ。
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二日市乗り換えで天神まで西鉄電車で向かいます。
ここまで、大宰府政庁や太宰府天満宮などを見てきましたが、「だざいふ」の字の違いには気づきましたでしょうか?基本的には「太宰府」が用いられるのですが(市名、駅名、天満宮など)、かつての役場である大宰府政庁については「大宰府」と書くのだそうです。
詳しくは太宰府市のHP(こちら)に載っているのでどうぞ。

二日市駅で福岡天神行の特急に乗り換えですが、やってきた列車がこちら。
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観光列車の「水都」です。
最初に乗った西鉄電車(こちらの記事)と車両は同じですが、外装が異なったり車内に展示スペースがあったりといった違いがあります。
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各車両異なるコンセプトで色分けされています。
展示スペースはこんな感じ。
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ちゃんとケースに入っているので、抜刀できませんのでご安心を…
先頭車両も特別な色にラッピングされていました。
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金色かと思いますが、正しくは「木蘭色(もくらんじき)」という色だそうです。

15分とちょっとで福岡天神に到着。
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天神が西鉄のターミナル駅。博多駅とは地下鉄で2駅離れていますが、どちらかというとこちらが町の中心地のようです。

地下鉄で博多に移動し、早々とホテルにチェックイン。いったん荷物を置いて身軽になります。
で、泊まったホテルがデュークスホテル博多というビジネスホテルなのですが、内装がなかなかおしゃれな英国調だったのでご紹介。
ロビー
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エレベーターホール
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客室
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確かに客室を見るとビジネスホテルなのですが、内装を変えるだけで結構雰囲気変わるものですね。

この後、夜も乗りつぶしの旅は続きます。

(つづく)
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北部九州鉄道乗りつぶしの旅(10)~太宰府~ [旅行(九州)]

(前回からの続き)

大宰府政庁跡から太宰府天満宮までは少し距離があるのでバスに乗ります。
ここから太宰府駅までは、コミュニティバスと、博多・福岡空港から直行してくる高速バスがありますが、今回は後者。
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この区間はなんとこのバスに100円で乗れます。当時毎時4~5本走っていたにもかかわらずほぼ満席。さすが福岡を代表する観光地です。

駅から参道に入るとこんな感じ。
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両手にお店が並ぶ道に、鳥居が並んでいます。
このお店の中にはこんなのも。
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みんな知ってるStarbucks。
景観に配慮しつつも奇抜なデザインで、写真を撮る人も多かったです。

お店が途切れた先には…
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ようやくやってきました太宰府。いい天気の日だったこともあり、もう16時過ぎというのにたくさんの人がいます。
さすが全国の天満宮の総本宮ということもあり、境内も広々。
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手水舎もこの広さ。
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これはもう池ですね。
この水をためている石は一枚岩というからまたスケールの大きい話です。

どんどん進み楼門をくぐって本殿へ。
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さすがに人が多いですね。

天満宮といえば、牛の像。
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ひっきりなしに撫でに来る人がいるので、人が写らないように写真を撮るのは一苦労です。
天満宮に牛の像があるのは諸説あるようですが、菅原道真が丑年生まれということも一つの理由だそうです。

さて、帰りは名物「梅が枝餅」を食べながら駅に戻りましょう。
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参道にいくつかお店があり、これは130円也。梅の焼き印が入っていますが、中身に梅が入っているわけではない、普通の餡餅です。目の前で焼いているので、焼き立てが食べれます。

次回はようやく鉄道の旅に戻ります。

(つづく)
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北部九州鉄道乗りつぶしの旅(9)~令和の里~ [旅行(九州)]

(前回からのつづき)

宮の陣駅から北へ向かい、西鉄二日市で普通列車に乗り換え降り立ったのはこの駅。
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都府楼前駅です。駅名標に小さく副駅名が書いてありますが、それが今回の目的。
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副駅名は「令和の里」。元号の「令和」の由来となった地なので、この副駅名が付いたほか、駅舎の看板も架け替えられ、入口には撮影スポットまでありました。

ここからその令和ゆかりの地まで歩きます。だいたい1kmちょっとです。
途中にはこんな勉強のできそうな名前の中学校が。
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学業院中学校。私立かと思ったら、太宰府市立の学校でした。大宰府政庁にあった役人養成学校の別名「学業院」から取った名前とのことです(学業院中学校HPより)。

案内に従って大宰府跡の一角を抜けると、そこには小さな神社が。
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坂本八幡宮。ここが令和の名の由来となった神社です。
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「初春の令月にして 気淑(よ)く風和(な)ぎ 梅は鏡前の粉を披(ひら)き 蘭は珮後(はいご)の香を薫ず」(万葉集「梅花の歌」 大伴旅人)
ここから取って令和だそうです。この句が読まれたのが1300年前のこの地だったそうです。
え、句の意味?ご自身で調べてください(^^;)
境内には、こんな撮影スポットも。
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だれでも「令和」発表の会見ができますね。

この坂本八幡宮は、大宰府跡の端にあります。
その大宰府跡はこちら。
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非常に広大な広場になっていて、地元のいい遊び場になっていました。
ちなみに、駅名の「都府楼」は、大宰府政庁の別名です。

次回は太宰府天満宮を観光します。

~おまけ~
西鉄で通った、変わった読みの駅名。
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「朝倉街道」
街道の読みが濁って「がいどう」になるのは初めて見ました。
九州特有?

(つづく)
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北部九州鉄道乗りつぶしの旅(8)~甘木鉄道と西鉄甘木線~ [旅行(九州)]

(前回からの続き)

西鉄の小郡駅付近を高架で越える鉄道があります。
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第三セクターの甘木鉄道です。JRの基山駅から西鉄の小郡を通り、朝倉市の甘木まで結ぶ路線です。

まずは甘木方面へ。列車がまっすぐな線路をやってきました。
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よく見ると隣の駅も見えており、隣の駅を発車してからここに到着するまでノーカットで見ることができます(だからなんだという話ですが)。
ここ小郡から、JR基山駅まで、2つの路線に挟まれているところだから栄えているのかなぁと思ったらそんなことはなく、田園風景や工場地帯が広がります。

こちらが基山駅。
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よくあるJRの駅の片隅を借りるような配置です。第三セクターは元国鉄の路線が多いので当然と言えば当然で、甘木鉄道は元国鉄甘木線です。

反対側の終点甘木駅は、その当時からの駅舎で営業しています。
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上の写真に写っている子供の描いた絵も、当時のもののようです。
ここまで来るのに、結構な人数が乗っていましたが、途中の太刀洗駅近くにキリンビール福岡工場があり、そこでイベントがあったようです。

甘木にはもう1本、別の路線が来ています。それがこちら。
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西鉄の甘木線です。
道路ギリギリに設置されており、なんかぶつ切りになった感じの駅ですね(特にこの先まで線路が延びていたということはなさそうです)。

甘木鉄道は甘木から西へ走りますが、西鉄甘木線は南へ。
久留米の少し手前(北)の宮の陣駅が天神大牟田線との接続駅です。
その一つ手前の駅が、一時期話題になった駅。
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五郎丸駅。ラグビーで一時期有名になりましたよね。

甘木から30分ちょっとで宮の陣へ。
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ここから最新の9000形で天神大牟田線を北上し、この時話題の場所へ向かいます。

(つづく)
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北部九州鉄道乗りつぶしの旅(7)~はじめての西鉄~ [旅行(九州)]

(前回からのつづき)

長洲港の近くにあるお弁当屋さんで唐揚げ弁当を購入し、一路長洲駅を歩いて目指します。約1.6kmあり、下手すると30分くらいかかる距離です。長洲港着が10:40、長洲駅発が11:23。この43分の間にお弁当を買い、駅まで歩き、お弁当を食べ終わらねばなりません。

お弁当屋を出たのが10:50、そこから頑張って歩き、11:10に長洲駅に着きました。20分で到着。早歩きは暑かったです。
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鉄道模型の基本の形のような駅ですね。
長洲町は金魚が有名な町らしく、駅前やホームにでっかい金魚のオブジェがあります。
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さて、残り約10分でお弁当タイムです。
長洲港まえの「おふくろ弁当」で購入した唐揚げ弁当。
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こちらで550円です。でっかい唐揚げがゴロゴロ入っていて、しかもしっかり味がついているので少々冷めても柔らかくておいしいです。

電車のライトが見えてきたころにようやく食べ終わり、JRの普通列車に乗車。
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10分ちょっとで大牟田に到着です。
ここ大牟田はもう福岡県。これから福岡を代表する鉄道に乗車します。

乗り場はこちら。
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左の青いところが駅です。公衆トイレではありません(失礼)。
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中で改札が別れていて、右がJR、左がこれから乗る西日本鉄道(西鉄)です。
西鉄は、福岡の天神からここ大牟田を結ぶ九州唯一の大手私鉄。そのほかに支線が何本か存在します。また、福岡市内の道路をバスで埋め尽くす会社としても有名ですね(笑)。
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ちょうど特急がいたので乗車します。

今回が初めての西鉄乗車。九州には20回くらいは来ているはずなのに、毎回JRばかりなので縁がありませんでした。天神じゃなくて博多につながっていたら使うことはあったかも。
初めてなので車内の様子も新鮮。
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車端部にモニターがあるのは初めて見ました。

途中の花畑駅はホームがお花畑に。
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こちらは「花畑」駅、秩父鉄道は「御花畑」駅ですね。

久留米で普通に乗り換え、大牟田から45分で山口県…じゃなかった福岡県の小郡に到着。
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ここから3セクを乗りつぶしに行きます。

(つづく)
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北部九州鉄道乗りつぶしの旅(6)~有明フェリー~ [旅行(九州)]

(前回からのつづき)

多比良駅で下車し、抜け道です。
ここ多比良駅にはこんなモニュメントが。
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「サッカーの町くにみ」
多比良駅のある旧国見町(現雲仙市)は、高校サッカーで有名な国見高校がある町で、そのためかこんなモニュメントがあります。
街中にもサッカーボールを模した街灯があったりします。
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ここから歩いて約10分、やってきたのはこちら。
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イオンの看板が目立ちますが、イオンではありません。有明フェリーの多比良港です。てか、イオンモールにフェリー航送で行くという発想がなかった(普通自動車なら3000円以内で行ける)。
ここから熊本県へフェリーが出ており、これでショートカットしようということです。熊本県の長洲港まで45分450円。今回使っているフリーきっぷ「旅名人の九州満喫きっぷ」では乗れませんが、お手頃に有明海を渡ることができます。

出航まで時間があったので、港の前にある公園へ寄り道。そこにこんな銅像がありました。
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文明堂創始者の中川安五郎の銅像です。旧国見町域の出身のようで、日本各地にある文明堂は現在会社は違えどルーツは全てここです。なんか恰好が中国風?

さて、今回乗るフェリーはこちら。
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名前は「有明みらい」。なんかそんな名前の萌えキャラが出てきそうな名前です。
船内はふつうのフェリーで、前向きの座席やソファーシートがあったりといった構成。
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徒歩乗船が最初なので人のいない船内が撮れますが、この後小学校の修学旅行が乗り込んできてにぎやかになります。

というわけで、多比良港を出港。
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せっかくなので、甲板上から景色を眺めます。
狭い湾内とはいえ、陸地がはっきり見えるのは出航直後と入港直前。なので次の写真はもう入港時の長洲港です…
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45分で長洲港に到着。
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折れそうな建物…
何はともあれ、熊本県に上陸です。最寄り駅までは徒歩なのですが、この先時間的にお昼の調達が難しいので、港近くでお昼ご飯を調達してから駅に向かいます。

(つづく)
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北部九州鉄道乗りつぶしの旅(5)~島原鉄道~ [旅行(九州)]

(前回からの続き)

おはようございます。
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諫早駅前の諫早ステーションホテルに宿泊し、本日は島原鉄道で出発します。
この諫早ステーションホテルは、島原鉄道が経営しているホテルのため、しっかりフロントに島原鉄道の時刻表が置いてありました。

こちらから列車に乗車。
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新しい駅だけあって、洗練されたデザイン。
列車はこちら。
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2500形の1両。昨日(こちら)乗ったJRのキハ125と同一設計のようで、よく似ています。

車窓は田んぼや海など、いかにもローカル線な景色。
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遠くに見えるのは諫早湾干拓の堤防ですね。
島原半島をぐるっと回るように走るこの路線は、海沿いを走ることもしばしば。
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なんならこんなに海に近い駅もあります。
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大三東と書いて「おおみさき」と読みます。

島原半島といえば、内陸にそびえるのが雲仙岳
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海ばかりに気を取られていましたが、終点に近づくと間近に見ることができます。
島原駅からもこんな感じに。
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山の手前に見えるお城は島原城。島原駅もそれを模しています。

列車の終点は、島原駅からもう少し行った島原外港改め島原港駅。
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かつてはこの先約35km、加津佐まで路線が伸びていました。普賢岳噴火の災害復旧でせっかく復旧させたと思ったら、10年そこそこで廃止という…
ところで、上の写真を見るとわかりますが、いつの間にか3両になっています。
一つ手前の島原船津駅が車両基地がある拠点となっているのですが、そこで2両増結(締切扱い)していました。
なんで終点目前で増結したかというと、しまてつカフェトレインという、近年流行りのレストラン列車用の2両を諫早駅に送り込むためでした。配線の都合で下り列車に増結したのかな。

島原港から熊本や大牟田にフェリーや高速船が出ているので、そちらに抜けるのもありですが、熊本へ行くと時間がかかるのと、大牟田行は運賃がお高いので、いったん引き返します。
折り返し列車に乗ってやってきたのは多比良駅。多比良で「たいら」です。
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諫早まで戻るとまた時間がかかりすぎる(片道約1時間半)ので、途中で降りたわけ。島原鉄道の旅はここまでにして、抜け道を使います。

(つづく)
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北部九州鉄道乗りつぶしの旅(4)~諫早へ~ [旅行(九州)]

(前回からの続き)

佐世保といえば…ということで、目星をつけていた駅構内のこちらのお店。
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佐世保バーガーで唯一改札内から買える店、LOG KITです。
ハンバーガーを列車に持ち込むのも勇気がいりますが、せっかくなので全部乗せのスペシャルバーガー(税抜980円也)を買い込み次の列車へ。

乗車するのは、キハ66・67の大村線普通列車。
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2021年6月に運用終了しましたが、その前に乗っておきたかったというわけ。外面は普通の国鉄型気動車ですが、車内が当初から転換クロスシートという豪華仕様。
ただ、混雑時間に投入するといろいろ問題もありまして…
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ワンマン運転を想定していない設計のせいか、ラッシュ時にワンマン運転をすると前の車両に人が集まってしまい、なかなか乗り切れないことに。後ろはこの写真のようにまだ空いているんですが、通路が狭いために、すぐ降りる人は後ろの方に行ってしまうと下手すると降車駅で前から降りれなくなる可能性があります。そのため後ろに行けばいいじゃんということにもならず結局5分ほど遅延していました。

さて、大村線は海沿いを走る区間もあるのですが、すでに暗いので食事タイム。先ほどのハンバーガーを食します。
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980円という、某大手ハンバーガーチェーンの最安ハンバーガーの10倍ほどと、なかなかのお値段するこのハンバーガーですが、その大きさはなかなかのもの。比較に今回の切符(横幅12cm)を置いてみたのですが、余裕でそれより大きいですね。
断面はこんな感じ。
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肉・ベーコン・たまご・レタスなどがぎっしり。

約1時間半で、諫早に到着。
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各方面の列車が集結していました。
この時間は非常に賑やかで、19:32に乗ってきた列車が到着すると(左)、19:35に長崎からの普通小長井行(中)と長崎行特急かもめ(写っていない後ろ側)が到着、そのかもめが発車すると、後を追うように19:39に現川経由(新線経由)長崎行普通が到着。ホームで待っている人の大半が乗り込んでいる頃に長崎から博多行特急かもめ(右)が到着し、19:40にこの両者が発車。19:47に小長井行がかもめの後を追うように発車し、同時に乗ってきた列車は長与回り(旧線経由)で長崎へ向かうという、4線をフル活用したダイヤです。なかなかに壮観。

さてその諫早駅ですが、新幹線の開業を見据えて、新駅舎になっていました。
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まだ半分しかできていませんでしたが、近代的な建物に生まれ変わっていました(前の駅舎、実際には見たことないけど)。

この日は諫早駅前に宿泊。翌日も朝から乗り鉄なので、夜のうちに市内をちょっと見ておきましょう。
ということでやってきたのは、諫早名物眼鏡橋。
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長崎市にも眼鏡橋がありますが、あちらは橋の通路が2径間まとめたアーチ状、こちらは2径間がそれぞれアーチ状になっているという違いがあります。ちなみにこの橋は元あったところから公園内に移設されています。
そしてもう一か所訪れたのがこちら。
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ノーベル化学賞受賞者の下村先生の像です。諫早高校の門の前にあり、ここに戦時中の疎開時に在籍していたことから銅像が建てられています。せっかくなら業績(蛍光タンパクGFPの発見)をたたえて、手に持っているチューブが光ると面白いんだけど(笑)。

この日は諫早高校近くの島原鉄道本諫早駅から、一区間だけ走る諫早行に乗ってホテルへ戻り終了。
翌日は島原鉄道でスタートします。

(つづく)
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北部九州鉄道乗りつぶしの旅(3)~松浦鉄道~ [旅行(九州)]

(前回からの続き)

伊万里駅の連絡通路を越えて、乗車するのは松浦鉄道。
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昔車両だけは見たことあったのですが、乗車は初めて。すでに車両は新しいものに置き換えられていました。
車内はこんな感じ。
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松浦鉄道は、有田から伊万里、松浦と海岸線をぐるっと回って佐世保まで行く93.8kmの路線。全て伊万里で運転系統は分かれていますが、全線乗り通すと3時間かかる乗りごたえのある路線です。
伊万里は途中駅なので、いったん片方の終点、有田へ向かいます。

有田駅までは約25分。
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ここも駅名が磁器に記されており、焼き物の街をアピールしています。
有田の街中にも磁器が鎮座しています。
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ちなみにここは焼き物で有名な佐賀県の有田(ありた)。有田みかんで有名な有田は「ありだ」と読み和歌山県なのでお間違いなきよう…

30分くらいの滞在で伊万里に戻り、さらに佐世保行に乗車します。
こちらは一部海沿いを走ります。
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そして、約1時間乗ったところで途中下車。
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ここは、鉄道好きならだれでも知っている、日本最西端の駅、たびら平戸口です。
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まぁ、沖縄のゆいレールの開業で、最西端と最南端は全部持っていかれたんですが、普通鉄道なら今もここが最西端です(ゆいレールはモノレールなので)。
駅も昔から最西端をアピールしています。
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ちなみに、駅舎内には松浦鉄道を紹介するコーナーもあるので、待ち時間に覗いてみるのもいいでしょう。

1日数本あるたびら平戸口駅始発の列車に乗り込み、終点佐世保へ向かいます。
もう一つ松浦鉄道にある有名な鉄スポットといえばこちら。
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でっかく「中佐世保」と書いてありますが、今いる駅は佐世保中央駅。中佐世保-佐世保中央間は路面電車を除き、日本で一番駅間距離が短いところです。その距離たった200m。もともと国鉄松浦線として開業した時は佐世保中央駅はなかったものの、松浦鉄道になってから駅を増やす一環でより商店街に近い佐世保中央駅を国道の反対側に設置したためこうなったようです。よく中佐世保駅が廃止にならなかったものだ…
ちなみに写真のとおり、近いからと言って線路がまっすぐでないので、隣の駅を見通すことはできません。

そのまま乗り続け、終点の佐世保に到着。
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暗くなってきましたが、ここでは泊まらず、翌日に備えてもう少し進みます。

(つづく)
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北部九州鉄道乗りつぶしの旅(2)~海沿いを行く地下鉄-筑肥線ほぼ全車種に乗る(2)~ [旅行(九州)]

(前回からの続き)

東唐津駅から徒歩10分ほど、そこの交差点の名前がこちら。
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「東経130度」交差点。
ちょうどこの場所が東経130度なので、こんな名前になりました。
それをアピールするためか、すぐ横の唐津東中・高校の敷地にはモニュメントも存在し、
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駐車場にはしっかり東経130度の線が引かれていました。
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そして、せっかくなので近くにある交番も東経130度にしちゃえということなのか、
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「東経130度交番」などという銘板が掲げられていました(正式には左にあるように、鏡交番です。鏡地区なので鏡交番です。ちょっと変わった地名)。

東唐津駅に戻ってきました。この川を越えて先へ進みます。
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次にやってきたのは303系。
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これで2つ先の唐津へ。

そして、唐津では数分で、筑肥線の西側区間へ行くこちらの列車に乗り換えです。
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キハ125系の1両編成。
ここから伊万里までの路線は、同じ筑肥線でも日中2~3時間間隔のザ・ローカル線な路線になります。
ど派手な外観に対し、車内は黒基調の落ち着いた雰囲気。
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ちょっと暗いかな?
何はともあれ、これでほぼ筑肥線の全車種に乗ったはずです。

終点の伊万里駅の駅銘板は、さすが伊万里焼の町だけあって、磁器でできています。
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さて、ここで数分乗り換えなんですが…あれ?乗り換え路線が見当たらない。
以前(結構前です)来たときは、線路こそ分断されていたもののすぐ近くに乗り換え路線があったのですが、いつの間にやら両線の間に道路ができて、駅舎もバラバラ、歩道橋でつながっているという形になったみたいです。これで数分接続とは…

何はともあれ、次回はここから三セクの旅です。

(つづく)
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